SIGGRAPH 2011
PowerVRのImaginationが“ハイエンドGPU”の設計に着手。ハイブリッドレンダリングハードウェア,そして新API「OpenRL」とは?
PowerVRで知られるImagination Technologiesが現行のGeForceやRadeonと競合しないハイエンドGPUを開発しているという。それは「CausticTwo」と呼ばれるRTUだった。RTUとは何なのか,そして,RTUと同時に同社が推し進めている新API「OpenRL」とは? これらを併せて西川善司氏が解説する。
[SIGGRAPH]「Emerging Technologies」展示セクションレポート(4) iOS対応の3Dスキャナや“未来のベイブレード!?”などが登場
これまで3回に分けてお届けした「Emerging Technologies」展示セクションレポートも本稿で最終回となる。今回は,iPhoneやiPadで簡単に人の顔を立体スキャンして自由に動かせる技術や,未来の「ベイブレード」ともいえる技術など,次世代エンターテイメントに関する多数の発表や展示を一挙に紹介しよう。
[SIGGRAPH]「Emerging Technologies」展示セクションレポート(3) 液晶や有機ELの先にある「未来のディスプレイ」とは?
これまで2度に渡ってお届けしている「Emerging Technologies」展示セクションレポート。第3弾である今回は,ディスプレイに関連した発表や展示のレポートをお届けする。何もない空中に映像を映し出す装置など,未来チックな技術に注目してほしい。
[SIGGRAPH]ついにDirectX 11を凌駕した!? Khronosに聞く「OpenGL 4.2」の正体
Khronos Groupは,OpenGLの規格策定を行っている団体で,毎年「Game Developers Conference」と「SIGGRAPH」の会期中に大きな発表を行うのが習わしになっている。そんな慣習どおり,SIGGRAPH 2011で発表したのが「OpenGL 4.2」だ。今回は,OpenGL 4.2を中心に,同時に発表された新APIなどと併せてレポートしよう。
[SIGGRAPH]「Emerging Technologies」展示セクションレポート(2) 男性でも妊娠体験ができるシミュレータが登場
日本の大学や日本の企業が目立つ活躍を見せていた「Emerging Technologies」展示セクション。2011年8月13日にお届けしたレポートに引き続き,今回は男性でも妊娠体験ができるシュミレータなどの展示をその第2弾としてお伝えしよう。
[SIGGRAPH]恒例の「Electronic Theater」2011年版レポート(後編)。審査委員会選出のCGムービーと入選したリアルタイムデモを紹介
8月11日に掲載した前編に引き続き,SIGGRAPHの「Electronic Theater」で上映された「Computer Animation Festival」入選作から,今回は,とくに優秀とされた各部門受賞作を中心にお届けしよう。このほか,読者が自分のPCで実行できるリアルタイムデモも必見だ。
[SIGGRAPH]これこそ真の“アンドロイド”な携帯電話!? 最先端技術が集結の「Emerging Technologies」展示セクションレポート(1)
SIGGRAPHの出展の中で,毎年注目を集めているのが「Emerging Technologies」出展セクション。研究段階の最先端技術や,将来製品化されるかもしれない製品のプロトタイプなどに触れることができるというものだ。今回は,そこからいくつかをピックアップしてお届けしよう。
[SIGGRAPH]恒例の「Electronic Theater」2011年版レポート(前編)。世界最高峰のCG映像作品に感動せよ
SIGGRAPHでは毎年,CGムービーのコンテスト&上映会が開催され,その中でも優秀な作品は「Electronic Theater」で上映されるというイベントが行われている。その入選作から,とくに印象深いものを西川善司氏がピックアップしてくれたので,今回はその内容をお届けしたい。
[SIGGRAPH]ゲームにおいて平面視表示を立体視表示へと変換する2つの手法
SIGGRAPH 2011の会期2日目となる現地時間2011年8月8日,ここ数年のSIGGRAPHで恒例となっている,ゲームグラフィックスの最新技術を紹介する「Advances in Real-Time Rendering in 3D Graphics and Games」が開催された。長時間にわたるセッションの中から,ゲームにおける3D立体視表示の最新事情をお届けしよう。
[SIGGRAPH]SIGGRAPH 2011開幕。「破壊表現の現状と将来」を,初日のセッションからまとめてみる
北米時間2011年8月7日,コンピュータグラフィックスなどの巨大な学会「SIGGRAPH 2011」がカナダ・バンクーバーで開幕した。初日には,「映画とゲーム制作のための破壊と物理」と題し,破壊表現の現状と将来,そしてゲーム業界の表現手法が映画業界にも取り入れられた例などが語られたので,その内容を西川善司氏にまとめてもらおう。