「Radeon R9 280X」以下の新型GPUに対応した「Catalyst 13.11 Beta V1」

　北米時間2013年10月8日，「Radeon R9 280X」以下のRadeon R9＆R7シリーズの出荷開始アナウンスに合わせ，AMDから対応ドライバ「Catalyst 13.11 Beta V1」が登場した。最大のトピックはもちろん，10月8日に出荷の始まった新型GPUのサポートだ。
　対応OSはWindows 8.1・8・7。現在のところ，ノートPC用ドライバは用意されていないが，向こう数日の間に用意される予定と，AMDは予告している。

　すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。なお，「Display Driver」のバージョンは13.200.16.0000（1309262155-13.20.16-130926a-163066E-ATI）で，これは，4GamerがGPUレビュー記事で使ったものとまったく同じだ。

→Catalyst 13.11 Beta V1（Windows 8.1・8・7）

　面白いのは，リンク先にそれ以上の情報はない一方，AMDのCatalyst担当であるAndrew Dodd氏が，氏のTwitterアカウントで，Radeon HD 7000シリーズ搭載環境向けに「The Elder Scrolls V: Skyrim」および「Total War: Rome II」の最適化が入っていると明かしていること。また，新たに最適化が入っているかは言及されていないものの，「Battlefield 4」のBeta版用としても適しているとも，氏は述べている。

Cat 13.11 BetaV1 also has some improvements for Skyrim and Rome 2 on the 7000 Series.Please note the V1 nomenclature; updates will come :-)

— Andrew D (@CatalystCreator) October 8, 2013

Regarding questions abotu BF4 - AMD Catalyst 13.11 Beta V1 is definitely a great driver to use with the BF4 beta

— Andrew D (@CatalystCreator) October 8, 2013

　というわけで，基本的にはこれからRadeon R9 280X以下のRadeon R9＆R7シリーズ搭載グラフィックスカードを購入する人向けながら，Radeon HD 7000シリーズのユーザーにとっても相応に意味のあるドライバとは言えそうである。
　なお，AMDはゲーマーに対してβ版ドライバの導入を推奨する一方，「現状渡しの無保証版」とも位置づけているので，インストール作業はくれぐれも自己責任でお願いしたい。