Razerが実況配信者向けの15ボタンキーパッド「Stream Controller X」を発表

　米国時間2023年4月13日，Razerは，実況配信者向けのキーパッド「Razer Stream Controller X」を世界市場に向けて発売した。機能割り当てをカスタマイズできるタッチスクリーンボタンを15個備えており，アプリの起動や操作をボタンで行える製品だ。
　同社直販サイトにおける税込価格は2万1900円である。

Stream Controller X

　実況配信者向けデバイスに関心のある人が見れば一目瞭然だが，有り体に言ってしまうとStream Controller Xは，CorsairがElgato Gamingブランドで展開しているキーパッド「Stream Deck」とほぼ同じ目的と機能の製品だ。
　それぞれのボタンに，OBS StudioやYouTube，Twitchなどのアプリケーション操作を割り当てておくことで，ゲームの実況配信中にも，ゲームから配信アプリケーションに切り替えることなく，1ボタンで配信側を操作できるという入力機器である。複数のアプリケーションにまたがったマクロ操作も可能であるという。

キーパッド本体をスタンドから取り外せる構造も，Stream Deckを踏襲している

　Stream Deckは実用的で役立つデバイスなので，ゲーム実況配信者の間ではよく使われている。Razerから同種の製品が登場したとなれば，製品選びの選択肢が広がるのは歓迎できることであろうか。

RazerのStream Controller X製品情報ページ