奥谷海人のAccess Accepted
Access Accepted第810回:メイク・ゲームズ・グレイト・アゲイン! イーロン・マスク氏が生成AIによるゲーム開発を行うスタジオを新設へ
イーロン・マスク氏と言えば,テスラやスペースX,SNSのXなどのビジネスを手がけ,経済から政治まで積極的な発言を続ける世界的に有名な企業家だ。その彼が欧米のゲーム企業とジャーナリストに業を煮やし,自身の興した仮想通貨企業の技術を利用して,生成型AIによるゲーム開発に乗り出すと宣言した。
Access Accepted第809回:「The Game Awards」に集まる批判と,その難しい舵取り
「The Game Awards」と言えば,ジェフ・キーリー氏がプロデュースするゲーム業界の功績を讃える表彰式典だ。新作タイトルの発表や,初公開情報のお披露目などの場としても確立され,年々注目度が増しているが,ここのところゲーム業界内外からの批判も多く,転機が訪れているようにもうかがえる。
Access Accepted第808回:「Warcraft」30周年――若き開発者たちが築いた伝説
Blizzard Entertainmentの「Warcraft」が30周年を迎えた。その誕生には,Blizzard Entertainmentの前身となる会社からのストーリーがある。今回はBlizzard Entertainmentの起業から「Warcraft」誕生までのエピソードを紹介しよう。
Access Accepted第807回:「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」の楽曲を手掛けた気鋭のアメリカ人作曲家
東京ゲームショウ2024にて,ゲーム音楽の作曲家として注目され,「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」にも携わったウィルバート・ロジェ2世氏にお話を聞く機会があった。今年だけでも「Helldrivers 2」「Pacific Drive」などさまざまな参加タイトルが発売されている多忙なロジェ氏だが,今回の来日理由は少し意外なものだった。
Access Accepted第806回:話題のIP“モンスター・ヴァース”「Kong: Survivor Instinct」を小規模なインディースタジオが射止めた理由
gamescom 2024にて,突如アナウンスされた「Kong: Survivor Instinct」は,ポーランドの7Levelsが開発を手がける2.5Dプラットフォームアクションだ。「モンスター・ヴァース」をテーマにしたダイナミックな作品であるが,果たして無名のメーカーはどのようにライセンスを射止めたのだろうか。
Access Accepted第805回:“戦国時代”に突入する2025年。延期が決まった「アサシンクリード シャドウズ」の奮闘やいかに
Ubisoft Entertainmentが,東京ゲームショウ2024でのストリーミングイベントの配信中止をアナウンスした直後,「アサシンクリード シャドウズ」の発売日が,3か月延期されることが明らかとなった。日本モノやビッグタイトルが数多く控える2025年だが,本作はその“戦国時代”を生き残れるだろうか。
Access Accepted第804回:「Microsoft Flight Simulator 2024」の取材で,本物のジェット機を操縦した件
Xbox Game Studiosが年内にリリース予定の「Microsoft Flight Simulator 2024」のイベントがアリゾナ州で開催された。イベントではゲームのプレゼンテーションや試遊だけでなく,アリゾナならではのアクティビティも体験してきたので,その内容をお伝えしよう。
Access Accepted第803回:「CONCORD」のローンチ失敗にみる,ゲーマーコミュニティに芽生えるアンチDEIの現状
SIEがローンチしたばかりのアクションゲーム「CONCORD」が,たった2週間という短い期間でサービス終了した。近年「DEI」や「ウォーク」といったキーワードがゲーマーコミュニティのあいだで囁かれてきたが,ゲーム業界は理想と現実の狭間で大きな転機を迎えざるを得ない状況になりつつある。
Access Accepted第802回:gamescom 2024つれづれ。とにかく内容が濃かったドイツの巨大ゲームイベント
今年も世界最大級のゲームイベントである「gamescom 2024」がドイツのケルンで開催された。気になる新作のアナウンスも多く,ゲーム産業の育成を図る各国にとっても重要なイベントとして発展しつつあるようだ。そんな活気に満ちた会場の雰囲気をレポートしたい。
Access Accepted第801回:老舗ゲーム雑誌「Game Informer」の突然の廃刊に想う
