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[韓国ゲーム事情#623]韓国発のスポーツ“足球”がゲームに
韓国発祥の球技“足球”を題材にしたオンラインゲーム「GongBak」登場(2006/11/24)
Text by Kim Dong Wook特派員
足球は,韓国では非常に人気の高い球技である。中国語ではこの表記でサッカーを意味するが,韓国では足と頭を使って行うバレーボールのようなルールの球技を表す。
イメージから,東南アジアで行われているセパタクローのことかと思う人もいるだろうが,実際はセパタクローよりも気軽に遊べるルールになっているのが特徴。セパタクローとの最大の差は,ボールがワンバウンドしてもよいというルールだろう(なんとなくテニスのようでもある)。また,使用するボールもセパタクローが籐やプラスチックを編み重ねたものであるのに対し,足球ではバレーボールと同じものが使用される。ネットがかけられる高さも低く,テニスコートで足球をする人達も少なくない。
この球技は,韓国の軍隊で狭い空間に低いネットをかけ,ボールを蹴り合って遊んでいたものが起源であるという。現在でも軍隊内では行われているため,兵役経験者の多くは足球経験者でもあるという。そういった事情もあり,非常にポピュラーなスポーツとなっているのだ。
キャラクターの動作は,守備でミスをしたときなどに見られる珍プレーも含めてリアルに描かれており,足球ならではのさまざまなシチュエーションを,愉快で躍動的に再現している。
REDDUCKのLee,Ki Jung開発チームリーダーは,「(韓国では)誰もが知っている足球というスポーツを,初めてオンラインゲーム化するからには,足球らしさを実感できる完成度を目指したい。そのために,最善を尽くして開発をしている。プレイヤーには,足球の新しい楽しさを伝えたい」とコメントしている。
GongBakは,2006年末までにクローズドβテストを実施するべく,開発が進められている。
■「GongBak」プレイムービー(55秒:80.7MB,Xvid)
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