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ドイツの10Tacle,GC 2007に出展するタイトルを公表
RTSとしか分かっていない「Codename Panzers: Cold War」は,そのタイトルからしてコードネーム:パンツァーズシリーズの最新作で,その背景を米ソ冷戦時代に移したもの。ちなみに,同シリーズはこれまでドイツのCDV Software Entertainmentからリリースされており,昨年(2006年)9月には,Electronic Artsからの販売が決定したという情報も流れた(関連記事)。このあたりの事情はよく分からないが,最近の欧米ゲーム業界では,言語圏ごとに複数のパブリッシャが同じタイトルをリリースするケースが多いので,そういうことだろう。また,「Black Prophecy」はSFをテーマにしたMMOであるという。
10Tacle Studiosが世界初公開する6タイトルは以下のとおりだ。
・Codename Panzers: Cold War(PC)
・Black Prophecy(PC)
・Ready2Rumble-Revolution(Wii)
・Boulder Dash-Rocks(Nitendo DS,PSP)
・Happy Hippos World Tour(PC,NDS)
・Next-Gen Project
PCとNDSのみという,ちょっと意表を突いたカップリングで開発されている「Happy Hippos World Tour」は幼児向けタイトル。最後の「Next-Gen Project」は,10Tacleのベルリンスタジオが開発中のもので,選ばれたメディアおよび観客にこっそり公開するビハインド・ザ・ドア形式での展示になるとのことだ。ちょっと気になる。
さらに同社は,すでに開発が進んでいNDS向けストラテジー,「Panzer Tactics DS」と,PC向けアドベンチャー,「Jack Keane」の追加情報も用意しており,とくにJack Keaneはタイトルだけしか分かっていないということもあって興味深い。こちらも第一報はCDVから(関連記事)で,おそらくこちらも複数のパブリッシャが地域ごとにリリースすることになるのだろう。
というわけで,10Tacleファンの人は,今年も取材チームを送り込む予定のGC 2007情報をぜひお待ちいただきたい。(松本隆一)
- 関連タイトル:
Codename Panzers: Cold War
- 関連タイトル:
Black Prophecy
- 関連タイトル:
Jack Keane
- この記事のURL:
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