「Diablo III」のCo-op人数は最大4人をサポート。Battle.netにはRMT用の新機能も追加に

　「Diablo III」（PC / Mac）のコミュニティマネージャー，Bashiokことミカ・ウィップル（Micah Whiple）氏が，自身のTwitterに寄せられたファンからの質問にリアルタイムで答えたことから，本作に関するいくつかの事実が明らかになっている。現在，このセッションの内容は，本作の公式フォーラムでもテーマごとに整理されて公開されている。


　内容をかいつまんで説明すると，大きなところではCo-opのプレイ人数が，現状どおり最大4人になることが改めて確認されている。Co-opについては，前作「Diablo II」では8人までがサポートされており，ファンからは「せめて6人まで」とか，「5クラス分だけのCo-opを」といった要望も強かったのだが，とりあえず4人に落ち着いたようだ。
　もっとも，ウィップル氏は以前「統計によると前作では4人のCo-opが最も人気があった」と発言していた。4人なら4人で，その人数で最大限に楽しめるデザインを期待しよう。
　また，Diablo IIIで盛り込まれる新要素，RMT（リアルマネートレード。関連記事）に関しては，Bishiok氏は「多くの地域でPayPalが利用される」と発言。また「ルーンシステム」（関連記事）など現在改良中の仕様に関しては，近いうちに新たな発表があるとしている。ボイスチャットやソーシャルグループなどの機能は，発売時ではなく，その後に必要ならば加えられていくとのことだ。

　さて，最近のトピックとして興味深いところでは，Blizzardのオンラインサービス「Battle.net」に，RMTをサポートする新機能「Battle.net Balance」が新たに追加されている。これは，PayPalなどを使ってBattle.netアカウントに移しておいた資金を使って，バーチャルアイテムなどのコンテンツを購入できるというもので，アメリカ時間の2月6日にローンチしている。すでに「World of Warcraft」（PC / Mac）のアイテムを購入できたりするようだが，Diablo IIIにおいても，バーチャルマネーでアイテム売買ができたりと，大活躍しそうな要素の一つだ。

　βテスト枠が10万人分広げられたばかり（関連記事）で，開発も佳境であることを感じさせるDiablo IIIだが，まだ発表のあとゲームに適応されていなかったり，改良途中だったりという仕様が多いのも事実。果たして，予定どおり「2012年前半」にリリースされることになるのだろうか。期待はしつつも，気長に待っておいたほうがいいかもしれない。

「Diablo III」公式サイト