ニュース
「GeForce 417.22 Driver」登場。「Battlefield V」の最新アップデートでレイトレ性能の大幅な向上を実現へ
Release 415(※415〜419)世代の新しいWHQL
- GeForce RTX 2080 Ti:DXR Raytraced Reflection「Ultra」設定時に解像度2560
×1440ドットで60fps - GeForce RTX 2080:DXR Raytraced Reflection「Medium」設定時に解像度2560
×1440ドットで60fps - GeForce RTX 2070:DXR Raytraced Reflection「Medium」設定時に解像度1920
×1080ドットで60fps
入手したい人は下に示したリンク,もしくはGeForce Experienceを利用してほしい。
→64bit版Windows 10用GeForce 417.22 Driver(543.69MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 417.22 Driver(499.45MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 417.22 Driver(543.69MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 417.22 Driver(499.45MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
今回もNVIDIAによる公式紹介記事と英文リリースの和訳を試みたうえで本稿の最後にまとめたが,最近のRelease 415世代と同様に,Battlefield Vアップデートへの最適化を除けば,バグ修正を進めたものという理解でいい。Battlefield Vをプレイしている人もそうでない人も,ドライバをRelease 415世代へ移行済みなら,自己責任で試してみる価値があると言えるだろう。
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ ##
- ●GeForce 417.22 Driverの対応製品
- GeForce RTX 20シリーズ
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜600Mシリーズ
※GeForce 500〜400シリーズとGeForce 500M〜400Mシリーズはサポート終了
●GeForce 417.22 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 417.01 Driver)
- GeForce Experience:3.16.0.122
- HD Audio Driver:1.3.38.4
- PhysX System Software:9.18.0907
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:10.0
- NView:149.34
●GeForce 417.22 Driverにおけるゲーム最適化
- 「Battlefield V Tides of War Chapter 1: Overture」用Game Ready
●GeForce 417.22 Driverの新要素
・3D Visionの拡張
- 「Just Cause 4(Good)」「Project Nova(Good)」「Tom Clancy’s The Division 2(Not Recommended)」用3D Visionプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 417.22 Driverで解決した問題
- 高リフレッシュレート対応のディスプレイとDisplayPort経由で接続している環境においてPCをスリープモードから復帰させた場合に画面表示がおかしくなる問題
- グラフィックスメモリのオーバークロックが入った環境でNVIDIAコントロールパネルがクロックを正しく表示しない問題
- NVIDIAコントロールパネルがグラフィックスメモリのデータレートを正しく表示しない問題
- NVIDIAコントロールパネルから強制的に適用した場合でもRGBカラーフォーマットを正しく設定できない問題
- GeForce RTX 2080 Ti搭載環境で「Hellbrade: Senua’s Sacrifice」がクラッシュする問題
- Microsoft製Webブラウザ「Edge」からビデオ再生を行うと終了後にブラウザが応答しなくなる問題(※417.21 Hotfix版の修正内容と同じ)
- BenQ ZOWIE製液晶ディスプレイ「XL2730」で垂直リフレッシュレートを144Hzに指定すると画面に何も表示されなくなる問題
●GeForce 417.22 Driverにおける既知の不具合(※抜粋)
- TITAN XpのSLI構成を行った環境へグラフィックスドライバをインストールすると,デフォルトのSLI動作モードが「無効」になる
- マザーボード上に搭載されるPLX Technology(現Avago Technologies)製チップを経由してGeForce GTX 1080 TiのマルチGPU構成を行うと「DPC watchdog violation」エラーがランダムに発生する(※411.63ドライバで「解決した問題」入りしていたのだが,未解決に戻った)
- 「Mozilla Firefox」Webブラウザで特定のリンクにマウスカーソルを重ねるとカーソルの表示が少しおかしくなる
- G-Sync対応ディスプレイ,そして非対応でHDMI接続のディスプレイを接続した状態で前者のG-Syncを有効化すると,ランダムに画面がちらつく
- TITAN V搭載環境で,本来表示されるべきでない「The Workstation」−「Manage GPU Utilization」の項目がNVIDIAコントロールパネルに出てくる
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
Battlefield V
- この記事のURL:
Copyright(C)2011 NVIDIA Corporation
(C)2018 Electronic Arts Inc.