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カード収集要素を持つ新しいメタルスラッグ。韓国Dragonflyで「METAL SLUG ZERO ONLINE」について聞いてみた
今回,本作についてWIZHANDSのProject Director Seony oh氏と,同社広報 Lee Seung Il氏から話を聞けるとのことで,G★2008閉幕後にDragonflyを訪問,いろいろと話を聞いてきた。
■オリジナルのテイストを再現したステージ構成
しっかりとオリジナルのテイストが残されつつ,3Dグラフィックスでの横スクロールアクションが楽しめるわけだ。なお,ボス戦や特別なステージでは縦スクロールでのアクションになるとのことだ。
■ミッションをクリアしながら,いくつかの都市を巡る
このほかゲームモードとして,何も考えずにアクションシューティングが楽しめるミニゲームが用意されていたり,オンラインでの対戦要素として,専用マップでのSLUG対戦を検討していたりするとのことだ。また,まだ企画の段階だが,8〜10名でプレイできる特別なステージを用意したいという。
■カードを収集するための“メタルブック”は成長していく
メタルブックは,特定のカードを集めることで成長し,収集できる枚数が増えるという成長要素を持っている。また,メタルブックに特定のカードが収まっていないと入れない都市や,プレイできないミッションもあるそうだ。
これらのカードは,ステージクリアの報酬として入手できるほか,ゲーム内の商店でも購入できる。
また,有料アイテムとして(すべてがカード化されているので当然だが)販売されるカードもあるという。ちなみに利用できるカードは消耗品とのことなので,使うタイミングをよく考える必要がありそうだ。
続いて現在の開発状況について聞いてみたところ,まだαバージョンの段階とのことで,2009年上半期にクローズドβテストを実施したいという。ちなみに,プレイヤーキャラクターについては,基本となるキャラクター4体がまず用意されており,その後に6体くらいのキャラクターを時間を置いて徐々に発表/追加していく予定。
また,「こちら」の記事で公開されたグローバルコミュニティサイトで,日本語版が登場する予定だと伝えられていたことからも分かるように,日本での展開についてはもちろん考えているとのことだ。今回の取材では,日本のプレイヤーにはどのような要素が好まれるのでしょうか,といった逆質問を受けるなど,日本展開へ向けて前向きな姿勢も感じられた。
まだ構想の段階のものも多いようだが,原作を大切に考えて制作しているという本作。メタルスラッグファンの期待どおりのオンラインゲームになるのか,今後の続報に期待したいところである。
- 関連タイトル:
METAL SLUG ZERO ONLINE
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