その「なんでもあり」といったハチャメチャさで世界中で話題となった……いや，今でも話題の「Grand Theft Auto III」（GTAIII）が，2003年9月25日に「グランド・セフト・オートIII」として日本語版で発売されることは，これまでに「ここ」や「ここ」で紹介したとおり。
　本日9月18日，渋谷のClub Asiaのすぐ近く（つまり東急本店の近く），「o.p.t」というクラブで，本作の先行お披露目イベントが行われた。
　といっても店内は10人入るかどうかといった広さで，19時から21時までの間，計22名のメディア関係者が立ち替わり訪れて，お酒を片手に日本語版を遊んでいくという内容だった。


　なので，このイベントの話はこれでおしまい（有料でもいいから参加したいって人は，「こちら」）。
　日本語版を遊んだ感想を書こう。プレイ感は……当然だが，英語版と同じである（英語版のレビュー記事は，「こちら」）。さすがにクエストやカーラジオの音声は日本語化されておらず，日本語の字幕が出るだけだったが，本作のイメージを考えるならば，これで正解だろう（カーラジオは字幕も出ない。ちょっと残念だが，字幕が出てもウザいかな……）。
　ちなみに筆者も，ほかのforGamerスタッフと同様，本作の英語版をさんざん遊んだのだが，やはり日本語版で遊ぶと，また違う面白さがある。英語版でさえ十分面白かったのが，さらに1.5倍は魅力的になっていた。もちろん多少の古さは感じるが，面白いものは，面白いのだ。
　しかし1.5倍の魅力を味わうために，英語版を持っている人が本作をもう一度買う（ちなみに6800円）というのは，金額的に微妙なところではある。そのため，そういった人には強くはお勧めしないが，まぁお金に余裕があれば，ぜひ触ってほしいとは思う（本当はアップグレードサービスでもあると嬉しいのだが，日本代理店が代わったため，おそらく難しいだろう）。

　ちなみに展示されていたのは，マスターバージョン。それどころか，すでに製品パッケージも出来上がっていた。まぁ英語版が出たのはずいぶん前だから驚くことではないのだが，とりあえず9月25日の発売日が延期される可能性がほぼないであろうことは，喜んでおくべきだろう。
　その製品パッケージをいただいてきたので，のちほど日本語版Screenshots集を掲載する予定だ。なにぶん時間がないので序盤だけの画像になってしまうが，ご了承いただきたい。（Iwahama）

→「グランド・セフト・オートIII」の英語版レビューなど，当サイト内の記事一覧は，「こちら」

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