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【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
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印刷2012/02/18 12:00

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【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

画像集#028のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

Prime Note Galleria QF580
メーカー&問い合わせ先:サードウェーブ(ドスパラ)
BTO標準構成価格:22万5980円(税込,2012年2月18日現在)
画像集#002のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
 ゲーマー向けを謳うノートPCに付いて回る問題というのは,1にGPUの性能,2に価格だ。
 ノートPC向けGPUは,端的に価格対性能比が低く,高性能なGPUを搭載しようとすると,とたんにノートPC全体のコストを押し上げてしまう。GPU性能にこだわりつつ,ノートPCの価格を下げようとすると,どうしてもほかの部分,メモリやストレージ周り,あるいは機能面といったところにしわ寄せがくるのだ。そのため,ゲーマー向けPCブランドは,「ゲームで使えるノートPC」の開発や調達にあたって頭を抱えることになる。

 そんななか,国内屈指のゲーマー向けPCブランド「Galleria」を展開するドスパラから,現行のノートPC向けGeForce最上位モデルとなる「GeForce GTX 580M」(以下,GTX 580M)を搭載するノートPCが登場してきた。製品名は「Prime Note Galleria QF580」(以下,Galleria QF580)。もちろん,ドスパラ史上,最高スペックのノートPCである。
 BTO標準構成価格は22万5980円(税込,2012年2月18日現在)と,やはり高めだが,果たして本機に,高スペックのGPUを搭載したノートPCにありがちな「ほかの部分の妥協」という名の落とし穴があったりはしないのか。ベンチマークテストを通じて,その実力に迫ってみよう。


15.6インチ・フルHD液晶搭載の筐体に

SSD+HDDや16GBメインメモリを搭載


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15.6インチの筐体としては大きめというか,厚みを感じるGalleria QF580
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本体底面。そこかしこに冷却用のスリットが設けられている
 テストに先立って概観しておくと,Galleria QF580は,15.6インチ,解像度1920×1080ドットのグレア(光沢)液晶パネルを採用したモデルだ。本体サイズは395.4(W)×267.7(D)×55.6(H)mmで,一般的な15.6インチワイド液晶ディスプレイ搭載ノートPCと比べると,筐体は大きめになっている。

 なぜ大きめの筐体を採用するのか。このあたりは,特別に裏蓋を開けた写真を見てもらうのが分かりやすいのだが,一言でまとめると,搭載する部品点数が多いのである。
 まず驚くのが,2.5インチドライブベイを2基用意しており,Micron Technology製SSD「Crucial m4」の容量120GBモデルと,容量750GBのHDDを標準で搭載してきているところ。ノートPCではストレージ性能がボトルネックとなりやすく,性能を重視してSSDを搭載すると今度は容量の少なさが問題となりがちだが,Galleria QF580ではその“イイトコ取り”ができている。
 また,裏面からは2基分しか見えないが,キーボードの下部分にも2基,合計4基のSO-DIMMスロットを用意し,そこに4GBモジュール4枚を差すことで合計16GBのメインメモリ容量を確保しているのも見どころだ。

ノートPCの分解は自己責任となるが,今回は特別に開けてみた。シーケンシャルリード(逐次読み出し)性能の高さがウリとなるCrucial m4をシステムドライブに採用するなど,見どころが多い
画像集#005のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

 合計5本のヒートパイプがフィンへと伸び,大型のブロワーファンで筐体外へ排出される仕様になっているのも写真からは見て取れると思うが,このうち,ヒートパイプ2本で熱移動の行われているほうに取り付けられているのは,CPU「Core i7-2860QM/2.5GHz」である。「Intel Turbo Boost Technology」により,最大3.6GHzで動作する4コア8スレッドモデルだ。
 一方,3本のヒートパイプを用いて熱移動を行っているのが,冒頭でも紹介したGTX 580Mのモジュールだ。クーラーユニットを外すと,384基のCUDA Coreなどからなる大きなダイを搭載したGTX 580M GPUも確認できる。

