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  • 発表日:2003/10/23
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印刷2018/03/20 19:24

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[GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に

画像集 No.004のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に
 北米時間2018年3月19日,NVIDIAはGDC 2018の開幕に合わせて,GeForceユーザー向け無料ソフトウェア「GeForce Experience」のVersion 3.13.1.30をリリースした。
 この新バージョンでは,ゲームのハイライト映像を自動でキャプチャする機能「ShadowPlay Highlights」(以下,Highlights)でアニメーションGIFを作成できるようになったのが最大の見どころだ。また,多機能なスクリーンショット撮影機能「Ansel」で作成した画像を,Ansel専門の画像投稿サービス「Shot with GeForce」に投稿する機能も加わるなど,注目すべき改良点がいくつか入っている。
 本稿ではそれらを簡単に紹介したい。


HighlightsでアニメーションGIFを作成し,SNSへダイレクトに投稿


 まずはHighlightsの新機能から見ていこう。
 復習として振り返っておくと,Highlightsは,対応ゲームで敵をキルしたり,あるいは自分がキルされたりといったハイライトシーンを自動で録画したうえで,それを動画SNSに投稿できるというGeForce Experienceの機能だ(関連記事)。

Highlightsの画面。自動保存されたハイライトシーンから,任意の部分だけを抜き出してSNSにアップロードできる
画像集 No.005のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に

 今までのHighlightsでは,動画ファイルの投稿しかできなかったが,Version 3.13世代のGeForce Experienceでは,5〜15秒という長さのアニメーションGIFを作成して投稿できるようになった。作成したアニメーションGIFは,GeForce Experience上から直接FacebookやGoogleフォト,中国のSNSであるWeiboに投稿可能だ。

HighlightsによるアニメーションGIF投稿設定。右側にある「Format」のプルダウンメニューから「Animated GIF」を選択するだけだ
画像集 No.006のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に


 最大でも15秒なので,ごく短いシーンしか作れないとはいえ,対戦プレイで勝利した瞬間や,面白いやられ方をした瞬間を簡単に共有する手段として役立ちそうだ。直接投稿できるSNSにTwitterやLINEが加わると,日本のユーザーにも喜ばれそうなので,今後のアップデートに期待したい。


HighlightのUIが刷新に


 アニメーションGIF作成機能の追加に合わせてNVIDIAは,Highlightsのユーザーインタフェース部分にも改良を加えている。これまでのGeForce Experienceだと,Highlightsの詳細設定を行いたい場合,タスク切り替えを行ってゲームからいったん抜けて,GeForce Experenceの「ホーム」から当該タイトルの項目を開くという手順が必要だった。それに対してVersion 3.13以降では[Alt]+[Z]キーの押下で呼び出せるオーバーレイメニューから設定を行えるようになったのだ。
 実用性の面で,大きな改善と言えるのではないだろうか。

「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」を実行したまま,Highlightsの設定画面を開いた状態
画像集 No.007のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に

 なお,同時にNVIDIAは,以下の5タイトルがHighlightsに対応したことも発表している。たとえば鉄拳7では,勝敗が決した瞬間やコンボが入ったシーンをHighlights機能で自動録画できるようになったという。



Anselで作成した画像を直接投稿できるサイトがオープン


 続いてはAnselとShot with GeForceである。
 こちらも振り返っておくが,Anselは,対応ゲームの場面を自由に撮影できるスクリーンショット作成機能である(関連記事)。ゲームの1シーンを素材に,アングルやカメラの傾き具合を変えたり,さまざまなエフェクトをかけたりしたうえで,超高解像度の静止画や360度全周を写した画像として描き出せるという,非常に凝った機能だ。
 そのAnselがVersion 3.13のGeForce Experienceは拡張となり,Anselで作成した静止画や360度画像をShot with GeForceへ直接投稿できるようになった。

Shot with GeForceのスクリーンショット
画像集 No.008のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に

 Shot with GeForceで面白いところは,Anselの特徴である360度画像やVR機器向け画像を,そのまま投稿したり,閲覧したりできることだ。360度画像の投稿に対応するSNSは,ほかにもあるが,Anselで作成したゲームの画像を直接投稿でき,それをゲーマーが気軽に閲覧できる専門サービスである点は他にない価値があると言えるかもしれない。

MMORPG「Dark and Light」の360度画像を表示した様子。画像を左ドラッグするとカメラの向きを変えられる
画像集 No.009のサムネイル画像 / [GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に


 Shot with GeForceの開始に合わせてNVIDIAは,Anselが以下の4タイトルで利用可能になったことを明らかにしている。


 さらに,Anselを使ったStar Wars Battlefront IIのスクリーンショット投稿コンテストをShot with GeForceで行うことも発表した。
 最優秀に選ばれた作品の投稿者には,賞品としてRazerのゲーマー向けノートPC「Razer Blade Stealth」と外付けグラフィックスボックス「Razer Core V2」,そしてStar Warsコラボモデルのグラフィックスカード「NVIDIA TITAN Xp Collector’s Edition」のセットがプレゼントされるというから,なんとも太っ腹な話だ。

 Star Wars Battlefront IIをプレイしているGeForceユーザーは,挑戦してみてはどうだろうか。

Shot with GeForce 公式Webサイト(英語)

NVIDIAのGeForce公式Blogにおける当該ポスト(英語)

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