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「Oculus Rift」製品版に対応した「GeForce 364.72 Driver」登場。「DARK SOULS III」にも最適化済み
NVIDIAによれば,364.72ドライバは,ハードウェアとしてのRiftに正式対応しただけでなく,Riftのローンチタイトルにも最適化済み。ドライバと同時に入手できる最新版のGeForce Experienceからの自動最適化機能も利用できるとのことだ。
すぐに入手したい人は,GeForce Experience,もしくは下に示したリンクからどうぞ。
→64bit版Windows 10用GeForce 364.72 Driver(346MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 364.72 Driver(270MB)
→64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 364.72 Driver(344MB)
→32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 364.72 Driver(269MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 364.72 Driver(346MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 364.72 Driver(270MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 364.72 Driver(344MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 364.72 Driver(269MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
例によって,GeForce.comの当該記事と英文リリースノートの内容を筆者なりに和訳して,本稿の最後に列挙してみたが,Rift以外に,PC版「DARK SOULS III」の最適化版,いわゆる「Game Ready」ドライバだというのも,日本のゲーマーには重要なポイントということになるだろう。また,バグ修正の項目からして,「GeForce 364.47 Driver」で問題となった,インストール周りのトラブルが,今回のリリースで解決している気配なのも見逃せないところだ。
Riftの発送連絡が来た人や,DARK SOULS IIIで死にまくる予定の人はもちろんのこと,対象GPUのユーザーに広く勧められるバージョンと言えるのではなかろうか。
ただし,ドライバのアップデートは自己責任なので,その点だけはご了承を。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 364.72 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 364.72 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 364.51 Driver)
- GeForce Experience:2.11.2.42(←2.10.2.40)
- HD Audio Driver:1.3.34.4
- PhysX System Software:9.15.0428
- CUDA:8.0
- nView:147.00
●GeForce 364.72 Driverにおける最適化
- 「Quantum Break」「Killer Instinct」「DARK SOULS III」およびアーリーアクセス版「Paragon」最適化済み
●GeForce 364.72 Driverの新要素
・サードパーティ製ハードウェアの対応
- Oculus VR製ヘッドマウントディスプレイ「Rift」正式対応
(「EVE: Valkyrie」「Chronos」「Elite Dangerous」といったDay 1タイトルに最適化済み。NVIDIAの「VRWorks」最新版に対応」 - HTC製ヘッドマウントディスプレイシステム「Vive」の最新版に最適化済み
・SLIの拡張
- 「DARK SOULS III」用SLIプロファイルの追加
・3D Visionの拡張
- 「DARK SOULS III(Not recommended)」「Gears of War Ultimate Edition(Not recommended)」「Hitman Pro(Not recommended)」「Paragon(Not recommended)」「Quantum Break(Not recommended)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 364.72 Driverで解決した問題(Windows 10)
- ディスプレイとHDMI接続されたシステムで,(公式には未リリースの)「GeForce 364.54 Driver」を364.51ドライバに対して上書きインストールすると,システムがハングしたりBSoDが発生したりする問題
- Razer製の外付けグラフィックスボックス「Razer Core」がつながった環境で,(Razer Coreの)ホットアンプラグを行うと「Display driver has stopped responding and has recovered」という通知が表示される問題
- SLI構成時に「Tom Clancy's The Division」を実行すると,ゲームが頻繁にフリーズし,またGPUの使用率が低くなってフレームレートが低下する問題
- SLI構成時にGeForce 364.47 DriverもしくはGeForce 364.51 Driverを導入すると,BSoDが発生する問題
- G-SYNC対応ディスプレイと非対応ディスプレイの2台を接続したSLI構成済みのシステムにGeForce 364.51 Driverを導入した環境で,「Chrome」Webブラウザのハードウェアアクセラレーションを有効化,かつVsyncを無効化すると,(デスクトップ表示の)フレームレートが一桁にまで落ちる問題(※ということだと思われる。原文は「[364.51, SLI] In a multi-monitor configuration with one G-SYNC monitor and one non-G-SYNC monitor, the FPS in games drops to single digits if Chrome hardware acceleration is enabled and V-SYNC is off.)
●GeForce 364.72 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7)
- SLI構成時に「Tom Clancy's The Division」を実行すると,ゲームが頻繁にフリーズし,またGPUの使用率が低くなってフレームレートが低下する問題
- Cyberlink製ビデオ編集ソフト「PowerDirector」が「nvspcap64.dll」のエラーでクラッシュする問題
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
Rift
- 関連タイトル:
DARK SOULS III
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