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「パックマン」および「塊魂」のニューヨーク近代美術館収蔵が決定。ビデオゲーム分野で初めて「パーマネントコレクション」に認定されたタイトルに
収蔵されるのは,ゲームパッケージや,企画書など開発時の資料など。気になる人は気軽に足を運んで,――というわけにはいかないと思うが,世代や国籍を超えて愛されるキャラクターとして認められた両作を称えたいところだ。
<「パックマン」とは>
1980 年に発売したアーケードビデオゲームです。米国での人気は日本国内をはるかに上回り、キャラクターグッズは 400 種類以上が販売され、放映されたテレビアニメの最高視聴率は 56%を記録するなど、“パックマンフィーバー”といわれる空前のブームを引き起こしました。
2005 年には“最も成功した業務用ゲーム機”としてギネス・ワールド・レコード社より認定を受けました。
<「塊魂」とは>
雪だるまを作る要領で塊を転がし、フィールドにあるさまざまな“モノ”を巻き込んで大きくしていく3D アクションゲームで、2004 年3 月に家庭用ゲームソフトとして登場しました。
“国境も年齢も性別も超えて、誰もが楽しめる”をコンセプトに作られ、シンプルで独創的なゲームデザインが反響を呼びました。ゲームソフトとしては史上初の「グッドデザイン賞」を受賞したほか、国内外から数多くの賞を受賞し、業界の壁を越えて高い評価を得ています。
また「塊魂」は、2012 年7 月 29 日〜11 月5 日まで MoMA にて開催中の展覧会『Century of the Growing by Design』でも展示されていました。
ニューヨーク近代美術館公式サイト
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