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ロックワークス,新作2タイトルの発表会を実施。同じ武侠MMORPG,それぞれの魅力とは?
発表会は,ロックワークスの岡村社長の挨拶から始まり,次いで十二之天の開発会社“ギガスソフト”のホン・チャンウ代表取締役,九龍争覇の開発会社“INDY21”のユン・ソンハク代表取締役が,それぞれ挨拶を行った。
その挨拶の中でユン氏は,九龍争覇は全世界でサービスを予定しているが,日本はとくに重要であると語った。「野球で言えばメジャーリーグのようなもの」(ユン社長)というように,日本市場に大きな期待を寄せているようだ。
十二之天と九龍争覇は,どちらも武侠物で,対人戦をウリとしたタイトルだ。この2タイトルはどう違うのか,激しいゲームが好きという柳原さん(アメリカザリガニのツッコミ担当)は,十二之天の加藤プロデューサーチームに,まったりとしたゲームが好きという平井さん(同ボケ担当)は,九龍争覇の前田プロデューサーチームに分かれて,お互いのゲームを紹介する,十二之天 vs. 九龍争覇という形で勝負することに。
対して十二之天は,西遊記のようなファンタジーの武侠世界で,より対人戦を重視した作りのタイトルになっている。高速で移動するスキルや,ジャンプによって高い場所に昇り,上空から奇襲をかけることができるという,対人戦を前提にしたスキルが多く用意されている。
結果,甲乙つけがたい(?)その世界観は“引き分け”となった。
第2回戦は,“戦闘システム”対決だ。十二之天では,高速移動や跳躍によって,空間を広く利用した立体感のある戦闘が展開する。対人戦は,100 vs.100 という大規模な戦いを繰り広げることが可能だ。また,100種類以上の通常マップが用意されているほか,レベル別ダンジョンも用意されており,高レベルの敵国プレイヤーとの戦闘を避けることができる。
九龍争覇では,白道 vs. 黒道で争う“争覇”があり,中立門派からは個人単位でどちらか好きなほうに肩入れすることができるという。また,すべての門派が対立して戦う“門派戦”,1対1で決闘する“個人武闘”があり,個人武闘争では,ランキングが用意されている。
さて,こちらの結果はどうなったかというと……やはり引き分けになってしまった。
第3回戦は,“タイアップ”対決だ。今回の2タイトルには,それぞれタイアップが予定されており,この場でお披露目が行われた。十二之天にはダンスボーカルユニット“Feam”が,九龍争覇には“Recitativo”(レチタティーヴォ)がタイアップするとのことで,やはりそれぞれのチームに分かれて,クイズ対決が行われた。その内容は,自分達がタイアップするタイトルをどれだけ知っているかというもので,勝者にはグループの曲を披露する権利が与えられるのだ。その結果,九龍争覇の門派はいくつある? という問題に9(答えは10)を選んでしまったRecitativoの敗北。全問正解のFeamは,持ち歌を1曲披露してくれた。もっとも,結局はRecitativoも歌ってくれたのだが,そこはご愛嬌ということで。なお,どちらのグループも,タイトルのタイアップ曲はこれからのようだが,今後の展開に期待しよう。
なお,タイトル勝負は引き分け,引き分け,両方“歌った”ので引き分け,と3戦3引き分けということで決着した(?)ようだ。
さて,今回紹介された2タイトルだが,どちらも武侠物で対人戦をメインとしたものだ。日本では,武侠物がまだあまり馴染みがないうえに,対人戦のMMORPGは苦戦を強いられているという状況で,この2タイトルが登場する。今後のロックワークスによる展開やサービスが,どのようなものになるのか,気になるところだ。
なお4Gamerでは,本発表会の閉会後に両タイトルのプロデューサーにインタビューを行っている。後日掲載を予定しているので,そちらもチェックしてほしい。
- 関連タイトル:
九龍争覇
- 関連タイトル:
十二ノ天 〜TwelveSky〜
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