そんなこんなで，4色のデッキが入り乱れて戦う，製品版「イーサーロード 第三回デッキコンテスト」の優勝者が決定！　ムービーエンコードなどの都合もあり，大変遅くなってしまったことをお詫びしつつ，早速，決勝戦の模様をお伝えしよう。

　4色のデッキ混合で行われたこのコンテストだが，トーナメントを勝ち上がってきたのは，共に黒（シンセット）デッキの「Bus GaS Bakubatu」と「-GANTZ-」。両デッキ共に，他色のデッキはもちろん，同色のデッキもバッタバッタと薙ぎ倒してきた強デッキである。

　簡単に両者のデッキを紹介しておこう。

Bus GaS Bakubatuのデッキは，

ウィーク タキシン×2
ストロング タキシン×1
スティール リアリティ×2
インコンシステント リアリティ×2
サフォケイティング ガス×2
フレンジ ガス×2
スチール メコザウルス×1
ピュリファイ×1
ペイン リンク×2
特殊能力＝復活
スキル＝鎮静，幸運，集中，強化

一方，GANTZのデッキは，

ウィーク タキシン×3
ストロング タキシン×2
ペイン リンク×2
エンフィーブルメント×2
フレンジ ガス×1
サフォケイティング ガス×4
データ インパルス×1
特殊能力＝復活
スキル＝鎮静，強化，回復，幸運，集中

　という構成になっている。両デッキ共に特殊能力は"復活"で，スキルも"回復"の有無以外はすべて同じである。ちなみに，大会に出場した黒デッキのほとんどが，特殊能力には発動率が高めな"復活"を選んでいた。完全なノンクリデッキのGANTZに対して，"スチール メコザウルス"などのクリーチャーでアクセントが加わった形のBus GaS Bakubatuといったところ。

　で，気になる勝敗はというと……ズバリ，Bus GaS Bakubatuの勝ち。「こちら」にUpした"音入り"の直撮りムービーを見ていただくと分かるが，ライフだけを見れば，結構圧倒的な勝利にも見える。脇目も振らず"ウィークタキシン""ストロングタキシン"を連唱するGANTZに対して，スペルや特殊能力の影響を受けない"スチール メコザウルス"を用いて，ライフをある程度回復しつつ（といっても，ターン終了時にダメージを受けるので，回復量は微々たるものだが）戦ったBus Gas Bakubatuの作戦勝ちといったところか。
　トーナメント全体の傾向から見るに，黒デッキの対戦では，発動率が割と高い特殊スキル"復活"の発動タイミングが勝敗を分けていたカンジ。しかし決勝では，GANTZの"復活"は発動せず，ストレートに倒されるという形になった。
　なお，3位決定戦は「peta」さんに決定。

　製品版を使用した第一弾のコンテストとなったが，いかがだっただろうか。早くも種族によって明暗が分かれる結果になったともいえるこのコンテスト。次回コンテストは，とうとう「イーサーロード デッキコンテスト」シリーズの最終戦となる。"切磋琢磨"という言葉がピッタリ当てはまるデッキ構築なだけに，選りすぐられたデッキが集まること必至だ。また，黒以外のデッキの活躍にも期待したいところ。あくまでも強いデッキを目指しつつ，各デッキの特色が出ると，さらに面白い対戦になりそうだ。
　まぁなにはともあれ，Bus GaS Bakubatuの作者の方，おめでとうございます！（Gueed）

　間もなく第四回デッキコンテストの告知をする予定なので，今しばらくお待ちを。その期間を利用して，デッキの最終調整をしておいてほしい。

・製品版デッキコンテスト＃1の決勝戦ログ（Bus Version）は「こちら」
・製品版デッキコンテスト＃1の決勝戦ログ（GANTZ Version）は「こちら」
・製品版デッキコンテスト＃1の決勝戦ムービー（3分2秒 44.6MB）は「こちら」
・製品版デッキコンテスト＃1の三位決定戦ログ（peta Version）は「こちら」
・製品版デッキコンテスト＃1の三位決定戦ログ（Poison Version）は「こちら」
・当サイト内イーサーロード特設ページは「こちら」