かつて800万部もの出版部数を誇っていたアメリカのGame Informerが突然のように廃刊になり,公式サイトも閉鎖され,長年にもわたって積み上げられてきた記事の数々にアクセスできなくなった。今回はそんな喪失感のなか,Game Informerと親会社の辿ってきた軌跡を振り返っておきたい。
Access Accepted第800回:連載800回記念 〜 変わり続けるゲーム業界
4Gamerの最長寿連載,「奥谷海人のAccess Accepted」は800回を迎えた。連載が始まったのは2004年の9月となり,約20年もの間,欧米のゲーム業界事情を伝え続けている。今回は節目ということもあり,過去の記事を振り返りながら,ゲーム業界の変化についてまとめておこう。
Access Accepted第799回:「アサシンクリード シャドウズ」から始まった“弥助問題”を考える
「アサシンクリード シャドウズ」から始まり,大きな論争を巻き起こしている“弥助問題”。今やゲームに収まらない問題へと焦点が変化し,Ubisoft Entertainmentが公式に謝罪を出す事態にまで発展しているものの,まだまだ議論は収まる気配を見せていない。
Access Accepted第798回:リストラ対象になったドイツの古豪メーカーと再起を図るクリエイター
「Gothic」「Risen」「ELEX」など,多くのファンに愛されてきたシリーズの開発会社として知られるドイツのPirannha Bytesが困難な状況にある。スタジオを率いてきたクリエイティブディレクターのビョーン・パンクラツ氏はPithead Studioを設立し,新たな船出へと舵取りを始めている。
Access Accepted第797回:“神のインフルエンサー”の異名を持つゲーマーがカトリックの聖人に
7月1日,2006年に15歳の若さで白血病に倒れたカルロ・アクティスさんが,カトリック教会によりミレニアル世代では初めて“聖人”に列せされた。ゲーム愛好家であり,神のインフルエンサーの異名を持つアクティスさんだが,やがては“ゲーマーやインフルエンサーの守護者”になるのだろうか。
Access Accepted第796回:キャンセルされてしまった期待のゲームプロジェクトたち
最近,ゲーム会社のリストラの話題が多い。大幅な人員削減があれば,それに伴ってキャンセルされてしまうプロジェクトも出てくるのは必然のことだ。今回は,そんな悲しき末路を辿ったプロジェクトを記憶しておくためにまとめておきたい。
Access Accepted第795回:Summer Game Fest 2024はE3がなくなった今,どこに向かうのか?
E3の無期限中止がアナウンスされ,ゲーム業界の夏のイベントの中心として成長している「Summer Game Fest」。今年は過去最大の再生数を記録し,今やゲーム業界にとって無視できない大型イベントとなった。現時点では,E3とは異なる雰囲気であるものの,良い面,悪い面のどちらも含めて,徐々にE3に近づいている印象も受ける。
Access Accepted第794回:2023年の名作「Baldur's Gate 3」を生んだLarian Studiosの苦悩と成功
海外ゲームに詳しい人であれば,Larian Studiosの名前を知らない人はいないだろう。1996年の設立以降,RPGファンには評価されつつも,ブレイクスルーまでには苦節を味わっていたメーカーだ。今回はポーランドで開催されたDigital Dragons 2024の同社にまつわるセッションを紹介しよう。
Access Accepted第793回:2020年に始まったEpic Games VS. Apple / Googleの現在地
Epic Gamesが「App Storeでの独占的な地位を利用して競争を不当に妨げている」とAppleとGoogleを訴えてから,すでに4年近くが経過する。今回は,やがては最高裁まで持ち込まれるであろう本件について,その経緯と現状をまとめておきたい。
Access Accepted第792回:第2シーズンも決定した高評価の「フォールアウト」ドラマシリーズ
実写ドラマ化「フォールアウト」が人気を博している。すでに第2シーズンについても言及されており,今後はフランチャイズの大きな柱の1つとなっていきそうな気配だ。今回は,そんなドラマシリーズについてまとめておこう。
Access Accepted第791回:“ゲーマーゲート 2.0”勃発で露わになるゲーマーとゲーム業界の乖離
2024年に入ってから,アメリカを中心としたゲーマーコミュニティの間で話題になっているのが,性別・差別表現の是正について意見を異にする人々がぶつかり合う“ゲーマーゲート 2.0”だ。「DEI」と言われる最近のムーブメントを盾に,脚本や世界設定の修正を主な活動とするコンサルタント企業が,ゲームをダメなものにしていると集中砲火を浴びている。
