このゲームの読者の評価
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伝説の妖精が再び舞う 80 - 投稿者:Senpong(男性/40代)
- 投稿日:2008/11/04
- 良い点
- ・伝説的名作『シルフィード』シリーズの正当なる続編
・宇宙空間をメインにした完全3Dスクロールシューティング
・全方位に群がる膨大な数の敵機とのバトル
・必殺技やマニューバの採用で戦略性も爽快感もアップ - 悪い点
- ・操作が難しく、慣れるには時間がかかる
・以前までのシリーズとは大きく異なるゲーム性は、オールドファンにも受け入れられるかは疑問
・難易度はやや高め - 総評
- PCやメガCDでリリースされ、当時では珍しかった(擬似ではあるが)3Dスクロールシューティングとして、人気となった『シルフィード』シリーズ最新作。
次世代機のマシンパワーで、ついに完全3Dスクロールを実現し、未来の空中戦を堪能できるようになった本作は、以前のシリーズとはもはや別物。
前作のようなゲームシステムを予想していた人は、その変わりっぷりには驚かされることであろう。
個人的には、今の時代に適したゲームを考えるならば、これが正当な進化であると思える。
操作感覚は、バレルやロールを駆使する、よくあるフライトシュミレータ系なのだが、宇宙空間が主な舞台になっているため360°全方位が戦場。さらに現れる敵機の数が半端ではなく、文字通り画面を埋め尽くさんばかりだ。
そこで展開される戦闘は、スターウォーズの(宇宙だが)空中戦を彷彿とさせ、この手のスペースオペラ好きにはたまらない興奮をもたらせてくれるだろう。
システムとしては、目標物に対しロックオンし続けるものや、ロックオン対象物との相対速度を一定に保つもの。また、特徴的な「マニューバ」とよばれるものを使った移動で、一瞬にして平行移動や180°ターンが可能になるものなどももあり、充実しているといえる。
だが、できることが多すぎて、かえって何をすればいいのかわかりづらく、操作の複雑化を招いているのも確かで、自機を自由自在に動かせるようになるには、熟練を要することになるであろう。
また、宇宙空間戦闘ものにはありがちなのだが、ものすごく遠くにいる敵機にロックオンが合ってしまっても、距離感がつかみづらいことから、不必要に追ってしまうことがよくある。これには、ロックオンした相手との距離も画面に表示されるのだが、画面に表示される情報量が多すぎることが原因だろう。
ロックオンの対象変更をボタンで行うのだが、敵機の数が多いことも相まって、中々狙い通りにロックオンできないのもストレスがたまる要因となる。もう少し、直感的に操作できるようであるとよかったかもしれない。
その昔メガCD板で遊んだ身としては、この劇的な進化に驚きもしたが、慣れてきさえすれば、多数の敵機を叩き落す爽快感に心奪われるようになった。
シナリオもグラフィックも比べ物にならないほどにパワーアップした、新世代のシルフィードが我等の前に再び舞い降りたことをここは素直に喜びたいと思う。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 4 4
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