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「デイヴ・ザ・ダイバー」など新作が業績を牽引。ネクソンの2023年第3四半期連結業績は同期過去最高の売上収益/営業利益を達成
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印刷2023/11/09 17:02

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「デイヴ・ザ・ダイバー」など新作が業績を牽引。ネクソンの2023年第3四半期連結業績は同期過去最高の売上収益/営業利益を達成

 ネクソンは本日(2023年11月9日),2023年度第3四半期(2023年7月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「デイヴ・ザ・ダイバー」など新作が業績を牽引。ネクソンの2023年第3四半期連結業績は同期過去最高の売上収益/営業利益を達成

 グループの売上収益は会計基準ベースで1203億円(前年同期比23%増)となり,同社の実績予想を上回った。営業利益は463億円(同47%増),そして四半期利益は352億円となった。第3四半期としては,過去最高の売上収益および営業利益を達成したとのこと。

 発表によれば,売上収益は韓国における「メイプルストーリー」および「EA SPORTS FC ONLINE」,また各地域における「ブルーアーカイブ(※)」の成長並びに,「プラシア戦記(Wars of Prasia)」「デイヴ・ザ・ダイバー」,中国の「MapleStory: The Legends of Maple」などの新作タイトルが業績を牽引したという。※日本と中国以外のパブリッシングをネクソンが担当

 合わせて発表された2023年度第4四半期業績予想では,売上収益が879億〜962億円と前年同期比で8〜19%の増加を見込んでいるようだ。営業利益は114億〜178億円,四半期利益は89億〜139億円の予想となっている。

 また,同社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニー氏が2024年3月で退任し,後任にはイ・ジョンホン氏が内定したことも明らかにされた。


ネクソンIRページ




2023年度第3四半期連結業績のお知らせ
過去最高の第3四半期売上収益及び営業利益を達成
売上収益は6四半期連続で対前年同期二桁成長
Embark Studiosが手掛ける『THE FINALS』は年内配信開始
イ・ジョンホンがオーウェン・マホニーの後任として代表取締役社長に内定

バーチャルワールドの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:Owen Mahoney/オーウェン・マホニー、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2023年度第3四半期(2023年7月1日〜9月30日)連結業績を発表致しました。

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当社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。
「ネクソンは、当第4四半期も対前年同期で売上収益の二桁成長を見込み、7四半期連続の二桁成長で一年を終える見通しです。また、『THE FINALS』は大好評を博したオープンベータテストを完了し、年内にリリースする準備が整いました。本作は、『ARC Raiders』、『The First Descendant』、Embark Studiosが手掛ける画期的なcreative platformなど、期待度の高い新作ラインナップの第1弾です。
既存タイトルによる安定的な売上収益のベースに加えて、飛躍的成長をもたらす可能性のある新作をリリースすることにより、アップサイドの大きい投資機会を提供します。」

「また、10年にわたる任期を終える来年の3月をもって、私は代表取締役社長を退任することを本日発表致しました。しばらく考えた末に至った決断です。引継ぎ期間及び3月の定時株主総会での承認を経て、長年事業を牽引してきたイ・ジョンホンが当社の新代表取締役社長となり、ネクソンを次のステージへと率いて参ります。」

