[WinHEC 2006#07]Windows Vista環境下のビデオ再生&著作権保護機構
Windows VistaではDirect3Dをベースとしてシステムが構築されている。ゲーム関連機能についてはすでに多くを解説してきたが,ここでは,システムのDirect3D化によって大きく変わるビデオ再生機能と,Windows Vistaの新しい映像著作権保護についてのセッションを紹介する。
[WinHEC 2006#06]Direct3D 10.1世代のグラフィックスチップでは仮想化とマルチスレッド化がメインテーマに
WinHEC 2006のレポート第4弾で紹介したように,DirectX 10(Direct 3D 10)の“次”,DirectX 10.1(Direct 3D 10.1)では,グラフィックスチップが完全に仮想化される。WinHEC 2006では,さらにこの仮想化をテーマに,ドライバレベルの視点で解説し,開発者の注目を集めたセッション「Windows Display Driver Model v2 And Beyond」が行われたので,その内容をレポートしよう。
[WinHEC 2006#05]ゲーマーにも無関係ではない,Windows Vista時代のPCストレージ高速化機能
Windows Vistaは,単純に新バージョンのWindowsというだけでなく,PC周辺機器の性能を引き出すOSとしても注目されている。ハードウェアの進化を促す,ソフトウェアとハードウェアのコラボレーション的な要素がいくつも盛り込まれているのだ。本稿では「Windows Vista Performance Technologies」と題して行われた,ストレージ関連セッションについてレポートする。
[WinHEC 2006#04]次の次のDirectXはDirectX 10.1だ!
WinHECでは,次世代のDirectX 10の話だけではなく,真のDirectX 10ともいえるDirectX 10.1の話も出てきている。ここでは,Direct3Dを中心に,次次世代のゲーム環境となるDirectX 10.1に向けてどのような作業が行われているのか,概要を見てみることにしよう。
[WinHEC 2006#03]DirectX 10の全容判明
4Gamer読者の多くにとって,Windows Vista関連で最も気になるキーワードは,やはり「DirectX 10」(正確にはDirect 3D 10)だろう。Windows Vista発売を控えた今回のWinHEC 2006では,DirectX 10の最終仕様と,次世代のDirect10.1へ向けた展望が報告された。本稿ではまず,DirectX 10についてまとめてみよう。
[WinHEC 2006#02]Windows Vistaの動作条件が明らかに
Windows Vistaの発売が迫っていると聞いても,「うちは当面Windows XPでいいや」という人も少なくないだろう。しかし,E3 2006のレポートでもお知らせしたように,Microsoftは「Live Anywhare」構想を打ち出しており,ことゲームに関して言うと,Windows Vista専用,あるいは推奨というタイトルが,積極的に出てくる可能性が高いのだ。では,Windows Vistaを動作させるには,どれくらいのPCスペックが必要なのだろうか。本稿では,そのあたりをレポートしてみたい。
[WinHEC 2006#01]ビル・ゲイツ基調講演でWindows Vista β2のリリースがアナウンスされる
Windowsのハードウェア・エンジニアのためのカンファレンス,WinHEC 2006が今年も,Microsoftのお膝元,アメリカはワシントン州シアトル市で開幕した。第1報となる本稿では,Microsoftの「顔」,ビル・ゲイツ氏の基調講演から,ゲーマーにとっても無視できない事柄についてお知らせしていきたい。