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懐かしのジョイスティックがウイスキーのデキャンタになった「Atari Joystick Decanter Set」,海外向けに発売中
「Atari Joystick Decanter Set」販売ページ
デキャンタは,ワインやウイスキーをボトルから移し,色や香りを楽しむための容器。今回の「Atari Joystick Decanter Set」は,Atariのコンシューマ機がモチーフで,デキャンタは同社が1977年に発売してヒットした「Atari2600」に同梱されたジョイスティック「CX10」で,スティック部分を通して中身を注ぐグラスに注ぐ。
グラスはAtariの「A」をモチーフにしたおなじみのロゴマーク入りで,トレイはヨーロッパで発売されたコントローラ「CX78+ Wireless Gamepad」を再現している。デキャンタとグラスを置けば,CX78+ Wireless Gamepadっぽくなるという,なかなか粋な仕掛けだ。
サイズは,デキャンタが高さ19cm,容量750ml。グラスは容量300ml,トレイのサイズは 33×15cmとのこと。
Atariは当時のカートリッジを使える「Atari7800+」(関連記事)など,レトロゲーム機の復刻に加え,今回のようなコレクターグッズにも力を入れている。
コレクターグッズの中にはソースを中心とした食品会社Sauce Shedとコラボし,名作ゲームをイメージした「アタリソース」など,面白い商品も出している
ちなみにSauce Shedは,「ストリートファイターII」とコラボした,「一滴ごとに,ドラゴンパンチ(昇龍拳)のパワーがあなたの味覚を刺激する」という激辛の「Ryu’s Dragon’s Blaze」や,「ピリッとしたハラペーニョと爽快なジンジャーが調和した」という「Chun-Li’s Spinning Tornado」などを展開しているので,気になる人は公式サイトをチェックしてほしい。
1977年のAtari2600発売から47年が過ぎ,当時の少年たちは,お酒をたしなむ年齢になった。「Atari Joystick Decanter Set」はゲーム業界のそんな歴史を感じさせるものであり,今後も,レトロゲームにまつわるユニークなコレクターグッズが出てきそうだ。
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