2023年度第3四半期業績概要

●過去最高の第3四半期売上収益及び営業利益を達成
●グループの売上収益は会計基準ベースで前年同期比23%増加(一定為替レートベース(※1)で17%増加)の1,203億円となり、当社業績予想を上回った
●韓国における『メイプルストーリー』及び『FC MOBILE(※2)』、また各地域における『ブルーアーカイブ』の成長並びに『Wars of Prasia』、『デイヴ・ザ・ダイバー』、中国の『MapleStory: The Legends of Maple3』などの新作タイトルが業績を牽引
●営業利益は前年同期比47%増加の463億円となり、当社業績予想を上回った
●四半期利益(※4、※5)は352億円となり、業績予想を上回った。営業利益が想定を上回ったこと及び為替差益60億円が発生したことが主な要因。一方、264億円の為替差益を計上した前年同期との比較では15%の減少となった
●韓国の売上収益は前年同期比で21%増加の759億円となり、過去最高の四半期売上収益を達成。当社業績予想を上回った。『メイプルストーリー』及び『FC ONLINE(※6)』が業績を牽引
●韓国の『メイプルストーリー』は過去最高の四半期売上収益を達成。7月の大型アップデートの成功及び9月に実施したイベントが好評であったことから、MAU、課金ユーザー数、ARPPUの全てが前年同期比で増加。リブランディングを行った『FC ONLINE(※6)』は、昨年のワールドカップによる好調なモメンタムを維持し、MAU及び課金ユーザー数が前年同期比で増加。『FC MOBILE(※2)』も好調なモメンタムを維持し、過去最高の四半期売上収益を達成
●中国の売上収益は、『MapleStory: The Legends of Maple(※3)』及び『ブルーアーカイブ』などの新作タイトルにより前年同期比で22%増加し、当社業績予想のレンジ内で着地。『アラド戦記』の売上収益は業績レンジ内で着地し、前年同期比でわずかに減少。パッケージ販売が対前年同期で伸びたが、ユーザー数を高い水準に維持するため、多くの報酬アイテムを配布したことから、個別アイテムの売上収益が減少
●『メイプルストーリーM』の中国向けサービス『MapleStory: The Legends of Maple(※3)』を8月に配信開始。多くのファンを獲得できたことから、売上収益は業績予想を上回った。また、『ブルーアーカイブ』の中国サービスも8月に配信開始
●日本の売上収益は、『ブルーアーカイブ』の成長により前年同期比で12%増加。最近実施したコンテンツアップデートの好評により、10月にApp Storeの売上ランキングで1位を獲得
●北米及び欧州の売上収益は、『メイプルストーリー』及び複数のモバイルタイトル、また『デイヴ・ザ・ダイバー』の寄与により前年同期比で78%増加。
●その他の地域(※7)では『ブルーアーカイブ』の成長、また『HIT2』及び『デイヴ・ザ・ダイバー』の寄与により、前年同期比で売上収益が17%増加
●10月には、『デイヴ・ザ・ダイバー』のNintendo Switch(※8)版をリリース。ニンテンドーeショップ内のソフトランキングでは日本、韓国、香港、ドイツ、オーストラリアで3位圏内にランクインし、北米では4位を獲得
●新作タイトル『The First Descendant』は、9月にオープンベータテストをPC及びコンソールで実施。プレイヤーからはポジティブなフィードバックが得られ、Steamの最もプレイされたゲームランキングで8位を獲得。2024年に配信開始予定
●Embark Studiosが手掛ける『THE FINALS』のオープンベータテストを11月7日に完了。PC、PlayStation 5及びXbox Series X/Sにおいて合計750万人以上のプレイヤーが参加し、大成功を収めた。Steam上で最もプレイされたゲームランキングでは、テスト期間の大部分において4-5位圏内で推移。同プラットフォーム上のウィッシュリストランキングで現在1位
●Embark Studiosの第2作目となる『ARC Raiders』は、2024年配信開始の目標に向けて開発を進行中。Embark Studiosはまた、ゲームの制作方法や遊び方の常識を覆す最先端テクノロジー及びゲーム内ツールを導入したcreative platformの制作にも取り組み中
●2022年に発表した取得総額1,000億円を上限とする自己株式の取得に係る方針に基づき、300億円相当の自己株式取得を11月10日より3ヶ月間で実施することを取締役会にて決議。当初の取得スケジュールであった3年間で1,000億円相当の自己株式を取得する計画を2度早め、1年半に短縮した2024年2月16日までの完了を見込む。ネクソンは、現在までに700億円相当の自己株式取得を完了
●11月9日に開催した当社取締役会にて、代表取締役社長の交代を承認し、新代表取締役社長としてイ・ジョンホン(李 政憲/Junghun Lee)が内定。2024年3月開催予定の定時株主総会及びその後の取締役会の決議を経て就任予定。イ・ジョンホンは現在、NEXON Korea Corporationの代表取締役社長及び当社の取締役を務める

2023年度第4四半期業績予想

●売上収益は、879億円から962億円を予想。会計基準ベースで前年同期比8%から19%の増加(一定為替レートベース(※1)では2%から12%の増加)
●営業利益は、114億円から178億円を予想
●四半期利益(※4)は、89億円から139億円を予想
●為替感応度(※9):日本円が米ドルに対して1円変動した場合、2023年度第4四半期の売上収益及び営業利益に対して以下の影響を予想
  • 売上収益:6.1億円
  • 営業利益:1.0億円
本資料は当四半期業績に関する概要をお伝えするためのもので、投資家の方々に当グループに関する参照情報をご提供することを目的としており、当社の株式及びその他の有価証券等の売買等を勧誘又は推奨するものではありません。
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