イベント
「アットゲームズ」正式サービス後,初のオフラインイベント「セルフィのハロウィンパーティー」開催
イベントの主な内容は,開発者によるトークショー,来場者が参加しての○×ゲーム,そしてアバター用アイテムが得られるミニゲームである。会場に訪れた約300名のファンは,これらのイベントを通じて楽しいひとときを過ごした。
アットゲームズの開発秘話が明るみに
その間にステージ上に映し出されるスライド資料は,今回初公開のものが多く含まれていたようだ。そのためか,スライドが映し出されると「可愛い!」などといった声がちらほら。これらを眺めていくだけでも,ファンにとっては興味深かったことだろう。トークショーの中から,主なやりとりを簡単に紹介していこう。
・「アットゲームズ」の名前について
・セルフィについて
Flashで作るときは,可動ポイントの数を極力少なくしつつ,それでいてアバターが可愛らしく見えるように,いつも苦心しているとのことだ。
・“ココロ”が人形化?
・アバターのデザインはどのように行っているの?
社内のデザイナー数名が担当しており,その多くが女性だそうだ。シンプルかつ可愛らしく見せることに強いこだわりを持っており,アバターアイテム一着のデザインに,数日を要することもあるとか。
・「セルつく」は実装されないのですか?
・ゲストブックと足あと帳は,一緒にならないのですか?
これに関しては現在開発作業を進めており,年内の実装を目標にしているとのこと。
・セルフィやセルフィタウンの今後の展開は?
セルフィタウンは,2010年に予定しているアップデートで大幅に変わる。タウンが広くなり,季節の要素が取り入れられるようである。またチャットの利便性も良くなり,友達とより遊びやすくするための環境を整えているとのことだ。
コンテンツ運営GMの大野 雄一郎氏は,初めての大舞台に若干緊張していたご様子 |
企画チームの阿部 望氏は,手製のずきんを被っての登場 |
有料アトラクションが大盛り上がり
用意されていたアトラクションは,「リアルガチャ@セルフィ」と「リアルセルフィッシング」の2種類。リアルガチャは,専用コインを使って“本物の”ガチャガチャを行うというものだ。
一方のリアルセルフィッシングは,プール内にぎっしり詰まったガチャガチャの球を,釣竿で釣り上げるというもの。球の中には鉄のかけらが入っており,釣竿の針の部分には磁石が付けられているという寸法だ。なかには一度に2個を釣り上げるツワモノもいた。
両アトラクションの価格は,リアルガチャが1回200円,リアルセルフィッシングは1回500円。複数挑戦したい人のために“大量販売ブース”が用意されているなど,全体的に段取りが良かったのが印象的である。
とりあえず来場客の反応を見る限り,どちらのコーナーも大好評だったようだ。個人的には,リアルマネーを使わずに遊べるアトラクションが充実していれば,もっと良かったと思ってみたり。
○×クイズは波乱の展開に
他タイトルのオフラインイベントでも,こういった○×クイズが行われることは珍しくはない。そしてほかの人に倣う形でどちらか片方に人が集まり,長期戦の展開へもつれ込むことも多い。
ところが今回は驚きの展開に。6問目の「セルピットエリア“ゲート”と“庭園”には,花は一つも咲いていない」で,○が2人,×が150人くらいに分かれたところ,なんと正解は○。あっけなく終了してしまった。このときの2人,見ていてかなり格好よかった。
続いて行われた第二回戦では,10問以上の激戦の末,4名が見事に獲得。おつかれさまでした。
これが決定的瞬間。左右の人数差に注目 |
会場で得られたアバターアイテムの一覧 |
開発者からのコメントを紹介
4Gamer:
本日はお疲れ様でした。イベントを終えてみて感想はいかがですか?
コンテンツ運営GM 大野 雄一郎氏:
初のオフラインイベントということで緊張しました。しかし,ユーザーと直接触れ合うことができて嬉しかったです。
企画チーム 阿部 望氏:
あとは来場客の皆さんが,楽しんで良い思い出を作ってくれれば何よりですね。
4Gamer:
そういえば,アットゲームズにとっては今回が初のオフラインイベントなんですよね。今まで実施されなかった理由はあったのでしょうか?
大野氏:
あえて行わなかった,というわけではないのですが(笑)。弊社のタイトルですと,トリックスターのオフラインイベントが毎回盛況で,あれに感化されて「いつかやりたい」と思っていました。今年に入ったあたりから,その実現に向けて動き出すことができました。
4Gamer:
そうだったんですか。行う前と後とで,印象などは大きく違っていましたか?
大野氏:
せっかくユーザーさんを招いているので,できればアップデート計画などを大々的に発表したかったですね。現在は企画の目処がようやく立ち,開発に着手しはじめたコンテンツが多く,具体的な内容を発表できる段階ではありませんでした。この点が心残りです。
4Gamer:
トークショーのときも,言いたくてもなかなか言えなさそうな雰囲気でしたね。ちなみにそのアップデート内容は,大まかに言うとどういった方向性なのでしょうか?
大野氏:
最も力を入れているのは,セルフィタウン関連のアップデートですね。「夢のあるテーマパーク」のようなコンセプトで,現在開発しているところです。
4Gamer:
9月30日に,ジークレストがサイバーエージェントの傘下に入ることが発表されました。これがアットゲームズに,何らかの影響を与えるかどうかは,ユーザーにとっては気になるところかと思います。
大野氏:
アットゲームズの運営やゲームコンテンツへの影響は,まったくありませんよ。
阿部氏:
ええ。そこのところは安心してください。
4Gamer:
分かりました。最後に,4Gamerの読者に向けてコメントをお願いします。
大野氏:
アットゲームズはこれからも,ユーザーさんとの意見をキャッチボールしながら,開発を続けていきます。もし,ゲームに関する感想や要望などがありましたら,どしどしお寄せください。
阿部氏:
アットゲームズを通じて,やりたいこと,実現したいコンテンツがたくさんあります。これからもユーザーさんからの意見を取り入れ,良いゲームを作り上げていきたいです。今後もどうかよろしくお願いします。
4Gamer:
本日はお疲れ様でした。
「アットゲームズ」公式サイト
(c)GCREST,Inc. All rights reserved
Copyright(C)2008 GCREST, Inc. All Rights Reserved.