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Microsoft,10キーを本体の左右に付け替えられるゲーマー向けキーボード「SideWinder X6 Keyboard」を発表
Microsoftいわく,「ゲームのために,普段使っているキーボードとは別に,ゲーム用キーボードを使うというのを,ユーザーは望んでいない」。一般的なPC用途とゲーム用途,両方のニーズを満たすため,このような設計にしたという。もちろん,10キーユニットを利用しないことも可能で,この場合には最大12個(×3パターン)のマクロを登録できるコンパクトキーボードとしても利用可能だ。
また,SideWinder X6 Keyboardでは,ゲーマー向けとされる機能がいくつか用意されている。一部,詳細がよく分からないものもあるが,順に紹介してみたい。
- Cruise Control Feature:特定のキー,あるいは動作を割り当てたキーを押さえ続けなくても,特定の操作をし続ける機能
- In-game macro record button:ゲーム中にその場でマクロを登録できるボタンにより,アクションやテキストチャットなど,特定のキー操作を登録できる機能。マクロはPC側のHDDに保存されるため,ほかのプレイヤーと容易に共有できる
- WASD Gaming keys:[W/A/S/D]キーは,プレイヤーから向かって手前側に光が漏れるようになっており,視認性が高められている
- Quick-Launch key:一発でWindows VistaのGames Explorerを起動するボタン
また,SideWinder X6 Keyboardでは,キーの“底”部分にバックライトが埋め込まれているのも特徴。Microsoftの調査によると,ゲーマーは薄暗い部屋でゲームをプレイすることが多いため,「赤いバックライトは標準のキー,飴色のバックライトはプログラマブルなキー」と,2色に分けて光らせることで,薄暗い環境でもキーを判別しやすくなっているという。
バックライトの明るさは,本体に用意されたダイヤルによって制御できるとのこと。また,スピーカーやヘッドフォンなどのボリュームを調整するためのダイヤルも,バックライト調整用ダイヤルの隣に用意されている。
米国では2008年9月に,79.95ドルで発売予定とされるSideWinder X6 Keyboard。日本国内向けには,日本語キーボード化作業があると思われるので,もう少し時間はかかるはずだが,それでも年内には発売されるのではなかろうか。期待して待ちたいところだ。
北米では,SideWinder X6 Keyboardと同じ9月に,59.95ドルで発売予定となっている。
Microsftのニュースリリース(英語):
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008
/aug08/08-20SwitchableKeyPadPR.mspx
SideWinder X6 Keyboard紹介ページ(英語):
http://www.microsoft.com/hardware/gaming/productdetails.aspx?pid=102
SideWinder X5 Mouse紹介ページ(英語):
http://www.microsoft.com/hardware/gaming/productdetails.aspx?pid=101
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