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高画質になった超解像技術「FSR 4.1」に対応する「AMD Software 26.3.1」リリース
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WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるAMD
2025年12月にAMDは,次世代のゲーム高画質化技術「FSR Redstone」の最初のバージョンをリリースしている。AMD Software 26.3.1が対応したFSR 4.1は,FSR Redstoneリリース後,最初のメジャーアップデートである。
AMDによると,FSR 4.1では,超解像技術「FSR Upscaling」のAI推論が改良され,とくに動きのあるシーンにおける画質が向上したそうだ。
AMDは,AMD Software 26.3.1が対応したアクションアドベンチャー「紅の砂漠」(Crimson Desert)における「AMD FSR 4.0」と同4.1の比較画像を公開しているので,興味のある人は確認してみよう。FSR 4.1のほうが細部の再現性に優れていることが一目で分かるはずだ。
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また,FSR 4.0に含まれていたレイトレーシングの高画質技術「FSR Ray Regeneration」(レイの再生成)が,Version 1.1へとアップデートされた。
Version 1.0と比べて,メモリ使用量が減るのに加えて,より高画質になっているとのこと。FSR Ray Regeneration 1.1も,紅の砂漠におけるサンプル画像が公開されているので掲載しておこう。
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ちなみに,FSR Ray Regeneration 1.1は,同1.0から「ABI」(Application Binary Interface)互換性が一部失われているそうだ。
基本的には開発者にしか関係のない変更ではあるが,わりと影響が大きい場合があるので,興味がある人は,FSR Ray Regeneration SDKの最新ドキュメントを参照してほしい。
なおFSRは,かつて「FidelityFX Super Resolution」の略とされていたが,FSR Redstoneリリース時に,「AMD FSR」という名称にリブランドされた。
AMDは新たに,「FSR Naming Guideline」なるページを作成して,ブランド名の定着を図っていたりもする。わざわざこんなページを作成するところを見ると,ユーザーや開発者の混乱を懸念しているのだろう。
AMD
FSR 4.1における最新の機能は,いずれもRDNA 4世代以降の対応となる。紅の砂漠をプレイしているRadeon 9000シリーズユーザーは,AMD
現行のAMD Softwareは,GPUの世代によってインストーラパッケージが異なっている。公式Webページで,自分が利用している製品名で検索してから,適切なインストーラを入手するか,「AMD Install Manager」を利用してインストールしてほしい。
●AMD Software 26.3.1の対応GPU
- Radeon RX 9000シリーズ
- Radeon AI PRO R9000シリーズ
- Radeon RX 7000シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
●AMD Software 26.3.1の対応APU
- Ryzen AI 400シリーズ
- Ryzen AI 300シリーズ
- Ryzen 9000シリーズ
- Ryzen 8000シリーズ
- Ryzen 7000シリーズ
- Ryzen 6000シリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)
●AMD Software 26.3.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAMD Software 26.2.2)
- Display Driver Version:25.30.33.01-260309a-198975C
-AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion (←25.30 .27.02 -260 217a -198 634C -AMD -Soft ware -Adre nalin -Edition) - UI:2026.0108.1822.2089
- AMD Windows Driver version:32.0.23033.1002(←32.0.23027.2005)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D Driver:9.17.11.0285
- OpenGL Driver:32.0.23033.1002
- Audio Driver:10.0.1.41
- Vulkan Driver:2.0.388(←2.0.373)
- Vulkan API:1.4.344(←1.4.334)
●AMD Software 26.3.1における新要素
- FSR 4.1に対応
- 紅の砂漠,DEATH STRANDING 2: ON THE BEACHに対応
●AMD Software 26.3.1で解決した問題
- 「Cyberpunk 2077」において,パストレーシングを有効にした状態でゲームのセーブデータをロードしようとすると,ゲームのクラッシュやドライバのタイムアウトが発生することのあった問題
- AMD Softwareを使用しているときに,ゲーム中やデスクトップ上でマウスやキーボードの操作が断続的にできなくなることのあった問題
- Radeon RX 7000シリーズ以降のAMD製GPUで,ゲーム中にAMD Softwareを使って設定の変更を繰り返したり,Alt+Tabキーでウインドウを切り替えたりすると,システムがクラッシュすることのあった問題
- Radeon RX 6000シリーズ以降のAMD製GPUで,「AMD Noise Suppression」が機能しないことのあった問題
●AMD Software 26.3.1における既知の問題
- Radeon AI 9 HX 370で「Battlefield 6」をプレイ中,断続的にゲームがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが生じることがある。AMDは開発者と協力して,この問題をできるだけ早期に解決できるよう取り組んでいるとのこと
- 一部のAMD製GPUで,AMD Softwareの録画やストリーミング機能を使用して「Battlefield 6」をプレイすると,テクスチャのチラツキや破損が見られることがある
- Radeon RX 9000シリーズにおいて,Battlefield 6をプレイ中に,AMD Software上の「AMD FSR Upscaling」と「FSR Frame Generation」の設定が無効になることがある
- Radeon RX 5000シリーズで,DEATH STRANDING 2: ON THE BEACHをプレイ中に,ゲームがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが断続的に生じることがある
- Radeon RX 9000シリーズで,「RoadCraft」をプレイ中にゲームがクラッシュしたり,ドライバのタイムアウトが断続的に生じることがある
- 関連タイトル:
AMD Software
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