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[E3 2003#050]ついにPC版が登場!マイクロソフトのSF/FPS「HALO」 | - 05/17 15:53 |
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マイクロソフトの「HALO」は,Xbox版の発売後,北米では約4か月で100万本の販売本数を記録,また日本国内でもかなり高い評価を得たFPSタイトル。「コンシューマ機のFPSタイトルは決してヒットしない」というジンクスを見事に打ち破り,コンシューマの世界にUnrealなどと同系統の良質なSFシューティングを持ち込んだ作品である。 今回のE3において,Microsoftブースに待望のPC版が出展されていたので(元々はPC用に開発されていたわけだが……),Xbox版との違いを中心にお伝えしよう。 HALOは,謎の環状惑星HALOを侵略するエイリアン(ゴヴナント)と人間との戦いを描いた作品。キャンペーンモードでは,美しいパーティクルを伴った多彩な武器を駆使して,次々に現れるエイリアンと戦い,謎を解き明かしていくことになる。 比較的PCに近いプラットフォームといえるXboxからの移植だけに,オープニングムービーやシングルプレイのキャンペーンモードなどにまったく変更はなし(その部分に関しては,"完全移植")。異なるのは,PC版になってよりフレキシブルなネットワーク環境となり,様々な機能追加が可能になったマルチプレイヤーモードだ。 そのマルチプレイヤーモードも含めて,以下にPC版で追加/変更された要素をまとめておこう。 ■高解像度に対応 ■DirectX 9に対応 ■マルチプレイヤー用新マップ追加 ■マルチプレイヤーモードで「バンシー」(小型攻撃機)が使用可能 ■チーム戦において,ワートホグの役割分担(ドライバー/ガンナー)が可能 ■五つのマルチプレイヤーモード (Capture the Flag/King of the Hill/Slayer/OddBall/Race) PC版「HALO」では,既存の15マップに対して新たに六つのマップを追加。マルチプレイヤーモードでコヴナント側の小型戦闘機「バンシー」(飛行オブジェクト)が利用可能になったため,追加されたマップは,どれもかなり広めにデザインされている。 またワートホグ自体はXbox版でも利用可能だったが,チーム戦の増加を予想し,ドライバー/ガンナーの役割分担なども可能になった。ちなみに,マルチプレイヤーモードは最大16人同時にプレイ可能だ。 あくまでもXbox版+α的な作りだが,本作のシューティングフェーズは元々かなり完成度が高く,シングルプレイ/マルチプレイ同様に,昨今のPC/FPSタイトルに引けをとらない出来。自然の情景や武器エフェクト,また宇宙空間の美しさなどは,逆にコンシューマタイトルならではのものかもしれない。SF/FPSタイトルに目がない人は,ぜひ注目しておこう。(Gueed) |
- 関連タイトル:
マイクロソフト ヘイロー コンバット エボルヴ
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