「クロスゲート」や「コンチェルトゲート フォルテ」の元開発会社ポンスビックが自己破産へ

　企業情報サイトJC-NETが2011年1月19日に伝えたところによると，ゲーム開発会社のポンスビックが同年1月5日付けで自己破産に向けた破産開始の決定を受けたという。負債総額は約2億5000万円。

　ポンスビックは，比較的早い時期より日本国内でMMORPG「クロスゲート」を開発し（サービスはスクウェア・エニックス），その続編でありゲームポットで現在サービス中のMMORPG「コンチェルトゲート フォルテ」を開発していた会社としても，4Gamerの古くからの読者なら聞き覚えのある会社だろう。

　コンチェルトゲート フォルテは，2010年秋に実施された「コンチェルトゲート フォルテ　〜ローゼンベルク学園と7つの世界〜」アップデートに合わせて，現在の開発会社リズへと開発元が移管されており（関連記事），今回の自己破産によってプレイヤーに影響が及ぶことはとくにないものと考えられる。
　とはいえ，クロスゲートやその続編のコンチェルトゲートの土台を作り上げてきた開発会社がなくなってしまうのは，なんとも悲しい限りだ。