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DHARMAPOINT,軽量のPC向けワイヤレスヘッドセット「DRTCHD12RFBK」を2012年1月下旬に発売
DHARMAPOINTは,当時のシグマA・P・Oシステム販売からクラストへ移管されたときに,「DHARMA TACTICAL HEADSET(DRTCHD12BK)」(以下,DRTCHD12BK)をベースとしたワイヤレスヘッドセットの市場投入を予告していたが,ついにその製品が市場投入されるわけだ。
DRTCHD12RFBKが持つ最大の特徴は,DHARMAPOINTが「“いつもの”とは違う」と謳うワイヤレスコントローラの搭載によって,16bit/48kHzのサウンドを圧縮なし,かつ「圧倒的な低遅延で」(※リリースより原文ママ)転送できるとされている点だ。
接続に,USBトランスミッタ兼レシーバを介した2.4GHz帯を用いている点は一般的なワイヤレス接続型周辺機器と同じだが,ほかの機器と共存するなかでも高い安定性でリンクを保ち,会話が途切れることがないよう配慮しているという。また,クリックノイズやポップノイズの発生も最低限に抑えられていると,DHARMAPOINTはアピールしている。
なお,電源ボタンやマイクミュートスイッチ,ボリューム調整用のダイヤルは本体左側エンクロージャ部に並んでいる。序盤でも述べたとおり,本体そのものの基本仕様はDRTCHD12BKと同じ。40mmスピーカードライバーが,密閉型のエンクロージャに収まっている点や,設置自由度の高いブームマイクを搭載する点などは基本的に,ワイヤードタイプの従来製品から変わっていない。
総じて,決して高すぎない価格と軽量さが注目に値するといえ,市場にこれまでなかった選択肢として注目を集めそうだ。気になった人は,2012年1月下旬に向けて,予算を確保しておいたほうがいいかもしれない。
DHARMAPOINTのDRTCHD12RFBK製品情報ページ
●Dharma Tactical Headset Wireless(DRTCHD12RFBK)の主なスペック
- 基本仕様:USB接続ワイヤレスタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約230g(単四形ニッケル水素充電池×2を含む)
- ケーブル長:−
- 接続インタフェース:USB
- 搭載ボタン/スイッチ:電源ボタン,ボリュームコントロールダイヤル,マイクミュート
- 使用周波数帯域:2.4GHz帯
- 到達距離:最長約10m(※ただし「見通し」とされる)
- 変調方式:GFSK
- データ転送速度:最大5Mbps
- 連続使用時間:約10時間(※付属の単四形ニッケル水素充電池×2。他社製充電池も利用可能)
- 主な付属品:交換用マイクスポンジ
- 対応OS:未公開(※「USB端子を持つPC/AT互換機」に対応とされる)
- メーカー想定売価:8980円(税込)
- 発売予定時期:2012年1月下旬
- タイプ:密閉ダイナミック
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:98dB±3dB
- スピーカードライバー:直径40mm,ネオジムマグネット
- タイプ:コンデンサ
- 周波数特性:70Hz〜16kHz
- 感度:-47dB±3dB@1kHz(0dB=1V/u bar)RL:2.2k
- インピーダンス:680Ω
- S/N比:未公開
- 指向性:未公開
- ノイズキャンセリング機能:未公開
- 関連タイトル:
DHARMAPOINT
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