Access Accepted第790回:2K Games傘下となったGearboxの25年史
「ボーダーランズ」シリーズでお馴染みのGearboxは,今年で25周年を迎えた。先日,Take-Two Interactiveに売却されることが明らかになり,新作の開発にも拍車がかかりそうだ。そんなGearboxがこれまで辿ってきた歴史をまとめておこう。
Access Accepted第789回:手法が変わりつつあるSteamでのゲームの売り方。アルゴリズムをよく理解してゲームをアピールするべき
数年にわたって手塩にかけて作り出したゲームなのに,Steamでの情報量が少なく,潜在的な消費者に向けてメッセージを届けられていないデベロッパが散見される。今回は「Steamのアルゴリズムを理解することで,より多くのゲーマーに情報が届きやすくなる」と説いた,GDC 2024のセッションを紹介したい。
Access Accepted第788回:コロナ禍以前のようになったGDC 2024。問題を乗り越えながら進み続けるゲーム業界
Game Developers Conferenceは,一時沈滞を強いられたが,今年は旧態復興を果たした一方で,リストラの嵐が吹きまくる業界の陰りも見え隠れした。しかし,情熱を燃やすクリエイターの姿に,業界の活力も垣間見えた。コロナ禍を乗り越え,新たなステージへと踏み出したGDC 2024の模様をレポートする。
Access Accepted第787回:「GDC 2024」が開幕。IGFの大賞にノミネートされた6作品を紹介
世界最大のゲーム開発者会議Game Developer Conference 2024が開幕する。大量解雇の報が続く不穏な雰囲気に覆われ始めたゲーム業界だが,新しいエンターテイメントや表現について切磋琢磨するゲームクリエイターたちの姿は凛々しいものだ。本稿では,Independent Game Destivalの大賞にノミネートされている6作を紹介する。
Access Accepted第786回:ゲーム業界の就職氷河期に光を照らす灯火たち
MicrosoftやSIEをはじめとするゲームメーカーが大規模な人員削減を発表し,ゲーム業界には解雇の波が押し寄せている。そんな逆風の中でも一旗あげようと模索を続ける,独立精神旺盛なゲームデベロッパを紹介しよう。
Access Accepted第785回:コンシューマゲーム機の終焉は意外と早い?
いきなりタイトルを否定するが,コンシューマゲーム機はすぐになくならない。Microsoftが次世代ゲーム機の開発を公式に認めていることでも明らかだろう。その一方で,これまで“エクスクルーシブタイトル”で差別化を図ってきたMicrosoftやSIEが,ライバルのサービス向けにも展開する準備を始めている。
Access Accepted第784回:幻となった問題作「The Day Before」のデイ・アフター
Fntasticが開発した「The Day Before」は,発表当初の評判は良かったものの,アセットの流用疑惑などもあり,評価を落としていった。アーリーアクセス版がリリースされた4日後には,開発元の経営難が明らかになり,早々にサービス終了となった。今回は,そんなトラブル続きだったゲームの顛末をまとめてみよう。
Access Accepted第783回:大鉈が振るわれたActivision Blizzard,ゲーム業界でリストラが続く
Microsoftのゲーム部門で,1900人にもおよぶ大型のリストラが行われ,多くの従業員が解雇されたActivision Blizzard。2023年後半あたりから,ゲーム業界におけるリストラの話題が急激に増えてきているのが気になるところだ。
Access Accepted第782回:2024年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ!(後編)
パリ夏季オリンピックをはじめビッグイベントが目白押しな2024年だが,我々ゲーマーにとっての関心事は「2024年にはどんなゲームがリリースされるのか」。前回に引き続き,年始恒例の“今年注目すべき欧米生まれのタイトル”をピックアップして紹介する。
Access Accepted第781回:2024年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ!(前編)
ローラーコースターのようだった激動の2023年も終わり,新たな1年が始まった。ゲーム産業は徐々に成長しながらもその姿を変容させているが,今年はどんな動きを見せてくれるのだろうか。2024年最初の本連載では,年始恒例となる“今年注目すべき欧米生まれのタイトル”をピックアップして紹介していく。
