西部劇風スチームパンク。Codemastersが新作「Damnation」を発表

　Codemastersが，アメリカ西部時代にインスピレーションを受けたSFシューティングアクション「Damnation」を発表した。開発を手掛けるBlue Omega Entertainmentは，アメリカのメリーランド州でアートハウス系映画を制作してきた会社で，ゲーム開発はこれが初めてとなる。PCほか，PLAYSTATION 3とXbox 360用のものが，2008年末にリリースされる予定だ。

　Damnationは，登場人物の衣装や荒野に建つ教会などが西部劇風ではあるが，現実の西部劇より派手なスチームパンク系の武器で戦う，ハイテンポなアクションだ。
　「平面には数マイル，高さは数千フィート」という広大なマップを，オートバイやバギーなど，さまざまな乗り物を使って移動できる。


　三人称視点のスタイルで，プレイヤーは銃撃ばかりでなく，ロープを伝ったり壁につかまったりしながらの「縦方向」のアクションが豊富に用意されており，スムースで多彩なアニメーションがウリの一つとなっている。もちろん，敵もさまざまな方向から攻撃を仕掛けてくるため，気の抜けないスリリングなゲームとなるだろう。
　公式サイトは立ち上がっているものの，「Coming Soon」の状態で，本作についての詳しい情報はまだ出ていない。武力を独占してしまった武器商人の一派が世界を掌握するために活動を開始し，主人公ロークがそれを阻止する役目を担うというようなストーリーになりそうだ。マルチプレイモードもあるようだが，詳細は不明である。

　Codemastersは2008年から販売会社として急速に拡大をしているが，このDamnationは年末向けのアクションゲームとして期待がかかる。詳しい情報が分かったら，あらためてお伝えしよう。