ホンモノのLA市警元SWAT隊員が監修し，米国で人気を博した"PoliceQuest"シリーズの新作「SWAT3 タクティカル ゲーム オブ ザ イヤー エディション」（以下，TOGOTY）が，サイバーフロントのローカライズにより完全日本語版として登場することが決定した。Sierra On-lineが開発した本作は，Quake系やUnreal系などのいわゆるFPSではなく，かといってトム・クランシーシリーズのように徹底的にリアリズムを追求している作品でもない。どちらかというと「トム〜」よりだが，両者の中間の位置付けと考えた方がいいだろう。サイバーフロントは，これまで「SWAT2」「SWAT3」「SWAT3 エリート エディション」（以下，SWAT：EE）などを国内向けに販売している。
　なにはともあれ，今回発表されたリリース情報をば。

■タイトル：SWAT3 タクティカル ゲーム オブ ザ イヤー エディション 完全日本語版
■発売予定日：2002年8月2日
■動作環境：Windows 98/Me/2000/XP，PentiumII/266MHz以上，メモリ64MB以上，HDD空き容量：550 MB以上
■価格：9800円

　タイトルからも分かるとおり，本作は「GameSpy Tactical Game of the year」や「The WARGAMER Best of the year Award2000」を始めとした数々の賞を受賞している作品。全27種類のシングルプレイミッションでは，LA市街に実在するチャイニーズシアターや国際ホールなどを舞台に，フラッシュバン，CSガスといった兵器を用いた近代戦闘が楽しめる。また，SWATの戦術や訓練などを現役のSWAT隊員が語ったムービーも完全日本語化して収録されており，"濃い"特殊部隊ファンにも納得の内容に仕上がっているようだ。（Gueed)

　英語版ではあるが，当サイトの「こちら」にデモ版があるので，気になる人は一度プレイしておくといいだろう。


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