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[韓国ゲーム事情#680]「イースオンライン」,プレイシーンも見られる開発者インタビューのムービーを公開
「イースオンライン」,プレイシーンも見られる開発者インタビューのムービーを公開(2007/3/19)
Text by Kim Dong Wook特派員
本作は,韓国CJ Internetの開発スタジオであるCJIGと日本ファルコムが共同開発中のMMORPG。[韓国ゲーム事情#676]でお伝えしたように,3月23日から3月26日まで,第二次クローズドβテストが韓国で実施される予定だ。
このムービーは,第2次クローズドβテストの申し込み期間中に公開されたことも手伝って,韓国でもゲーマー達の関心を非常に集めている。今まで韓国メディアに露出したことがない本作の開発者達も出演しており,とくに,同作の開発最高責任者であるJoo Pyeong Guk氏の出演は目玉のひとつであろう。
同ムービーは,イースオンラインの開発最高責任者であるJoo氏が,同作のシステム,サブタイトルの意味,未来などについて語っている。4Gamerにムービーをアップしたので,本作に興味のある人はぜひチェックしてほしい。残念ながら,音声/字幕ともにハングル表記だが,ムービー内のコメントは,その意訳を本稿末尾に掲載しているので,ムービーを見ながらチェックしてほしい。
また,インタビューの合間合間には,ゲームのプレイシーンが挿入されており,巨大なモンスターの戦闘シーンや,フィールドの移動シーンなどが確認できる。
同ゲームの開発最高責任者であるJoo氏は,ムービー内で「1次クローズドβテストは,基本的なMMORPGとしてのシステムを充実させることを目的としました。今回の第二次クローズドβテストでは,コンテンツの充実に注力しています」と語り,本作の今後については,「プレイヤー達と共に,皆が楽しめるゲームとして進化させて行く計画です」とコメントしている。
韓国CJ Internetは,このムービーを皮切りに,イースオンラインの紹介と,さまざまな開発裏話などを収録したムービーを,シリーズで公開する計画だと発表している。今回公開されたムービーも,最後の部分に「グラフィックスチームの全景」と題された次回予告が挿入されている。
■ムービーのダウンロードは「こちら」(3分12秒,WMV)
ダウンロードファイル詳細(zip圧縮):44.1 MB(46,339,645 バイト)
■ムービー内インタビュー内容(意訳)
イースオンライン開発最高責任者Joo Pyeong Guk室長がイースオンラインを語る!
Q:イースオンラインを一言で表現するとしたら?
一言で言えば,アクションの進化です。パッケージゲームである既存のイースシリーズに登場する,アドルなどのキャラは出ませんが,イースシリーズの最大の特徴である“アクション”をオンラインに持ってきたことがポイントと言えます。
Q:The Call Of Solumの意味は?
意訳すれば,「Solum大陸への招待」です。これは,既存のイースシリーズでは一人で楽しんでいだアクションを,これからは大勢で集まって一緒に楽しみましょう,という願いを込めています。ぜひ私達が作ったSolum大陸に来てくださいという意味で,招待という言葉を使っています。
Q:イースオンラインのシステムの特徴は?
リアルタイムでの戦闘ですね。リアルタイムで戦闘を行いながら,自分の戦闘と戦略スタイルをカスタマイズする,“Build Arts”というシステムが特徴です。RTSのような要素とアクション要素を含んでいて,自分好みにカスタマイズできます。
Q:第二次クローズドβテストで変わる点は?
第一次クローズドβテストと,第二次クローズドβテストの方向性は違っています。 第一次では,既存のパッケージゲームをオンライン化するとともに,MMOゲームとしての基本システムを確立することが目的でした。第二次では,そのシステムを基盤にして,コンテンツを充実させることに注力していきます。第二次クローズドβテスト段階で,イースオンラインの楽しさが実感できるようなシステムになっていると思います。
Q:イースオンラインの今後の展開は?
イースオンラインの世界は,これからプレイヤー達と共に作って行きたいと思います。基盤は我々開発チームが作りましたが,これからイースオンラインを進化させていくには,プレイヤーの皆さんの協力が必要です。より面白いゲームにするためにも,第二次クローズドβテスト以後の展開にも,ぜひ注目してください。
- 関連タイトル:
YS Online 〜古代シーマの鼓動〜 (イースオンライン)
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