アイドスは，第二次世界大戦ストラテジーゲーム「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」の日本語版を，2004年3月4日に7980円で発売することを発表した。
　「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」は，第二次世界大戦当時のヨーロッパを舞台に，狙撃の名手，諜報活動の専門家，爆発物のプロといった特技を持つ男達からなる特殊工作部隊を指揮し，ドイツ軍を相手に遂行不可能とも思われる困難きわまるミッションに挑むストラテジーゲーム。
　本作でもスターリングラード，ベルリン，中央ヨーロッパと，激戦が繰り広げられた地域を舞台に，コマンドス達が大活躍してくれる。

　「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」の大きな特徴として，その美しいグラフィックスが挙げられる。下の画像を見てもらえば分かるとおり，実に細かいところまで丁寧に描きこまれており，砲撃などで建物や乗り物が吹き飛ぶときなど，飛び散る破片の一つ一つまで描かれているというように，そのこだわりは凄まじいばかりだ。
　また，本作では最大で12人でのインターネット/LAN経由のマルチプレイに対応したところも見逃せない。デスマッチやキャプチャー・ザ・フラッグ，そして協力プレイといったゲームモードが用意されている。
　なお，コマンドスシリーズといえばその難度の高さでも有名だったが，本作では1ミッションのマップが小さめになったことで，前作までのように，ミッションの目標となるオブジェクトに到達すらできないということが少なくなった。とはいえ，ドイツ軍兵士が乗り込む列車でのミッションや，ベルリンへ向かう連合軍本隊に先駆けての，危険な首都への潜行ミッション，ノルマンディ上陸作戦に関連したミッションなど，内容の濃いミッションが3ステージ，14ミッション収録されている。
　また本作では，ミッションのオープニングに流れるムービーと，ゲーム本編との間にローディングがなくスムースにつながるようになっており，思わずゲームに引き込まれる演出が施されているのも見逃せない。
　ところで，「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」で気をつけていただきたいのは，メディアがDVD-ROMになっているということだ。まだDVD-ROMドライブを持っていないなら，今のうちからドライブ購入の算段をしてゲームの発売日を待とう。
　ちなみに，当サイトの「こちら」には，英語体験版の紹介記事を掲載しているので，ぜひチェックを。（Asakura）

「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」

発売日：2004年3月4日
価格：7980円
動作環境
OS：Windows 98SE/Me/2000/XP
CPU：PentiumIII/700MHz以上（Pentium4/2GHz以上推奨）
メモリ：512MB以上推奨（Windows98SE/Meは128MB以上必須，2000/XPは256MB以上必須）
HDD容量：2GB以上
ビデオ：DirectX 9.0以上に対応し，メモリ128MB以上を搭載した3Dビデオカード
メディア：DVD-ROM

→「コマンドス3：デスティネーション ベルリン」に関する当サイトの情報一覧は，「こちら」


Commandos 3：Destination Berlin (C) Pyro Studios SL, 2003. Published by Eidos 2003. Commandos 3：Destination Berlin is a trademark of Pyro Studios SL. Eidos, Eidos and the Eidos logo are trademarks of the Eidos Group of companies. All Rights Reserved.