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印刷2008/01/25 17:06

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[TAIPEI2008#03]仙族と魔族の戦いをテーマにしたMMORPG「仙魔道」の現在の開発状況を台湾ガマニアに取材。日本で遊べる日はいつ?

画像集#001のサムネイル/[TAIPEI2008#03]仙族と魔族の戦いをテーマにしたMMORPG「仙魔道」の現在の開発状況を台湾ガマニアに取材。日本で遊べる日はいつ?
 台湾のGamania Digital Entertainment(以下,台湾ガマニア)が,東京ゲームショウ 2006で出展していたMMORPG「仙魔道」は,台湾での2007年明けに予定されている正式サービス後に,日本でリリースされる語られたタイトルだ。そのときからおよそ1年と半年が経過し,2008年になったわけだが,続報はあまり聞こえてこない。今現在,その開発状況はどうなっているのだろう? そこで,台湾ガマニアの新作MMORPG「Zodiac Online」の話に引き続き,Alan KUO氏に現在の状況と,本作の特徴を聞いてみることにした。

 本作は,仙族と魔族の戦いをテーマにしたPvPメインのMMORPGタイトルだ。またその世界観は,あくまで東洋のファンタジーであり,Alan氏によると,よくある武侠物ではないし,カンフーなどの技も登場しないという。仙魔道は,東洋の“Lord of The Rings”――つまり,東洋ファンタジーの王道を目指しているということなのだろう。

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 プレイヤーはチュートリアルを終わらせ,いくつかのクエストをクリアしたあと,仙族と魔族を選ぶことになる。プレイヤーキャラクターは選択したのが仙族か魔族かに関わらず,善(陽)と悪(陰)の二つのゲージを持っており,このパラメータはミッションにおける行動によって増えていく。例えば善のモンスターを倒せば悪のゲージが増えるというわけだ。これにより,「悪の仙族」「善の魔族」というようなイメージのキャラクターとしてもプレイできるとのこと。
 なお,この仙族と魔族は,同じフィールドに存在し,所属する“族”が異なるためプレイするゾーンが違うということはない。

Alan KUO氏
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 さて,この善/悪ゲージなのだが,実は攻撃や回復の効果に影響を与えるパラメータでもある。具体的には,悪のゲージが高ければ高いほど,攻撃などの効果が上昇し,善のゲージが高いほど回復などの効果が上昇するといった具合だ。なお,この善,悪は両方のゲージを上げることは可能だが,両方を上げていくことはかなり大変とのことで,プレイする前に,自分のやりたいプレイスタイルを考えておいたほうが良さそうだ。
 ちなみにこのゲージ,いわゆるレベルとは違うシステムで,レベルはレベルで,このゲージとは別に経験値を得て上昇(一段階では最大レベル60とのこと)する。

 では,チュートリアル後に選んだ“族”からの変更はできないのだろうか。魔族でプレイしていたが,友達が仙族をプレイしていたなど,所属を変更したいと思う可能性は,決して低くはないだろう。その点について質問してみたところ,大変なミッションをクリアする必要があるが,途中で“族”を変更することは可能とのことだ。

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 本作のメインテーマである「PvP」についてだが,現段階では「Player vs Player」,つまり「1vs.1」で戦うことが可能になっている。次に予定されているのが「Guild vs Guild」なのだが,これは,仙族だけのギルドグループと魔族だけのギルドグループが戦い合うというもので,ギルドレベルによって参加できる人数が変わるとのこと。なお,最大人数については開発中であり,未確定ということだった。そして本作のキモとなるであろう仙族と魔族の戦い「RvR」は,現在企画中とのことで詳細が判明するのはしばらく先になりそうだ。
 なお,一つのギルドには仙族,魔族のどちらでも参加することが可能になるそうだ。

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 キャラクターの背中には,神の印といった感じの,光の輪が見えるのだが,これはキャラクターの地位(ランク)を表し,仙族と魔族では形が違っているが,それぞれ9種類の模様がある。また,一定の時間だけ自分の力を強化できる「仙魔化」というシステムがあり,それを使用している間は,背中の光の輪が大きくなる。いわゆる“ブースト”や“リミット・ブレイク”といえばなんとなく想像がつくと思うが,仙魔化の使用によってスキル,攻撃力,防御力が強化されるのだ。当然だが,使用後はしばらくのあいだ使えなくなるので,仙魔化はここぞという場面での切り札になるだろう。

 さて,気にかかる本作のサービススケジュールだが,日本でのクローズドβテストを2008年中に予定しているとのこと。とはいえ,まだ開発中の本作なので,登場までにはもう少しかかりそうだ。熱い戦いのできるタイトルになることを期待したい。
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