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第二次世界大戦タクティカルアクションの決定版「ヒドゥン&デンジャラス2 日本語版」 | - 2004/01/28 20:36 |
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などと,前作への熱い思いを語り始めると一晩かかるので,「ヒドゥン&デンジャラス2」(H&D2)の話に移ろう。H&D2は前作から4年の歳月を経て,2003年10月に欧米でリリースされた。そして待望の日本語版が,2004年の春にズーから発売される。 H&D2は前作と同様,英SASが主役だ。SASは第二次世界大戦から現在に至るまで世界最強の特殊部隊であるため,与えられるミッションの難度も危険度も最高,必然的にゲームの難度も大変厳しいものとなる。正直,前作の難度は最初のうちは狂気的にすら思えたが,今作でもあの難度を維持してもらいたいものだ。 Illusion Softworksはもう一つの代表作「マフィア」で,19.2km四方にも及ぶ架空の大都市を丸ごとゲームの舞台にしてしまうという偉業を成し遂げた。H&D2では,マフィアで使われたLS3Dエンジンをカスタマイズした最新版をベースに開発されている。 これが19.2km四方の戦場が登場することを意味するのかは不明だが,今回舞台となるのはヨーロッパのほか,アジア,アフリカ,北極にまで及ぶ。ミッション数は20で,日本軍相手に戦うミッションもあるらしい。さらに今回は"ローンウルフ(単独)" "カルネージ(殺戮)"という二つの新モードを搭載している。 前作でも魅力の一つとなっていたが,今回登場する武器は40種類以上,車両などの兵器は20種類以上。兵器は形状,性能,音に至るまで当時のものを再現し,発射された弾は正確な弾道計算に基づいて着弾するという。 敵軍の武器をかき集めたり兵器に搭乗して操縦したりといった要素は,今でこそちっとも珍しくはなくなったが,それらがまだ珍しかった時代の前作から気合の入ったこだわりを見せてくれたことを思えば,きっとH&D2でも期待以上の使い方をさせてくれるに違いない。 もう一つ嬉しいのは,前作ではあってないようなものだったマルチプレイモードを,2では標準でサポートしている点。最大32人での対戦が可能で,三つの対戦モードを搭載している。まぁ,当たり前といえば当たり前の要素だが。 ちなみに前作「Hidden&Dangerous Deluxe」(英語版)は,すでにフリーウェアとして無料配布されており,全編タダで遊べてしまう。当サイトでも「こちら」でダウンロード可能となっている。また同作の日本語版は,メディアカイトから廉価版が発売されている(詳細は「こちら」)。 今となっては少々古すぎるゲームシステムに苦しむかもしれないが,面白さは最新の作品にも見劣りするものではないので,2が発売される春までじっくり遊んでもらいたい。(Kawamura) →「ヒドゥン&デンジャラス2」のScreenShots集は,「こちら」 →「ヒドゥン&デンジャラス2」のムービーは,「こちら」 →「Hidden&Dangerous Deluxe」(英語版)のダウンロードは,「こちら」 (C) 2003 Illusion Softworks. Illusion Softworks, the Illusion Softworks logo and Hidden and Dangerous are trademarks of Illusion Softworks. Gathering, the Gathering logo, Take 2 Interactive Software and the Take 2 logo are all trademarks of Take 2 Interactive Software. All other trademarks are properties of their respective owners. Developed by Illusion Softworks. Published by Gathering. |
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ヒドゥン&デンジャラス2 日本語版
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