［TGS2005＃39］「RF online」試遊台で新マップ公開，RvR大会も

　東京ゲームショウ2005のセガブースに設けられた「RF online」の展示スペースでは，6台設置された試遊台で，3種族を二人ずつという感じでプレイできた。……プレイできたのだが，オープンβテストそのままの仕様ではないようで，ここで使われていたマップは，雪景色の見慣れぬもの。その場にいたスタッフに確認したところ，このマップは，正式サービス後に使えるようになるエリア「穿孔のイド」（イダー）とのことだ。そう，各地で搭乗券だけ売っていて，実は移動できないのに連絡船のメッセージだけはやたら頻繁にやってくる，あのイダーである。

　この試遊では，現状のライブサーバーがそのまま使われているようで（見た限りではAterサーバーが使われていた），サーバー自体にはすでにイダーが実装済みであることがうかがえた。
　各PCでは，現在のサーバー構成での最高レベルとなるレベル34のキャラクターが揃えられており，それなりの装備でサクサク遊べる。回復ポーションなどはほぼ無尽蔵に用意されており，ランチャーも機甲もアニムスも使い放題だ。



　またイベントとしては，東京ゲームショウ会場内のみでの簡単なRvRのゲーム大会が行われていた。アクレシア，ベラート，コラ，それぞれ2名ずつで対戦し，最終的に生き残った人のいるチームが勝利というルールだ。1分間の操作確認の後，対戦が行われ，機甲対シージキット付きランチャーなど，白熱した戦いが展開されていた。
　バランスはこの大会用に再調整されていたとのことだが，基本的に1対1だとランチャーの火力が優勢な感じで，筆者の見ていた戦いでは，アクレシア兵が生き残っていた。βテストでは「最弱」といわれるアクレシアが勝ち残ったことから見て，正式サービスでは，現状の「かなり壊れている」種族バランスの適切な調整が行われると期待してもよさそうだ。

　試遊台でいろいろ見て回ったところ，イダーのマップには，先日行われたイベントでも出てきた可愛い「チューティ」も存在しており，試しに攻撃してみると，普通に殺せてしまった（いいんだろうか？）。
　あたりにはA級Mobなども多いものの，こちらの武装も良いので意外とサクサク進んでいく。しばらくMobを無視して先に進むと，ちょっと大きめのA級モンスターを見つけたので，挑戦してみた。＋3000HP回復ポーションが山のようにあったので大丈夫かなと思って叩いてみたのだが，周りのモンスターも絡んできて回復が追いつかず，死んでしまった。レベル制限が解禁されたあとは，このような場所が狩り場になるのだなと素直に納得できる強さだ。
　正式サービスの日程も決まり，新エリアなどの実装も進んでいることが確認できた。サービス開始に向けてのブラッシュアップに期待したい。（aueki）