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「Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfix」リリース。ゲーム関連で複数の問題にメスが入る
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印刷2016/09/09 11:44

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「Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfix」リリース。ゲーム関連で複数の問題にメスが入る

 北米時間2016年9月8日,AMDが,新しい公式最新Hotfix版ドライバ「Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfix」(以下,Crimson 16.9.1 Hotfix)を公開した。
 2016年9月版として初のHotfixかつ「non-WHQL」リリースとなる16.9.1ドライバは,「Deus Ex: Mankind Divided」のDirectX 12モードに対応したものという位置づけだ。

 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。

64bit版Windows 10用Crimson 16.9.1 Hotfix
32bit版Windows 10用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.1 Hotfix
32bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson 16.9.1 Hotfix
32bit版Windows 7用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson 16.9.1 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.1 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 8.1用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson 16.9.1 Hotfix
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson 16.9.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

※2016年9月14日追記
 北米時間9月13日付けで,Crimson 16.9.1 HotfixがWHQL版へ昇格したのを確認できたため,4Gamer側のドライバリンクページを更新しました。


 「Display Driver」のバージョンは「16.40.2011-160907a-306711E」で,「Radeon Software Crimson Edition 16.8.3 Hotfix」より確実に新しくなっている今回のリリースだが,国内未発売タイトルに向けた最適化以上に注目したいのは,垂直リフレッシュレート144Hz対応ディスプレイと接続したときの問題など,ゲーマーにとって意義深いバグへの対応が複数入っていることだろう。
 いつものように英文リリースノートの内容を和訳して本稿の最後にまとめてあるので,興味のある人は参考にしてほしいが,そこに気になる項目があるなら,自己責任での導入を検討する価値がありそうだ。

 なお,Radeon Settingsの「ソフトウェア」を見てみると,2DドライバとDirect3D,OpenGL,OpenCLのドライババージョンが全部21.19.134.1で揃ってしまっていて,さすがにこれは何かの表示異常ではないかと思われる。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfixの対応GPU
  • Radeon RX 400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
  • AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
  • AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
  • Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
  • AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
(※Carrizoベースの「FX-8800P」「PRO A12-8800B」「PRO A10-8700B」「PRO A8-8600B」「PRO A6-8500B」「A10-8700P」「A8-8600P」「A6-8500P」は非対応。AMDはこれらのユーザーに対し,「Radeon Software Crimson Edition 15.12」を使うよう推奨している)


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfixが統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.8.3 Hotfix)
  • Display Driver:16.40.2011-160907a-306711E(←16.30.2511.1003-160830a-306357E
  • Radeon Settings:2016.0907.1109.18253(←2016.0830.1646.28334)
  • 2D Driver:21.19.134.1(←8.1.1.1564)
  • Direct3D:21.19.134.1(←9.14.10.1209)
  • OpenGL:21.19.134.1(←6.14.10.13447)
  • OpenCL:21.19.134.1(←2.0.6.0)
  • Mantle:21.19.134.1(←9.1.10.136)(※Mantle API:98310)
  • Audio Driver:10.0.1.0(←10.0.0.3)
  • Vulkan Driver:1.3.0(←1.2.0)
  • Vulkan API:1.0.21(←1.0.17)


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfixにおける最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.8.3)
  • DirectX 12版「Deus Ex: Mankind Divided」のサポート追加


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfixにおける新要素
・CrossFireの拡張
  • DirectX 11版「Dota 2」に向けたCrossFireプロファイルの追加


●Radeon Software Crimson Edition 16.9.1 Hotfixで解決した問題
  • 垂直リフレッシュレート144Hz対応かつFreeSyncが有効にならないディスプレイと接続すると,ゲーム中やデスクトップ作業中に画面がちらつくことのある問題
  • FreeSyncがデスクトップ作業中にも有効化され,画面のちらつきを生むことのある問題
  • 「Grand Theft Auto V」でストーリーモードを読み出すと,ゲームがハングすることのある問題
  • 「DiRT Rally」でゲーム側のグラフィックス設定を「High」もしくは「Ultra」にしていると,降雨表現がちらつくことのある問題
  • PowerXpressが有効なノートPCで「DOOM」を実行し,ゲームを終了させると,(ゲームアプリケーションが)ハングすることのある問題(※ということだと思われる。原文は「DOOM may experience a hang on game exit in some limited AMD PowerXpress configurations.」)
  • Radeon RX 400シリーズのCrossFire構成時に「Total War: WARHAMMER」を実行すると,フレームレートがむしろ低下することのある問題
  • “SteamVR benchmark”の実行後,システムがアイドル状態に移行しても,GPUの使用率が高いまま留まる問題(※“SteamVR benchmark”は「SteamVR Performance Test」のことだと思われるが,確証はない。原文は「GPU utilization may remain high when idle after running SteamVR performance benchmark.」)
  • Radeon RX 480搭載環境をHDMIでディスプレイと接続しているとき,Radeon Settingsの「Radeon追加設定」から「ピクセルフォーマット」の設定が見えなくなる問題
  • CrossFire環境を構築していると,Radeon Softwareのインストールに失敗したり,(システムが)ハングしたりすることのある問題。(※この問題が発生した場合,システムを再起動してドライバを再インストールするよう,AMDは呼びかけている。また,ハングする主体はシステムだと思われるが,確証はない。原文は「Radeon Software may intermittently fail to install or hang on some AMD CrossFire configurations. If this happens users can reboot and re-install without issue as a workaround.」)
  • Radeon RX 400シリーズ搭載環境でシステムをスリープから復帰させると,GPUの使用率が高い状態を維持する問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    デウスエクス マンカインド・ディバイデッド

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