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【PR】文句なしに最高性能。ドスパラの「Prime Galleria XGe-SLI」で,これ以上ないPCゲーム環境を入手せよ
それに対し,複数枚のグラフィックスカードを用いたマルチGPU構成というのは,ニーズに応える,分かりやすい回答といえるだろう。ただ,NVIDIAのSLIにせよ,AMDのCrossFireXにせよ,マザーボードから電源ユニット,冷却系など,安定動作のハードルは決して低くない。普段からPCの自作に慣れ親しんでいないと,安定して動作させるのはなかなか難しいというのが実情だ。
そこで,ゲーマー向けPCブランド「Prime Galleria」を展開するドスパラは,ハイエンドGPUによるマルチGPU構成を標準仕様としたタワー型PC「Prime Galleria XGe-SLI」(以下,Galleria XGe-SLI)を用意している。これなら,消費電力や冷却をああだこうだ考えることなく,購入後,すぐにゲームを始められるというわけである。
今回は,そんなPrime Galleria XGe-SLIの実機を入手したので,「本機で何が実現できるのか」をチェックしてみたいと思う。
ドスパラ直販サイトでPrime Galleria XGe-SLIの仕様を確認する
GTX 580×2にi7-3960Xを採用し
白い大型筐体に搭載してきたGalleria XGe-SLI
しかも,組み合わせられるCPUは,これまたIntelの最上位モデルとなる「Core i7-3960X Extreme Edition/3.30GHz」(以下,i7-3960X)だ。Core i7-3000番台は40レーンものPCI Express 2.0(以下,PCIe 2.0)インタフェースを統合しているため,2枚のGTX 580カードは,フルスペックである16レーンのPCIe 2.0インタフェースでCPUと直結されることとなる。
先だって4Gamerでレポートしているとおり,グラフィックスカード2枚差し時に8レーン×2接続となるCore i7-2000番台(+Intel 6シリーズチップセット)よりも,16レーン×2接続となるCore i7-3000番台(+「Intel X79 Express」チップセット)のほうが,SLI(やCrossFireX)構成時の性能は高い。Galleria XGe-SLIでは,SLI動作に理想的な環境が初めから構築されているのだ。
本体向かって右側面からも冷却できるようになっているなど,熱対策には相当力が入っていると述べていいだろう。
ストレージは,システム用がMicron Technology製のSSD「Crucial m4」(容量128GB,Serial ATA 6Gbps)。ハイエンド機でボトルネックとなりやすいストレージ性能にも抜かりなく対策されているわけである。また,データ用として別途,容量2TBのHDDも搭載されているため,ゲームクライアントを多数インストールしておきたいニーズにも対応可能だ。
本体底面には,筐体の安定性を高めるための“脚”が用意されている。底面吸気が可能だが,Galleria XGe-SLIでは使われていない,というのは先ほど述べたとおりだ |
USBなどのインタフェースは筐体天面前方にまとまっており,筐体を床置きしたときの利便性が高い。USB 3.0対応ポートは青く色分けされ,視覚的に分かりやすいのもいい |
GTX 580+i7-2700Kを搭載した
「シングルGPU仕様の上位版Galleria」と比較
2011年12月時点におけるGalleria XGのBTO標準構成は,GTX 580カード1枚と,「Core i7-2700K/3.5GHz」を中心としたものだ。Galleria XGe-SLIともども,そのスペックは表にまとめてみたので参考にしてほしい。「シングルGPU仕様のハイエンドモデルと比べて倍以上」というBTO標準構成価格のGalleria XGe-SLIだけに,価格分の何かを見せてくれるかどうかがポイントとなるだろう。
今回テストは,4Gamerのベンチマークレギュレーション11.2から,「3DMark 11」(Version 1.0.3)と「S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat」(以下,STALKER CoP),「Sid Meier's Civilization V」(以下,Civ 5),「DiRT 3」を選択。加えて,冒頭でもその名を挙げたバトルフィールド 3(以下,BF3)での性能も見るべく,11月5日掲載のテストレポートから,「THUNDER RUN」シークエンスの計測方法を採用し,テストすることにした。
