ファミリーシェアリングやペアレンタルコントロールができる新機能「Steamファミリー」Steamクライアントベータの参加者向けに提供開始

　Valveは本日（2024年3月19日），新機能「Steamファミリー」をSteamクライアントベータの参加者向けに提供開始した。

　Steamファミリーとは，家族に関連する新機能と既存機能の総称だ。ほかのファミリーメンバーが所有しているゲームにアクセスできる「ファミリーシェアリング」や，子どもがプレイするコンテンツと時間を保護者が制限できる「ペアレンタルコントロール」，子どもメンバーによる購入リクエストなどの機能が含まれる。
　
　Steamファミリーには，最大5人のファミリーメンバーを招待でき，Steamクライアント，モバイルデバイス，Webブラウザから管理可能だ。メンバーは，大人または子どものどちらかで登録でき，大人のメンバーだけにファミリーの管理権限が与えられる。
　
　ファミリーシェアリングでは，参加前に所有していたゲームも「ファミリーライブラリ」という新たなサブセクションから引き続き利用できるほか，セーブデータの作成，Steam実績の獲得，ワークショップファイルへのアクセスが可能だ。ゲームソフトがファミリーシェアリングの対象となっていれば，オフラインでもファミリーライブラリのゲームをプレイできる。


　なお，Steamファミリーで2人以上のメンバーが同じタイトルをプレイしたい場合は，ファミリーメンバーの誰かがゲームのコピーをもう1つ購入する必要があるという。別のタイトルであれば同時にプレイ可能だ。
　
　ペアレンタルコントロール機能では，モバイルデバイスなどを通して，子どもがアクセスできるゲームの制限や，アクティビティの監視ができる。大人メンバーができることは以下の通り。
　


　また，子どもメンバーからゲームの購入リクエストを大人メンバーに送れる。大人メンバーは，モバイルデバイスまたはメールから購入を承認し，支払い可能だ。


　本機能の詳細はSteamのニュースページで確認してほしい。

Steam「Steamファミリー登場」