ブロワーファンとGPUクーラー部を取り外したところ(左)。GTX 580M GPUは,NVIDIAの提唱するノートPC用拡張モジュールであるMXMに,グラフィックスメモリと一緒に載っている(右)
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画像集#008のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
ゆったりとしてクセの少ない日本語配列を採用。ゲーマー向けモデルということで,[W/A/S/D]キーの一部が赤く塗られている
画像集#009のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
THX TrueStudio Proが利用可能。内蔵スピーカーだけでなく,ヘッドセットやヘッドフォンを利用したときにもバーチャルサラウンドサウンドを利用できる。ゲームをプレイしながら確認してみると,確かに音が後ろに回り込むような感覚が得られるので,臨場感を盛り上げる効果は確実にあると言っていい
 大型筐体を採用するメリットは拡張性だけではなく,キーボードにも及んでいる。10キーを備えた,日本語フルキー仕様になっているのだ。RPGやストラテジー,シミュレーションでは,10キーに機能を割り当てたり,そのまま数字入力用に使ったりするケースも少なくないだけに,デスクトップPCと同じように使えるというのはポイントが高い。

 もう1つ見逃せないのが,サウンド面の充実である。
 Galleria QF580では,Creative TechnologyとTHXの協業による音響補正ソフトウェアスイート「THX TruStudio Pro」を搭載しており,内蔵の2.1chスピーカーシステム,またはヘッドフォン端子に接続したヘッドセット/ヘッドフォン経由でバーチャルサラウンドサウンドなどを利用できる。ノートPCのサウンド貧弱なものが多いだけに,標準でバーチャルサラウンド対応というのはありがたいところだ。

 総じて,「GTX 580Mを搭載するから値段が高い」と言われないよう,細部までバランスのいい構成になっている印象だ。価格相応の,穴のないスペックになっている,とも言い換えられるだろう。

画像集#010のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった 画像集#011のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
THX TruStudio Proと連動するサウンド入出力端子は,USB 2.0×1ともども本体の右側面に用意される。左側面に用意されるのはUSB 2.0×1,USB 3.0×2,マルチカードリーダー×1だ
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本体奥側,ヒンジ下にはHDMI×1,D-Sub 15ピンのグラフィックス外部出力と,eSATA,モデム端子が並ぶ。ACアダプタの接続先もこちらだ


ドスパラのGTX 560Mモデルと比較して

その総合性能を確認


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 以上,充実した仕様になっているGalleria QF580だが,ドスパラの従来モデルと比べて,価格面での妥当性はあるのかどうか。BTO標準構成価格が12万9980円から(税込,2012年2月18日現在)で,ドスパラにおけるノートPCの売れ筋となっている「Prime Note Galleria QF560」(以下,Galleria QF560)と,性能を比較してみたい。

 今回用いたGalleria QF580とGalleria QF560のスペックはのとおりで,Galleria QF580はBTO標準構成そのまま,Galleria QF560は,発売当初のBTO標準構成で4Gamerが独自に入手したものだ。
 Galleria QF560はその後,CPUが「Core i7-2720QM/2.2GHz」から「Core i7-2760QM/2.4GHz」へ引き上げられ,また,メインメモリ容量も2012年2月時点では16GBとなっているが,肝心要のGPUが「GeForce GTX 560M」である点に変化はなく,3D性能に大きな違いは生じないことが容易に想像できるため,発売当初の構成で用いる。現行モデルでは「CPUの動作クロック分,ほんのわずかにフレームレートは高く出るかもしれないが,ほぼ同じ」と考えてもらって差し支えない。

※4Gamerで独自に入手した個体のもの。2012年2月18日時点の現行モデルだとCPUは「Core i7-2760QM/2.4GHz」,HDD容量750GBで,メインメモリ容量はキャンペーンにより16GBとなる。BTO標準構成価格は12万9980円(税込,2012年2月18日現在)
画像集#018のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

 テスト方法は基本的に4Gamerのベンチマークレギュレーション11.2準拠。ただし,より新しいタイトルを用いるべく,「Battlefield: Bad Company 2」は「Battlefield 3」(以下,BF3)に,「Just Cause 2」は「The Elder Scrolls V: Skyim」(以下,Skyrim)にそれぞれ差し替えている。
 
