連載
先週(9月14日)発売された,ドライバーシリーズの最新作「DRIVER PARALLEL LINES 日本語マニュアル付英語版」(ドライバー パラレルラインズ)。すでに入手して,ニューヨークで大暴れしているというワルな読者も多いことと期待したい。「英語なんてサッパリだ! アイラブニューヨーク!」という人でも,ミッションとストーリーをサポートしていく当連載があれば心配ご無用だ。
さっそくミッション紹介/攻略に入ろう。本作はメインストーリーを追う形でミッションが展開されていくものの,基本的には複数のミッションの中から選択してプレイすることになる。どれからプレイしてもストーリーに変化はないようだ。なお,記事の性格上ネタバレが多く含まれているため,当連載を読む前にゲームをプレイするか,読んでからプレイするかは読者自身で判断してほしい。
ギャングの車を盗んで暴走しまくったあと,元の場所にこっそり返すという,地味な仕事の依頼だ。これで車の持ち主のギャングが警察にしょっぴかれるという,スリンクの考えたセコい作戦である。そんなコントみたいなことが本当に起こるのだろうか。
ファンキー・ラビット(バー)に来いと,スリンクに呼び出された。なんでも,大急ぎで四か所あるクラブを回り,売上金を回収してこいとのこと。「金に群がるハエがいる」というのが気になるが,いざレッツゴーである。
メキシカンが雇っている“使えないドライバー”との,バイクレースをやらされる。こいつは以前,(ムービーシーンで)トランクに押し込められていたヤツか? レース自体はすべてのチェックポイントを通過してフィニッシュするだけだが,なんでもヤツは汚い手を使ってくるらしい。と思ったら,スタートでいきなり大フライングしやがるし,もうスタートからして汚い。
車の改造を行うフェニックスオートから,大至急3台の車を調達してくれという依頼があった。そのへんに停めてある車でいいじゃんと思うのだが,指定した車じゃないとダメらしい。車にはセキュリティが付いているため,レッカー車で盗んでこいとのことである。盗んだ車を改造して売るのだろうか。さすが1978年のニューヨークだ。
ちなみに無事にクリアすると,同じようにレッカー車での盗難を行う「スティール・トゥ・オーダー」というサイドミッションが,マップ上に登場する。
仲間の一人であるビショップからの依頼で,刑務所から出てきた護送車を襲って奪い取ることになった。映画じゃあるまいし,そんな無茶な。ゲームだけど。
護送車は前後にパトカーを従えつつ刑務所から出てくる。どうにかして護送車を奪い取ればいいわけだが,かなり手強いので気合いを入れて挑まないと筆者みたいに半ベソになるぞ。
ヤツらの後ろを追走しつつ様子を見ていると,一般車と接触したり,人を跳ね飛ばしたり,勝手に3台で事故ったりと,笑えるほど狂った運転を見せてくれる。ビショップは「車体に傷を付けるな」と言っていたが,こちらが手を出すまでもなく,勝手にボロボロになっていく護送車。それはそうと,事故って動きが止まった護送車のそばで停車していたら,いきなり護衛のパトカーがバックしてきて激突。どう考えてもこちらは被害者だと思うのだが,これが原因で追跡モードになり,2台のパトカーに体当たりやら銃撃やらされて殺されてしまった。なんて無法者なおまわりさんなんだろう。
護送車を手に入れたのは,刑務所へ潜入するためだった。しかし刑務所内部の情報がなく,まずは情報収集が必要だ。そこで,スポーツカーを売りたい刑務所の警備員がいるらしいので試乗を装って車に乗り込み,刑務所の情報を聞き出してくるというミッション。口を割らせる方法とは……恐怖度を高める無茶な運転をして警備員をビビらせるんだそうだ。あいかわらず,スリンクの作戦は頭が悪そうである。
前回よりも手強いミッションも登場し始め,苦労している人もいると思うが頑張ってもらいたい。個人的には,お色気ムービーなどがちっとも出てこないのが不満だが,今後の展開に期待だ。次回はいよいよ,1978年のクライマックスまでのミッションをお届けする予定。お楽しみに。
メインミッションやサイドミッションとは別に,ニューヨークを走り回っているとミニマップ上で紫色のアイコンを見かけることがある。それがミニゲームのスタート地点だ。
ミニゲームは全部で11種類あり,ストーリーの進行具合により挑戦できるモードが増えていく。序盤にはタクシードライバー,チェックポイントレース,サバイバルが登場する。クリアすると報酬がもらえるので,財布の中もほかほかしてくる。ミッションの合間の息抜きに,ニューヨークを走り回ってミニゲームポイントを探し,挑戦してみてほしい。
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DRIVER PARALLEL LINES 日本語マニュアル付英語版
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