ニュース
「Mirror's Edge」最適化が図られた公式β版「GeForce Driver 181.22」
→Windows XP用GeForce Driver 181.22 Beta(94.0MB)
→32bit版Windows Vista用GeForce Driver 181.22 Beta(91.3MB)
→64bit版Windows Vista用GeForce Driver 181.22 Beta(108MB)
本βドライバは,欧米で先週発売され,日本でも今週,2009年1月22日から日本語版の販売が始まる予定となっているElectronic Arts製の一人称アクション,「Mirror's Edge」(邦題 ミラーズエッジ)PC版に最適化したとされるもの。とくに,NVIDIA PhysX周りの最適化が行われているという。統合されるPhysX System Softwareのバージョンが,「GeForce Driver 181.20」の8.10.13から,Mirror's Edgeで生じる問題の解決を試みた9.09.0010へ差し変わっているので,“そういうこと”なのかしれない。
なお,1月19日10:00の原稿執筆時点で,日本語版リリースハイライトには,統合されているバージョンが8.10.13だと書かれているが,これは誤り。筆者が確認したところ,(NVIDIA本社サイトのリリースハイライトにも書かれているように)9.09.0010が正しく統合されている。
さて,リリースノートによると,GeForce Driver 181.22 Betaにおけるこのほかの変更点,および修正点は下記のとおりだ。項目数が少ないので,今回はすべての和訳を試みている。
●GeForce Driver 181.22 Betaにおける変更(Windows XP,32/64bit版Windows Vista)
- 「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」のベンチマークモードに,NVIDIA SLI(以下,SLI)プロファイルを追加
●GeForce Driver 181.22 Betaで解決した主な問題(32bit版Windows Vista)
- 1440×900ドット以上の解像度,かつ高いグラフィックス設定で「Fallout 3」をプレイすると,いくつかのマップにおいてゲームがクラッシュする問題
- GeForce GTX 295搭載環境で,システムの再起動後,CUDAおよびPhysXをサポートするGPUの数が1基と認識されることがある問題
●GeForce Driver 181.22 Betaで解決した主な問題(64bit版Windows Vista)
- 1440×900ドット以上の解像度,かつ高いグラフィックス設定で「Fallout 3」をプレイすると,いくつかのマップにおいてゲームがクラッシュする問題
以上,前回の公式最新版からわずか0.02のアップデートということもあり,全体としてはやはり小粒な印象だ。NVIDIAが謳うように,基本的にはMirror's Edgeをプレイする人向けという理解でいいのではなかろうか。
ただ,GeForce Driver 181.20では別途入手しなければならないPhysX System Software 9.09.0010が統合されたのは,歓迎されるべきだろう。あくまでβ版であること,そして,ドライバの導入が自己責任となる点には注意が必要だが,いくつかバグフィックスが進んでいるのも確かなので,これから新規にRelease 181世代のドライバを導入するつもりなら,こちらを選んだほうが幸せになれそうである。
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
PhysX
- 関連タイトル:
ミラーズエッジ
- この記事のURL:
キーワード
Copyright(C)2011 NVIDIA Corporation
Copyright(C)2008 NVIDIA Corporation
(c) 2008 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo and Mirror’s Edge are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.