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近代都市でクリーチャーと戦うMMORPG「The Secret World」。ついにスクリーンショットが公開され,内容の一端が明らかに
「The Secret World」公式サイト
The Secret Worldは,ニューヨークやロンドン,ソウルといった実在する現代の都市を舞台に,普通の人々には神話や空想でしか知られていない異形のクリーチャーどもが実はひっそりと息づき,我々の住む世界への侵略を狙っているというバックストーリーを持っている。
2007年5月に本作の開発を発表して以来,ほとんど表に出てこなかったゲームの内容だが,先日9月7日のアートワーク,ムービー公開に続き,ついにスクリーンショットが公開された。
このページに掲載したものがそれだが,実はこのスクリーンショット,9月4日から6日にかけてアメリカのシアトルで開催されたゲーム&コミックイベント「Penny Arcade Expo 2009」(通称,PAX)において発表されていたもの。だが,会場以外での公開は禁止になっており,本日になってようやくその禁令が解けたというわけだ。
残念ながら,これらのスクリーンショットがゲームのどういう状況なのかといったことは不明だが,満月の夜の自動車スクラップ置き場に狼のような獣のクリーチャーがいたり,コンクリートの塊でできた巨大なゴーレムのような怪物に日本刀やショットガンで立ち向かおうとしている人物がいたりと」,どれも興味深いものばかりだ。グラフィックスもかなり美しく,Age of ConanでDirectX 10対応のMMORPGを作り上げたFuncomだけのことはあると思わせる(ローンチには間に合わなかったけど……)。
なおゲームの公式サイトでは,スクリーンショットに併せて新たな情報も公開されている。
それによれば,ゲーム内のロケーションとしては,すでに挙げられていたニューヨーク,ロンドン,ソウル以外にエジプトの名前が出てきている。また,職業やレベルといった概念のないキャラクターシステムで,刀や銃,マーシャルアーツ,魔法など,さまざまな方法を駆使する,かなりアクション性の強い戦闘となるとのこと。さらに,プレイヤーによる組織の編成が可能で(ギルドのようなものだろうか?),その組織では独自の秘密基地を持って内部を自由に装飾できることなどが挙げられている。
まだ情報は少ないとはいえ,欧米産MMORPGの好きな人にとっては要注目の作品であることは間違いない。
ちなみに公式サイトには「Initiation Test」という,プレイヤーが設問に答えていくというコンテンツがあるのだが,この質問の答えの組み合わせ如何によって,本作のβテスト参加権がもらえるらしい。すでに5万人以上がチャレンジしているとのことなので,自信のある人は試してみよう。
- 関連タイトル:
Secret World Legends
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