Access Accepted第780回:海外ゲーム通ならプレイしておくべき2023年のタイトル10選
2023年も残りあとわずか。今週は年末恒例の,筆者が独断と偏見で選んだ「海外ゲーム通ならプレイしておくべき2023年のタイトル10選」をお届けする。ゲーム史や業界のトレンドにおいて意義があるものを中心に選んでいるので,ゲーム選びの参考にしてもらいたい。
Access Accepted第779回:MicrosoftのActivision Blizzard買収は結局なんだったのか。これまでの流れをおさらい
2023年のゲーム業界を沸かせた大ニュースと言えば,10月13日にMicrosoftによるActivision Blizzardの678億ドルという巨額買収が正式に承認されたことだろう。「コール オブ デューティ」や「ディアブロ」などがMicrosoftの知的財産となったこれまでの流れをおさらいしてみよう。
Access Accepted第778回:ゲーム業界で急速に進むアクセシビリティへの動き
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが先日リリースした「Access コントローラー」は,誰もが不自由なく楽しめるように5年の歳月をかけて開発されたデバイスだ。アクセシビリティに対するゲーム業界の動きは以前から存在していたが,ここ最近は欠かせないものになってきている。
Access Accepted第777回:「Games as a Service(GaaS)」――サービスとしてのゲームというトレンドとその逆流
GaaS(Game as a Service / サービスとしてのゲーム)という業界用語も使われ始めて久しいが,「フォートナイト」「Apex Legends」などのタイトルが長期的なヒット作になる一方で,それらに割り込んでいくタイトルを作り出すのは相当に難しい。GaaSの歴史や最近のトレンドを振り返りつつ考察してみよう。
Access Accepted第776回:ゲーム業界にも冬が到来か。欧米メーカーで相次ぐ解雇の波
2023年は,Amazon Games,Epic Gamesなど,数百人規模のレイオフを発表したゲーム会社が目立った。ゲーム市場の予測自体は右肩上がりのものが多いが,なぜこのタイミングでレイオフが増えているのだろうか。最近話題になった人員削減のニュースをあらためて振り返ってみたい。
Access Accepted第775回:ハリウッドの俳優労組による,スト終結が与えるゲーム業界への影響
ハリウッド映画に出演する名だたるスターたちからエキストラまでが入組する,全米映画俳優組合によるストライキが終結し,抗議運動が一斉に解散した。これまで撮影が遅れていた映画やドラマの制作もようやく再開の目途が立ったようだが,今回の決定はどのようにゲーム業界に影響するのだろうか?
Access Accepted第774回:スウェーデンの名門デベロッパ,10 Chambersの新プロジェクトが進行中
Co-op型ホラーFPS「GTFO」の開発を手がけた10 Chambersは,Overkill Softwareの創設者の1人であるウルフ・アンデルソン氏らが2017年に設立した。新たなプロジェクトを始動している彼らへのインタビューから,同社の歴史や新作を紐解いてみよう。
Access Accepted第773回:他界した声優のボイスをAIで復活させた「サイバーパンク2077」。進化を続ける生成系AIはゲーム業界にどのような変化をもたらすか
ハリウッドでは,AI利用への危機感を含めた待遇改善に向けたストライキが続いているが,その一方で生成系AIの進化を歓迎するドラマ制作者は少なくないようだ。また,ゲームビジネスにおいても,亡くなった声優の声を蘇らせたり,膨大な時間が掛かるアセットのHD化を行ったりと,ポジティブに活用されている。
Access Accepted第772回:100周年を迎えたディズニーはゲームビジネスに本腰を入れるのか?
The Walt Disney Companyは,2023年10月16日で100周年となったが,現在の経営状態や株価は好調とはいえない。そんな状況を打破する一手と期待されているのが,ゲーム事業だ。今回はディズニーのゲーム業界での動きを振り返ってみたい。
Access Accepted第771回:830人を解雇してまで次の段階に進むEpic Games
Epic Gamesは,全従業員の16%にあたる830人のレイオフを行うことをアナウンスした。この発表の数日後には,ゲームコミュニティで知られたセルゲイ・ガルヨンキン氏が,「Epic 5.0に私はうまくフィットしそうにない」として辞職している。Epic Gamesが将来を見据える“Epic 5.0”とは何なのだろうか?