 BF3のテストでは,2011年11月5日掲載の記事に準拠する形で,THUNDER RUN」シークエンスを採用。レギュレーションの「高負荷設定」にあたる「最高」プリセットと,そこからアンチエイリアシング&異方性フィルタリングを無効化した「カスタム」プリセット(以下,カスタム設定)とでテストを行うことにした。一方のSkyrimでは,2012年2月11日の記事準拠で,プロローグのシークエンスを採用する。Ultraプリセットでは8xアンチエイリアシングが適用されるため,今回はレギュレーションに合わせ,アンチエイリアシングを無効化したもの(以下,カスタム低設定)と,4xアンチエイリアシング&16x異方性フィルタリングを適用したもの(以下,カスタム高設定)を用いる。

 今回,解像度設定は基本的に1920×1080ドットと1680×1050ドットの2つ。ただし,Skyrimでは1680×1050ドットを選択できなかったため,1920×1080ドットのみとするので,この点は押さえておいてほしい。

 なお,本稿では,SSD搭載の効果を確認するため,「CrystalDiskMark」(Version 3.0.1β)によるシステムドライブベンチマークも行う。結果はゲームテストの後でお伝えする予定だ。


GTX 560M搭載ノートPC比で最大1.5倍速い

SSD搭載の効果も抜群


 まず,「3DMark 11」(Version 1.0.3)から「Performance」と「Extreme」両プリセットのスコアをまとめたものがグラフ1となる。
 Galleria QF580は,Galleria QF560と比べて,Performanceプリセットで約45%,より負荷の高いExtremeプリセットで約50%というスコアの伸びを示した。より“重い”環境ほど,Galleria QF580が優位になるのではないかと推測できる結果だ。

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 グラフ2には,「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」(以下,STALKER CoP)の公式ベンチマークソフトに用意されるベンチマークシークエンス中,最も描画負荷の低い「Day」の結果をまとめている。標準設定だとGalleria QF560比で147〜148%のスコアを示すところ,高負荷設定で約151%となるのは,3DMark 11と同じ傾向だ。
 またこの傾向は,最も描画負荷の高い「SunShafts」シークエンスでも同じ(グラフ3)。Galleria QF580が,レギュレーションでプレイアブルなラインとする平均30fpsを高負荷設定の1680×1050ドットで上回ってきたことは注目しておきたい。

画像集#020のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
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 続いてグラフ4はBF3のテスト結果である。
 BF3においては平均で35fps前後出ているかどうかがプレイアブルかどうかの指針となるが,Galleria QF580は,カスタム設定の1920×1080ドットで十分にプレイアブルなフレームレートを叩き出した。最新世代の3Dゲームタイトルを前に,ノートPCでここまで出るのが,Galleria QF580の魅力といえそうである。

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 「Call of Duty 4: Modern Warfare」(以下,Call of Duty 4)のテスト結果がグラフ5となる。
 Call of Duty 4は,DirectX 9.0c世代における典型的なゲームタイトル,あるいは大多数の3Dオンラインゲームを想定したタイトルだが,ここではGalleria QF560でも,十分に高い平均フレームレートを確保できている。Galleria QF560は「TERA The Exiled Realm of Arborea」の推奨PCでもあるので,この結果はある程度予想できるところだだろう。
 Galleria QF580は,そんなGalleria QF560より約40%高いスコアを確保できているものの,3Dオンラインゲーム用としてはややオーバースペックといえるかもしれない。

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 一方,同じDirectX 9.0c世代でも,2011年のタイトルとして相応の描画負荷になっているSkyrimだとどんな傾向になるだろうか。
 グラフ6で結果を見てみると,ひとまずの合格ラインといえる平均40fps超は,Galleria QF560でも超えてきた。Skyrimを美しいグラフィックスでプレイするという前提であれば,Galleria QF560でも十分といえる。
 ただ,Modの導入による高画質化まで狙うとすると,余裕があるのはGalleria QF580ということにもなるだろう。カスタム高設定でGalleria QF560より約46%高いスコアを示している点も要注目だ。

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 グラフ7は,「Sid Meier's Civilization V」(以下,Civ 5)のスコアをまとめたものになるが,ここでもGalleria QF580のスコアが安定的に高い。テスト中,最も描画負荷の高い高負荷設定の1920×1080ドットでも平均100fpsを上回ってきたのは評価してよさそうである。

