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[G★2006#99]ゲーム業界限定の求職フェア「Game Job Festival」
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印刷2006/11/17 15:42

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[G★2006#99]ゲーム業界限定の求職フェア「Game Job Festival」

 G★会場の隅,会場図で言うと右上あたりに割と大きなスペースを占めていたのが,「Job Korea」のブースだ。Job Koreaはその名のとおり,韓国内で業界を問わない求人/求職サービスだが,会場で展開されていたのはそのゲーム業界版ともいうべき「Game Job Festival」だ。
 ブース右側手前には各社の求人票が貼り出され,その奥にはゲーム業界に就職するに当たっての相談所,奥突き当たりには適性診断のためのノートPC,そしてブース左側は,実際に人材を求めている企業に話を聞ける「Interview Zone」となっている。世にありがちな,とにかく好きなゲームを仕事にしたいとしか考えていない夢見がちなセリフに,毒にも薬にもならないアドバイスで答えるような,そんな就職相談ではまったくなく,極めて実戦的なものだ。



 試みに求職票を見てみると,NCsoftが1500人,NHNが900人,Webzenが650人,SONOKONGが400人などと,さすがにスケールが日本とだいぶ違う。まあしかし,やはりでかい会社なんだなという思いと,そうして入ってくる人の離職率はどのくらいなんだろうという疑問が,取材者の頭には同時に去来するわけだが。
 メーカーと直接話せるInterview Zoneは,相談というより求める職種とミッションを中心に突っ込んだ話をするスペースであったし,「Consult Zone」は学校への勧誘を兼ねているようで,この場では何事にも現実の裏付けが必要なのだ。

 横一列に並んだ多数のノートPCと,プリンタが用意された適性診断スペースはなかなか繁盛していて,後ろで待っている人こそいないものの,席は割と埋まり気味だった。中身はというと,「人に親切にされたとき,素直にお礼を言えるほうですか?」などといった,ラジオボタンで答えを選択できる形の質問が100項目以上並んでおり,営業職向きかクリエイター向きかなどといった傾向が弾き出される。まあ,ほかの産業で使われるのとたいして変わらない,性格診断の一種である。



 具体的なゲームプロダクトと直接関係ないブースではあったが,オンラインゲームが雇用や待遇の面からも語られるべき「産業」であることを,いまさらながら思い出させてくれる出展内容であった。オンラインゲーム産業は,日本国内ではまだまだマイナーな分野だけに,こう整然とはいくまいが,やがてこうした方法も必要になる気がする。(Guevarista)

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