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[iPhone]手のひらの上で街づくり。都市建設シム「SimCity」がついに登場
4Gamer読者ならば,本作の元になっているシムシティシリーズの名前は目にしたことがあると思うが,ご存じないという人のために簡単に説明しよう。
シムシティシリーズは,ゲーム界の重鎮,ウィル・ライト氏の代表作の一つ。プレイヤーは市長となり,市民の生活に必要となるさまざまな施設を用意することで,より住みやすい街を作り上げていく。
同シリーズでは,マップ上のマス目を「住宅地区」「商業地区」「工業地区」のいずれかに設定し(塗り分け),それぞれを道路で結ぶことで,各地区を機能させる方式が採用されている。
人々が幸せに暮らせる街を作るには,3地区の配置や,広さのバランスを考えることが重要。住宅があっても,商業が盛んでなければ人は住みつかない。また,人々が暮らすためには働く場となる工場が必要だが,工場が多ければ環境が汚染され,住みにくい街になってしまうのだ。
また,人々が安心して生活できるよう,警察署や消防署,公園を用意したり,楽しみを得るための娯楽施設を造ったりする必要もある。
街の収入を左右する,税率の決定も大事な仕事だ。税率を高くすれば収入は増えるが,支持率が落ち込み,人々の街離れが起きてしまう。かといって税率を下げれば収入が減り,思うように開発できなくなる恐れがある。
このように,街のさまざまな点に気を配り,徐々に発展させていくことが本作の醍醐味なのだ。
iPhone/iPod touch版SimCityには,当然ながら,タッチスクリーンを用いたインタフェースが採用されており,指でマップをスクロールしたり,2本の指でピンチすることで画面を拡大縮小したりといった具合に,直感的に操作できる。掲載したスクリーンショットからも分かるように,グラフィックスは緻密に描き込まれており,人々の生活ぶりを眺めているだけでも楽しめるだろう。
日本語にローカライズされているほか,チュートリアルも用意されており,シムシティや都市建設シムにあまり馴染みがないという人も,安心して楽しめそうだ。
いつでも好きな場所で,街づくりの醍醐味を味わえる本作は,幅広い層のiPhone/iPod touchユーザーにオススメの一作である。
「SimCity」紹介ページ(iTunesが起動します)
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