画像集#025のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

 「DiRT 3」のフレームレートをまとめたものがグラフ8だが,ここでは注目したいのは,レギュレーションでプレイアブルなラインとする平均30fpsを,Galleria QF580が高負荷設定の1920×1080ドットで上回ってきていること。タイトル次第では,最新世代の3Dゲームタイトルを前にしても,Galleria QF580なら十分なフレームレートを確保できるわけだ。

画像集#026のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった

 性能検証の最後は,後述するとしたCrystaiDiskMarkによるディスクアクセス性能比較である。
 Galleria QF580は性能に定評あるCrucial m4をシステムドライブに採用する一方,Galleria QF560は回転数5400rpmのHDDを搭載するため,テストするまでもなく,体感的な違いは明らかなのだが,実際にテストサイズ「1000MB」で比較したスクリーンショットを下に並べてみると,衝撃的な違いが生じていると分かるだろう。

画像集#016のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
Galleria QF580における1000MBブロック設定時のCrystalDiskMark実行結果
画像集#017のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった
Galleria QF560における1000MBブロック設定時のCrystalDiskMark実行結果

 Windowsや(ゲームなどの)アプリケーション起動時における性能の指標となるシーケンシャルリード(逐次読み出し)だと,Galleria QF580のスコアはGalleria QF560に対してざっと7.6倍。ゲーム中のデータ読み出し性能の参考となるランダムリード(無作為読み出し)だと「512K」「4K」「4K QD32」の全条件で軽く10倍以上と,勝負になっていない。よくプレイするゲームのインストール先としても利用すれば,Galleria QF580の体感性能は一段と増すはずだ。


消費電力はピークでも

200Wを下回る


 気になる消費電力はどうなっているだろうか。
 今回は,充電状況によってスコアがブレる可能性を排除するため,バッテリーユニットを取り外したうえで,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」から消費電力を計測してみることにした。

 テスト方法はベンチマークレギュレーション準拠で,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時とする。

 その結果がグラフ9で,CPUのプロセッサナンバーが引き上げられ,何よりGPU性能が大きく引き上げられたことで,消費電力の大幅な増大が危惧されたが,蓋を開けてみればピークでも200W以内に収まった。アイドル時は40W以下であり,デスクトップPCなら逆立ちしても敵わないレベルにまとまっている。このあたりはさすがノートPCといったところだ。

画像集#027のサムネイル/【PR】3D性能が高いだけじゃない。ドスパラ史上最高スペックのノートPC,「Prime Note Galleria QF580」には隙がなかった


デスクトップPCの代わりが十分務まるGalleria QF580

サイズと可搬性も加味すると価格分の価値はある


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 というわけで,スペック面に穴のないGalleria QF580が,高いグラフィックス品質に設定した最新世代の3Dゲームを満足に動作させられることを確認できた。しかも,ストレージ周りは圧倒的に高速のうえ,バーチャルサラウンド機能はしっかり機能する。少なくとも「高グレードのGPUを搭載するから値段が高いけれども,ノートPCなので,性能面や機能面ではいろいろ妥協が必要」などということを考えなくていいのは大きい。
 しかも,ノートPCだからこそ,使わないときは画面を閉じてコンパクトに収納でき,さらにやろうと思えば持ち運びすら可能だ。Galleria QF580には,22万5980円(税込,2012年2月18日現在)という価格分以上の価値は十分にあると述べていいだろう。

 もちろん,同じ筐体を採用するGalleria QF560なら,Galleria QF580より10万円近く安価なので,3Dオンラインゲームのプレイを前提として,コスト重視でノートPCを選びたいというのであればGalleria QF560も有力な選択肢となる。しかし,デスクトップPCの代わりに,最新世代の3Dゲームを動かしたいとか,メインマシンとして長く使っていきたいとかいった場合には,Galleria QF580の優れたバランスのほうが,より魅力的なのも,また確かだ。

 「1台ですべてを賄えるノートPC」を探しているゲーマーに,Galleria QF580は広く勧められる存在である。

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