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NHN Japanが,ハートフルファンタジーMMORPG「Legend of LUNA」の日本サービスを発表。ハンゲームで11月からテスト開始
韓国では2007年12月7日からLUNA Onlineとして正式サービスが開始されている「Legend of LUNA」(邦題)は,韓国のデベロッパEYA INTERACTIVEによって制作された。昨年6月には4Gamerでもプレイムービーを掲載(関連記事)しており,記憶に残っている人もいるかもしれない。また,同9月にはCDC Japanが「Gem Fighter」の日本サービスを展開する記事の中でも少し触れており,同じくCDC GAMESによるパブリッシングを予定と伝えていたのだが,今回改めてNHN Japanが日本での独占提供権を取得しサービスが決定したということになる。
現在,韓国での正式サービスに加え,今年に入ってタイでも正式サービスが開始されており,なかなかの人気を博しているようだ。
日本での本作のサービス開始時期は2008年中を予定しており,サービス形態は基本料金無料でアイテム課金制だ。11月20日にはハンゲームでのプレオープンテストの開始が予告されており,11月4日からハンゲームの会員制度「クラブハンゲーム」を通じて参加募集が行われるので,興味を持った人は登録しておこう。
では,簡単にだが本作の特徴などを見ていくことにする。
見た目だけじゃなく内容でもハートフルに
農場経営は,5人のプレイヤーで成り立つファミリーによって行われ,家畜を飼ったり,栽培を行ったり,時にはモンスターと戦ったりしながら農場を大きくしていく。農場が大きくなることで,どのような恩恵があるのかは分かっていないが,本作が重視しているコミュニケーションの手段として中心に存在している。
結婚に関しては,現状ではどのような流れで結婚が行えるのかというのは分からないが,韓国ではマッチングシステムというものが導入されていて,デートをするように一緒にダンジョンに出かけるというシステムがあるという。現段階では,このシステムが実装されるかどうかは不明だが,結婚に関わる何かしらのイベントなどが実装されることは間違いないだろう。
コミュニケーションといえば,本作には表情豊かな「エモーション」が用意されている。エモーションの表現方法も複数あり,頭の上に飛び出すアイコンによる表示を行う「エモーション アイコン」のほか,チャット入力で特定の顔文字などの文字列を入力すると表情が変わる「フェイシャル エモーション」,流行のダンスが踊れる「ダンスモーション」などがあり,見た目でコミュニケーションが楽しめる。
ハートフルといえば,やはり“ほんわか”とした雰囲気だろう。キャラクターの外見や風景からでもそういった雰囲気は伝わるが,そのほかにも雰囲気をかもし出す部分として,闘うモンスターが幾通りかの“セリフをしゃべる”というものがある。実際にどのようなセリフなのかはまだ分かっていないが,か弱いスライムが戦闘中にリアクションするとか,強そうなガーゴイルがおちゃめなセリフを発したりとか,いろんなことが想像できる。
キャラクターの雰囲気を作り出すものとしては,装備品の見た目というものも大事だ。本作はすでに韓国で1年近くサービスされていることもあり,登場するアバター衣装アイテムはすでに豊富に揃っている。ごく一般的なファンタジーMMORPGらしい装備品のほかにも,実在する民族衣装をあしらったものなど,すでに数百種類あるとのことだ。とくにアバター的な部分はハンゲームならではの強みを生かして,ハンゲームのほかのタイトルと連携したようなものの登場も企画しているという。
アバター衣装に関しては,メインコンテンツのハンゲームでの実績もあることだし,今後さまざまな衣装が登場することが期待できる。本作の世界でのんびり過ごしたり,衣装を着飾ったりというのもいいかもしれない。
気になる日本版の開発進度は,韓国版の半年遅れ程度まで追いつくようで,ある程度熟成された形でさまざまな新要素が日本版に登場することになる。これから,βテストまでの間に,どのような情報が出てくるか楽しみに待つことにしよう。
