このゲームの読者の評価
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『ロックマン』の新しい可能性を感じさせる意欲作 85 - 投稿者:焼きおにぎり(男性/30代)
- 投稿日:2008/10/08
- 良い点
- ・前作『ロックマンゼクス』から加わった“トランス・オン”システムが面白い。従来のシリーズのように、ボスキャラが使ってくる特殊攻撃をコピーするのではなく、ボス自身に変身するため、最初は少し違和感があった。しかしこのトランス・オン、実際良く出来たシステムで、ちゃんとボスキャラの攻撃はチャージ攻撃が可能だったり、戦うボスによってはトランス・オンが重要な戦術になったりする。操作に慣れれば、好きなボスキャラでステージ攻略に挑むという遊び方ができるのも、非常に魅力的だ。
・しっかりと作られた世界観も魅力のひとつ。人間とレプリロイド、生身の体と機械の体……。2つの存在が共存していくために成立した組織や法律など、緻密に練られた物語がゲームへの没入度を高める。前作と同様、2人の主人公にそれぞれ専用のエピソードが用意されているのも嬉しい。また、前作の主人公が登場するなど、ファンをニヤリとさせる演出も多い。まだまだ発展性のありそうなシリーズなので、続編への期待も膨らむ。
・登場キャラクターがとにかくよくしゃべる。主人公の2人はもちろんのこと、脇役やボスキャラにもふんだんにボイスが用意されている。随所に挿入される美麗なアニメーションムービーも完成度が高く、かなり楽しめる要素となっている。キャラクター色の強い作品なので、プレイする程に感情移入が強くなり、グイグイと物語に引き込まれて行く。 - 悪い点
- ・トランス・オンするボスキャラを選ぶのに手間がかかる。後半ではトランス・オンを多用するため、あらかじめ自分の変身したいボスキャラをショートカットコマンドなどで登録できると良かった。
・自分の行きたいポイントまで移動するのに、手間取ることが多い。一定区間ごとにワープポイントがあるとはいえ、設置場所が微妙だったりするので、少々煩わしく感じる。
・下画面に表示されるマップが見にくいのが残念。エリア間の繋がりなどが分かりにくい。ワープポイントなど、主要な施設がある部分にはアイコンが表示されるが、そのアイコンに対する注釈のようなものも欲しかった。 - 総評
- 程よい難易度で遊びやすいゲーム。イージーモードはかなり甘めな設定がされているので、アクションが苦手な人でもサクサクプレイできるだろう。その分、ハードモードの難易度はかなり高いので、コアなゲーマーにオススメだ。年齢を問わず楽しめる良作。
- プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 3 5 4
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