昨今では16:9アスペクトのディスプレイが主流ということから,解像度は1920×1080&2560×1440ドットの2パターンを選択。ハイエンドPC同士の比較となるため,テスト条件は,4xアンチエイリアシングと16x異方性フィルタリングを適用した「高負荷設定」のみとしている。
シングルGPU仕様のGalleria XGを圧倒
25x14の高負荷設定でも快適なプレイが可能に
ではさっそく3D性能を比較していこう。グラフ1は3DMark 11の結果だが,「Performance」プリセットでは約75%,より描画負荷の高い「Extreme」プリセットでは約94%も,Galleria XGe-SLIのほうがGalleria XGより高いスコアを示した。マルチGPU構成は高い負荷でこそ真価を発揮しやすいが,まさにそういう結果が出ているわけだ。
実際のゲームでも優位性は確認できるかどうか。STALKER CoPの公式ベンチマークテストから,最も描画負荷の低い「Day」と,逆に最も高い「SunShafts」,2シークエンスのテスト結果をまとめたものがグラフ2,3となる。
Dayシークエンスだと,Galleria XGe-SLIとGalleria XGのスコア差は76〜93%程度であり,3DMark 11とほぼ同じ傾向。SunShaftsでも傾向自体はほぼ変わらずだが,ここでGalleria XGe-SLIが2560×1440ドット時に平均60fpsを超えてきていることは特筆すべきだろう。相当に“重い”条件でも平均60fpsを叩き出せるわけで,この実力はそのまま,将来のゲームタイトルに向けた余力となるからだ。
BF3のベンチマークテスト結果がグラフ4だ。ここでは,Galleria XGが,1920×1080ドットで平均60fpsへ届いていないことに注目してほしい。今回のグラフィックス設定プリセットは「最高」で,その状態だとGTX 580+i7-2700Kでも,平均フレームレートは60fpsを超えてこないのである。
対するGalleria XGe-SLIなら90fps弱で,これはもはや「楽勝」のレベル。2560×1440ドットの設定時ですら60fpsを超えてきた点も要注目だ。
比較的GPU負荷の低い傾向にあるストラテジーでも,Galleria XGe-SLIの優位性は揺るぎない。グラフ5はCiv 5のスコアだが,ご覧のとおり,Galleria XGe-SLIはGalleria XGと比べて80〜88%高いスコアを示している。実フレームレートも申し分ない。
ドライブ系を代表して掲載したDiRT 3でも,Galleria XGe-SLIの性能は光っている(グラフ6)。Galleria XGe-SLIなら,垂直リフレッシュレート120Hz表示に対応した1920×1080ドットのディスプレイで実力を発揮でき,さらに2560×1440ドット設定時でも安定的に平均60fpsを上回ることが分かる。
ここでは,OSの起動後,30分放置した時点を「アイドル時」,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点を,タイトルごとの実行時としているが,2基のハイエンドGPUを活用するGalleria XGe-SLIのスコアは,さすがに高い。
ただ,容量1200Wの電源ユニットを搭載するため,電源不足の心配はまったくなし。また,アイドル時の消費電力はGalleria XGとほとんど変わらないため,ゲームをプレイしていないとき,いわゆる普段使い時に,グラフィックスカード2枚差しが原因となっての高消費電力,ひいては電気代の心配をする必要があまりないことも,グラフからは見て取れよう。
マルチGPUにまつわる面倒なしに
最高性能を享受できるGalleria XGe-SLI
もちろん,コストを含めた全体的なバランスを考えると,Galleria XGに軍配が上がる。Galleria XGの性能は,シングルGPU構成のゲーム用PCとして十分に高く,たいていのゲームはストレスなくプレイできるうえに,価格も10万円台中盤に収まるからだ。そこを否定するつもりはないが,Galleria XGe-SLIなら,文句なしに最高性能を享受できるのも,また確かである。
とにかくいま一番速いゲームPCを,手間をかけず手に入れたい。そういう人にとって,Galleria XGe-SLIは絶好の1台といえるだろう。
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