プレイレポート
臨場感溢れるゲーム展開が魅力。エヌ・シー・ジャパンが開発を進める本格派オンライン麻雀,「雀龍門」のプレイレポートを掲載
静止画像で見ると中途半端にリアルで気持ち悪いかもしれないが,実際の動きはスムース。ゲーム進行の邪魔にもならない |
※開発中につきゲーム画面および仕様・名称等は変更となる場合があります
雀龍門のオンライン対戦は,各プレイヤーが有する「雀珠」を賭けて行われる。現在,用意されているモードは以下の四つで,それぞれ東風戦と半壮戦を選択できる。ただし,「チュートリアル」のCPU対戦は東風戦のみとなっている。
●チュートリアル
雀龍門に限らず,麻雀全般を基礎から学べる。また,CPU3人と対戦するシングルプレイも可能。
●友人戦
参加プレイヤーをフレンドなどに限定した4人対戦モード。ルールをカスタマイズできる反面,雀珠を賭けることはできない。
●交流戦
オートマッチングによる4人対戦モードで,少量の雀珠を賭けて行う。経験値の獲得および戦績の更新はされない。
●公式戦
雀龍門の中核コンテンツ。オートマッチングによる4人対戦モードで,多量の雀珠を賭けて行う。また試合の順位や点数の収支に応じて経験値を獲得し,級位/段位が上がっていく。
配牌のあとのドラめくりでも,バッチリ手のモーションが入る。結構な頻度で手の動く場面が見られる |
加えて,ドラや役牌を切ったときには捨てゼリフっぽいボイスが流れるなど,サウンド面の演出もなかなか面白い仕上がりだ。今回は,男性のボイスしか実装されていなかったようだが,女性ボイスの準備ももちろん進めているという。
また臨場感といえば,今回のデモプレイでは牌をツモってから切るまで,あるいはポン/チー/カンで鳴いてから切るまでの制限時間が,一律5秒に設定されていた。これが非常に切迫した雰囲気を生んでいるのだが,逆に実際の(コンピュータゲームではない)麻雀にさほど慣れ親しんでいない筆者にとっては,テンポが速すぎてついていけず,リーチなどの大事な局面で判断を誤ってしまうことが何度かあった。これについては「長考」用のアイテムなどで対応する予定とのことだが,全国の猛者が集まり切磋琢磨するであろう公式戦はともかく,初心者前提のチュートリアルやカスタムルールの友人戦では,プレイヤーが任意に設定できる仕様を望みたい。
点棒の移動もアニメーションで表示される。かなりスムースなので,ウッカリすると気付かないかもしれない |
点数計算はもちろんオート。短いプレイ時間だったが,とくにおかしなところは見受けられなかった |
役満の演出。このあと,画面中央に「国士無双十三面待ち」などの役名が大きく表示される |
今のところアイテムは,時計や指輪,タトゥー的なものなどが検討されている。手先を飾るものに限定されるため,企画が大変そうだ |
そのほか,点数計算やルールといった麻雀ゲームとしての基本システムについては,きちんとおさえられているように感じた。まあ,本格派を謳うオンライン麻雀ゲームにおいて,そうした点がしっかりしているのは当然であり,それ以上にアイテムの効能や,実際のオンライン対戦時の挙動などが気になるところ。そうした点を踏まえつつ,今後の動向に注目していきたい。
- 関連タイトル:
真・雀龍門
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