Access Accepted第770回:TGS 2023で見た政府系イニシアチブ「Madrid in Game」の本気
東京ゲームショウ2023のビジネスエリアにて,マドリードを拠点に発足した「Madrid in Game」の関係者に話を聞く機会があった。ゲームデベロッパに対し,開発サポートなどの支援を行い,地域のeスポーツのスポンサーにもなるという大きな計画を実行中の政府系イニシアチブだ。
Access Accepted第769回:「Ultima Online」で知られる名プロデューサー,リッチ・ヴォーゲル氏に聞く,新スタジオ設立とゲームにかける思い
リッチ・ヴォーゲル氏と言えば,「Meridian 59」や「Ultima Online」などで活躍してきた,業界きっての名プロデューサーだ。NetEase Gamesとのパートナーシップのもと,盟友のマーク・タッカー氏と共に,新スタジオとなるT-Minus Zeroを設立した彼だが,今後どのような展開を見せてくれるのだろうか。
Access Accepted第768回:gamescom 2023つれづれ。〜E3なき「夏の終わり」に感じた,いつもどおりの心地良さ
ヨーロッパ最大のゲームイベントとして知られる「gamescom 2023」が8月23日から27日にかけてドイツのケルンにあるKoelnmesseで開催された。今回はイベント全体を振り返りつつ,ほかのイベントのとの違いや,現地で感じた印象などをお伝えしよう。
Access Accepted第767回:9月6日の発売が迫る「Starfield」,Q&Aで明らかになった情報まとめ
9月6日の発売が迫るBethesda Softworksの新作オープンワールドRPG「Starfield」が,ついにマスターアップとなった。発売を前に,Discordチャンネルで開発メンバーがファンの質問に答えるセッションが行われているので,その模様をまとめていこう。
Access Accepted第766回:進境著しいインドのゲーム市場とトレンドについて
インドをゲーム業界的に見ると,デベロッパとしての歴史はそう古くもなく,モバイルゲームの台頭に合わせて頭角を現してきたという印象だ。昨今は,気になるプロジェクトでも耳にするようになってきたこの国のトレンドを,ゲームやゲーム開発にスポットを当てて探ってみよう。
Access Accepted第765回:謎の新プロジェクトも明らかになった「ボーダーランズ」シリーズ。今後どのように発展していくのか
「ボーダーランズ 3」の話題も落ち着き,昨年発売された「ワンダーランズ」も一定の評価を得たGearbox Softwareだが,今後はどうなっていくのか。「Borderlands Echovision LIVE」がアナウンスされ,映画版の公開が2024年8月に決定した「ボーダーランズ」。そのIPの現状をチェックしていこう。
Access Accepted第764回:発売時の低評価を覆すゲームが増えてきた気がする件
一度広まった悪評はなかなか覆せないというのは世の常だが,そんな逆境を見事に跳ね返したゲームがある。まだ数は少ないかもしれないが,ファンの声に真摯に向き合いながらアップデートを繰り返し,最終的に高評価を得る。そんな例がいくつか出てきているので紹介しよう。
Access Accepted第763回:発売まで2か月を切った「Starfield」のゲームプレイ映像「ディープダイブ」を細かく見てみる
Bethesda Game Studiosにとって,久しぶりの新IPとなる「Starfield」は,西暦2330年の銀河を舞台に,宇宙探索を行う秘密結社“コンステレーション”のメンバーとして,さまざまな天体を冒険するオープンワールドRPGだ。9月6日のローンチも迫るなか,本稿では「Starfield Direct」で公開されたディープダイブ映像を詳しくチェックしておきたい。
Access Accepted第762回:強気の買収攻勢をかけていたEmbracer Groupが大規模なリストラプログラムを発表
多数のゲーム企業やスタジオを子会社に抱えるEmbracer Groupが,大規模なリストラの実施を発表した。ここ5年ほどの間に,Gearbox SoftwareやMiddle-Earth Enterprisesなどを傘下に収めてきたが,今後はスリム化を進めながら,プロジェクトの量より質を重視せざるを得ない状況にあるようだ。