プレイレポート
リアル脱出ゲーム「ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出」体験レポート。徐倫やエルメェスらのスタンド能力を駆使し,悪夢からの脱出を目指せ
「ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出」は,東京だけでなく,名古屋(10月26日〜),大阪(11月30日〜),岡山(12月15日〜),仙台(2024年1月26日〜)でも実施が予定されており,順次各都市で開催されていく。
本稿では,10月18日に関係者に向けて実施された内覧会の模様をお届けする。なお,リアル脱出ゲームの謎解きに関わるネタバレ要素は一切記述していないので,安心して読み進めてほしい。
「ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出」公式サイト
本作は,アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを題材に,SCRAPが制作したリアル脱出ゲームの最新作だ。今回は原作コミックでは6部にあたる「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」が題材となっており,最大4人1組のチームでゲームに参加し,会場内に散りばめられたさまざまな謎を解き,ゲームクリアを目指していく。
謎解きに必要なアイテムはすべて会場に用意されているので,参加者は身ひとつで会場に遊びに行って大丈夫だ。
本作を含めた「ジョジョ」シリーズのリアル脱出ゲームで特徴的なのは,参加者全員が作中のスタンド使いのキャラクターになりきり,ロールプレイで謎解きを進行していく点だろう。
今回は第6部「ストーンオーシャン」ということで,参加者は空条徐倫,エルメェス・コステロ,ウェザー・リポート,ナルシソ・アナスイの中から誰を演じるかを選択することになる。
そして謎解きパート中に各人が持つスタンド能力が必要になった際は,それぞれがスタンド発動ポーズを決めつつ,スタンド名を叫ぶことになる。
とこのように書くと,ちょっと恥ずかしい感じがするが,ゲームが始まると会場内のさまざまな場所で「ストーン・フリー!」,「ダイバー・ダウン!」などスタンドを発動する姿&声を見聞きすることになるため,今回参加した筆者と担当編集も躊躇することなくスタンド名を叫ぶことができ,「ジョジョ」シリーズならではのリアル脱出ゲームを楽しめた。
「ジョジョ」ファンとしては,このリアル脱出ゲームでしか体験できないストーリーとオリジナルのスタンド使い「モスキーノ」と徐倫たちの戦いを体験できるのも大きな魅力だ。
本公演の目標は,モスキーノのスタンド,タンジェリン・ドリームが作り出す,夢の世界の刑務所から脱出することが目標となっており,ゲームの導入と謎解き終了後には,アニメの声優陣によるフルボイスでの会話パートが用意されている。
なお,謎が解けず時間切れになってしまった場合でも,すべての謎を解き明かす「解決編」は全員で見られるようになっており,一度の参加で堪能できる作りになっている。リアル脱出ゲームの経験がない「ジョジョ」好きな人が参加しても,十二分に満足できるはずだ。
会場では,公演のほかに,オリジナルグッズやコラボカフェメニューも展開されている(カフェメニューは東京ミステリーサーカス限定)。公演内容を深掘りしたパンフレットも販売されているので,謎解きを楽しめた人はこちらも要チェックだ。各会場でのチケット購入方法,グッズの詳細などはリアル脱出ゲームの公式サイトにまとめられている。参加したい人はこちらも確認しておこう。
リアル脱出ゲーム×アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」
『ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出』公演予定
●東京公演
東京ミステリーサーカス ヒミツキチラボ大ホール
2023年10月19日(木)〜2023年12月10日(日)
●名古屋公演
リアル脱出ゲーム名古屋店
2023年10月26日(木)〜2023年12月17日(日)
●大阪公演
リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店
2023年11月30日(木)〜2024年1月28日(日)
●岡山公演
オルガホール
2023年12月15日(金)〜2023年12月17日(日)
●仙台公演
イベントホール松栄
2024年1月26日(金)〜2024年1月28日(日)
「ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出」公式サイト
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