パッケージ
Fantasy Masters公式サイトへ
  • ZEONIX
  • 発売日:2003年内
準備中
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[G★2006#71]ZEONIXブースは期待通りにオンラインカードゲーム一色
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2006/11/13 00:50

ニュース

[G★2006#71]ZEONIXブースは期待通りにオンラインカードゲーム一色

 韓国のデベロッパ ZEONIXは,「ラグナロクオンライン」をベースにしたオンラインカードゲーム「Ragnarok TCG」の開発を行った会社。同社は2003年に「Fantasy Masters」というオンラインカードゲームを開発しており,韓国人ゲーマーの間では,オンラインカードゲームの専門会社として知られている。
 G★2006では自前のブースを構えていて,Fantasy Mastersと「Fantasy Masters Tactics」の2作を出展していた。Fantasy Mastersは,韓国でのオンラインカードゲームの先駆け的な存在で,100万人以上の人が登録しているという。現在でも常時2000人から3000人ほどのプレイヤーが遊んでいるとのこと。韓国での歴史が長いだけあって,カードの総数は実に5000枚以上。現在でも毎月100枚近くカードを追加しているそうだ。
 カードはギリシア神話,ケルト神話などさまざまな神話/伝承に出てくるキャラクターなどをモチーフに制作されている。さすがに5000以上種類あるということで,あらかたの有名どころは,軒並みカード化されているようだ。ZEONIXのプロジェクトマネージャーを務めるPark, Min-jae氏の悩みは,最近カードのもとになるネタが,なくなりつつあることだとか。



 もう一方のFantasy Masters Tacticsは,カードゲームとボードゲームの要素を併せ持った作品だ。簡単にゲームのルールを説明しておこう。
 サイコロを振って出た目に従って,マス目で区切られたマップ内を進み,チェックポイントを通ってスタート地点に戻るとSoulという収入を得る。また,自分の持っているカードを使って,止まったマスを自分の土地にすることができ,ほかのプレイヤーがそこに止まったときには,通行料を徴収できる。徴収される側が,通行料を支払いたくない場合は,そのマス目の持ち主が使用したカードと自分のカードを戦わせて,勝利すればそのマス目を奪える……というルールになっている。まあ,簡単にいってしまえば「モノポリー」(というか「カルドセプト」)だ。
 ただし本作は,オンライン専用のゲームであり,対戦相手は常に人間。現在はオープンβテスト中で,1対1の対戦だけがサポートされているが,今後は4人同時対戦が実装されるそうだ。正式サービス開始は2007年1月〜2月。中国とブラジルでのサービスも決まっているという。
 日本でのサービス予定は具体的には決まっておらず,現在は日本サイドのパートナーを探しているとのことだった。



 ちなみに,なぜ関連性のない二つのゲームの名前が似ているのかと聞いてみたところ,カードのイラストが似ているからという返答が。てっきりその名前から,同じ背景世界をベースにしていたり,カードに連動性があったりするのかといろいろと想像していただけに,ちょっと残念。その旨を伝えてみたところ,どちらも基本プレイ無料でカードを購入して遊ぶゲームのため,連動を取ろうとしてもうまくバランスが取れず,難しいのだとか。ただし,今後,そういった連動性を持ったゲームも開発してみたいとコメントしてくれた。おそらくかなり先になるだろうが,期待して待ちたいところだ。(noguchi)

  • 関連タイトル:

    Fantasy Masters

  • 関連タイトル:

    シュミッドディーヴァ

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月25日〜11月26日