連載
【ドラネスNavi 4Gamer.net版】第7回:2人で挑む新ダンジョン“メビウス”に注目。KOKIAさんとのタイアップ曲も作られた「外伝. コードネーム:ゼロ」を紹介
「ドラゴンネスト」公式サイト
今回の「外伝. コードネーム:ゼロ」は,2012年11月に実施された「外伝. デザートストーム」に続く,主にサイドストーリーに焦点を当てたアップデートだ(関連記事)。
ちなみにこの新曲のタイトルは「Battle of destiny」で,アップデート実施日と同日の2月20日にCDがリリースされている。ゲーム内アイテム“聖竜尾”のシリアルコードと,KOKIAさんがゲーム内でボイス役を担当したNPC“ニャンニャン”のぬいぐるみの,プレゼント応募券も封入されている。
「Battle of destiny」特設ページ
壊れゆく未来からやってきたジャスミンの恐るべき計画
外伝ストーリー「時の包囲網」が展開
今回のアップデートでは,リバーワート船着場に「テル・ローサ街道」へ続くゲートが追加。ここから,「テル・ローサ」「アルヌート渓谷」「占拠された古代寺院」の3ステージへ行けるようになった。各ステージの入場条件はキャラクターレベル50以上(アビスはレベル60以上)だ。
これらの地域において,NPCジャスミンを中心とした新たなストーリーが繰り広げられる。彼女は“破滅が待つ未来”を救うべく,未来からやってきた人物だが,彼女のやり方は,(ゲーム内における)現代人にとって到底受け入れられるものではなかった。“デザートストーム計画”に続く彼女の恐るべき計画を,プレイヤーは目のあたりにすることになるのだ。
●追加ステージ「テル・ローサ」
●追加ステージ「アルヌート渓谷」
●追加ステージ「占拠された古代寺院」
2名で繰り返し挑戦できる新形式のダンジョン
「残影の時空間:メビウス」が登場!
このようなバックグラウンドストーリーで,今回新たに導入されたコンテンツが「残影の時空間:メビウス」だ。
メビウスは,レベル60以上のキャラクターが2名のコンビで挑戦するという,新しい形のダンジョンである。2名という人数は新鮮だが,もう一つの大きな特徴は,内部の各ステージが,挑戦するたびにランダムで構成されるという部分。ドラゴンなどのボスモンスターが次から次へと登場し,密度の濃い攻略が楽しめるようになっている。
各ステージで待ち受ける敵を単に倒せばいい……というわけはない点が,メビウスのユニークなところ。メビウスの各ステージには“シンクロ”と呼ばれる条件が設定されており,これを満たすことで,報酬品のグレードが上がるという仕組みなのだ。たとえば「3分以内にボスを倒す」「複数のモンスターを同時に倒す」「ステージ内のギミックを利用する」「味方NPCを守る」などといったシンクロ条件が存在する。
最後の第4ステージにはボスが待ち受けており,マンティコア(2体同時),ケルベロス(2体同時),さらにはグリーンドラゴンやシードラゴンまでもが登場する。もちろん,モンスターの強さは調整されているものの,2人で倒すのはかなり難しそうだ。
普段のプレイとは異なるコンビプレイということで,クラス構成の相性を研究する必要がありそうだ。ちなみに各ステージのクリア時には,HP/MPが全回復するフルーツバスケットがドロップする。プリースト等の回復系クラスがいないと厳しいように思うかもしれないが,どちらかというと,色々なクラス構成で気軽にチャレンジできるようになっている。
気になる報酬に関してだが,レベル60向けのエンドコンテンツだけあり,豪華なラインナップとなっている。中でもユニーク系のアクセサリ,特殊スキル紋章,メビウスの紋章は大きな注目を集めそうである。ちなみにこれらのマジックアイテムは,付随する特殊効果のパラメータの幅が(ある程度)ランダムになっており,僅かでも良い性能の品を求め,繰り返しトレジャーハントが楽しめる。
取材中,ドラゴンネスト 運営チームの河野相基氏と山本高勝氏に,本作の近況などを聞いてみたので,最後に軽く紹介したい。
ちょうど本稿の取材を行った2月中旬,日本で初めて“イエロードラゴン”が討伐されたとのこと。見事討伐に成功したのはバルナックサーバーのパーティだ。イエロードラゴンが実装されたのは韓国や中国よりも後で,実装日からの計算では世界最速での討伐となる。しかも日本版は,最初から難度が高く設定されているので,河野氏と山本氏はかなり驚いたそうだ。
カーリーの新クラスやイエロードラゴンだけでなく,ストーリー面においてもアップデートが行われた「ドラゴンネスト」。これまでのインタビューでもお伝えしているように,今年はPvPに関するテコ入れが行われそうなので,当連載でも今後,対人戦に関する特集を組むかもしれない。今後のアップデート計画についても,情報が入り次第すぐに紹介するので,プレイヤーは楽しみにしていてほしい。
- 関連タイトル:
ドラゴンネストR
- この記事のURL:
キーワード
Published by NHN hangame Corp.
(C)EYEDENTITY GAMES Inc. All Rights Reserved.