イベント
「ファミスタ オンライン 全国トーナメント」の決勝大会レポート。屋鋪 要氏と川村ゆきえさんがゲストで登場
1,2回戦はホームランが飛び交う豪快な打撃戦だったが,準決勝からは息もつかせぬ投手戦が繰り広げられ,緊迫したハイレベルな試合が見られた。試合の鍵を握るアシストカードも,守備側が「向かい風25m」を使うと,攻撃側は「追い風25m」で風を相殺したり「ラッキーセブン」で対抗するなど,ファミスタオンラインを知り尽くしたプレイヤー同士の熱い駆け引きが繰り広げていたのだ。
全国から選りすぐりの16人の選手による頂上決戦。選手の中には福岡から来た方も |
試合は中央のスクリーンで観戦でき,選手の応援に訪れた観客達もそれを見て一喜一憂していた |
なお,本大会では特別ゲストとして,元横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)の名外野手で,現在は全国で少年野球指導を行なっている屋鋪 要氏と,グラビアアイドルの川村ゆきえさんが登壇した。
屋鋪氏は,プロ野球界でも常識といわれている指導法に多くの間違いがあると述べる。精神的なものは好きではなく,少年の頃から理論的に正しい野球を見せ,理解させていくことが大事だと語った。また,現役時代は高木 豊選手や加藤博一選手と「スーパーカートリオ」と呼ばれ俊足を誇った屋鋪氏らしく,盗塁のコツや練習法を披露。ただ,そんな氏であっても,勝敗を決めるような場面では足がすくむこともあると話していた。
ちなみに,川村さんは実はゲーム好きで,ハマってしまうと寝ずに遊んでしまうほどだとか。子供の頃にはゲームセンターで対戦ゲームを遊んでいたこともあり,大会の雰囲気も楽しんでいた様子だった。
投球指導の後,ファミスタオンラインで屋鋪氏と川村さんによる1イニングだけのエキシビションマッチが実現。さすがに野球に関しては一日の長があったのか,屋鋪氏の勝利で幕を閉じた |
準決勝からは屋鋪氏と川村さんも実況席で試合を観戦。斉藤アナウンサーと掛け合うように解説する屋鋪氏に対し,川村さんは無言のまま身を乗り出すようにして試合に見入っていた |
決勝戦前には,バンダイナムコオンラインの鈴木氏から,新スタジアムの実装が発表された。メジャーリーグの球場をモチーフにした球場で,センター方向が約140mもある,ファミスタオンライン史上もっとも広いスタジアムになるという。鈴木氏にれば「現在のファミスタオンラインは打高投低なところがあるが,この球場で守備力の高い選手や肩が強い選手にスポットライトが集まることを期待しています」とのこと。それを聞いた屋鋪氏は「現役時代にこんな球場が欲しかった」とコメントしていた。
大会の決勝戦は,masa464646選手とひまんたい選手による対決だ。masa464646選手は第3回大会の優勝者で,今回勝てば2度目の全国制覇となる。一方,ひまんたい選手は敗者復活から決勝に辿り着いた選手だ。どちらの選手も「打ち勝つ」とコメント。川村さんのアナウンスと始球式により,決勝戦の幕が開いた。
試合は,まず1回表のホームランでmasa464646選手が先制。そこから熱い投手戦となったが,4回裏にひまんたい選手がシングルヒットを重ねて2点を獲得し,逆転に成功する。
5回表では,ひまんたい選手がアシストカード「向かい風+25m」を使うも,masa464646選手が「追い風+25m」を使って相殺。総力戦の様相を見せる。5回裏では,ひまんたい選手が追加点のチャンスを得るが,走塁ミスでチェンジとなってしまった。
勝負が決まる6回表は,2アウトランナー1塁の状況に。そこで,ひまんたい選手は「ガソリンタンク」を使って投手のスタミナを回復し,対抗してmasa464646選手が「追い風+25m」を使いラストチャンスに懸ける。結果は,残念ながら空振り三振に終り,ひまんたい選手の初優勝が決定した。
masa464646選手とひまんたい選手は,日頃からファミスタオンラインで試合数がカウントされないぐらい対戦を繰り返しているという。「打ち勝つ」と意気込みを語った両者だったが,優勝したひまんたい選手は「自分はポテンヒットで2点。masa464646選手はホームランで1点なので,打ち勝つというよりは守り切った2点かな」とのこと。また,斉藤アナウンサーから5回裏の走塁ミスについて聞かれると「守備側がラグっぽかったので,わざとアウトになりました。1点リードもありましたし,守れば勝てますから」と,オンラインゲームならではのフェアプレー精神だったことを明かしていた。
最後は,斉藤アナウンサーの「今日でファミスタオンラインのシーズンはひと区切りとなり,明日からは来年へ向けたキャンプインが始まります。来年のトーナメントに向けてもう戦いは始まっています。次回,第7回ファミスタオンライン 全国トーナメントでまた会いましょう」という言葉で,本大会は締めくくられた。
「プロ野球 ファミスタ オンライン 2012」公式サイト
- 関連タイトル:
プロ野球 ファミスタ オンライン 2013
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2006-2013 NBGI
日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用
株式会社バンダイナムコオンライン Published by NHN Japan Corp.