また,本作の雰囲気を確認できるムービーも合わせてUPしておく。こちらは,韓国版のテスト風景を集めたものだが,コミュニケーションで使用するエモーションや戦闘シーン,風景などを確認できる。さまざまな個性的な衣装なんかにも注目してほしい。
### 以下,リリースより ###
〜 ハンゲームで2008 年11 月からテストを開始 〜
『Legend of LUNA』は、プレイヤー同士がコミュニケーションを楽しむための仕組みが満載の3D タイプのMMORPG です。転職、ギルド、生産システムなど、MMORPG としてのゲームシステムが豊富にあることはもちろん、プレイヤー同士が家族になり、ゲーム内で農場の運営や特別なクエストなどに挑戦できるファミリーシステム、チャットの内容でプレイヤーキャラクターの表情が変わるフェイスモーション、ブレイクダンスなどの動きを忠実に再現したダンスモーションなどプレイヤー同士が楽しく交流できるツールを豊富に用意しています。
既にサービスを開始している韓国では100 万人を超えるプレイヤーがゲームプレイを楽しんでおり、アメリカ、台湾、タイなど海外での展開も積極的に行われています。
NHN Japan は、インターネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」にて11 月20 日(木)にプレオープンテストを開始、その後オープンサービスを経て、2008 年中に有料アイテムの販売を開始する予定です。プレオープンテストへの参加者募集は「ハンゲーム」の会員制度「クラブハンゲーム」を中心に11 月4 日(火)から実施する予定です。
NHN Japan では、この度の新タイトル導入を通し、ハンゲームで提供するゲームタイトルのラインナップ充実によるお客様の満足度向上を図るとともに、EYA Interactive 社の協力の下、両社のオンラインゲーム事業におけるノウハウを最大に活かし、日本での『Legend of LUNA』サービスの成功を目指します。
なお、今後のスケジュール、及びビジネスモデル等に関しては、後日発表致します。
※韓国では「LUNA Online」の名称でサービス提供中です。
■ゲーム概要
タイトル名: 『Legend of LUNA』(邦題)
プラットフォーム: Windows(R)
ジャンル: MMORPG
運営: NHN Japan 株式会社 (ハンゲーム)
開発: 株式会社EYA Interactive
料金形態: プレイ料金無料、アイテム課金
サービス日程: 2008 年11 月20 日(木)プレオープンテスト開始予定
■ストーリー
遠い昔、神・カオスが作り出した世界はいくつかの種族に支配されていた。分け合うことを知らない種族たちはお互いに争いを始め、中でも力のみを信奉する魔族が台頭した。他の種族に魔族を止められるものはなく、その過酷な支配を受け入れざるをえなかった。見かねた神々は、最強の戦闘種族ドラゴニオン族を誕生させて魔族の討伐に当たらせ、地上は平和を取り戻したかに見えた。
しかし、力で平和をもたらしたドラゴニオン族に対して魔族をはじめとした種族たちが長く従うことはなく、連合して抵抗を始めた。戦いで傷つき、力を弱めたドラゴニオン族は滅亡の危機に直面し、その王「ドラピア」は地上に平和をもたらす、という神々に課せられた使命を放棄して種族を守ることを決め、自らの住む大地を空に浮かべて争いの大地から切り離した。抵抗むなしくドラゴニオン族は散り散りになり、神々が二度と争いが起こらないよう、魔族の住む大地「デーレン」とそれ以外の種族の住む「ブルーランド」―かつてのドラゴニアの住む地―の2 つに世界を分け、ようやく平和が訪れた。
長い時間が過ぎ、いつのころからか「ブルーランド」が不思議な魔力に包まれ、時を同じくしておとなしかった動物たちが凶暴化し始めた。魔族の関与に思い至った神官「ルナ」から依頼を受けた冒険者は、魔力の出所を探し出し、封印するために旅に出る。
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