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「ペルソナ4」ならではのスタイリッシュな演出を,舞台でそのまま実現。「VISUALIVE『ペルソナ4』」,本番直前のゲネプロの模様とキャストのコメントを掲載
タイトルの「VISUALIVE」とは,脚本/演出の浅沼晋太郎氏と,映像演出の奥 秀太郎氏による“「視覚効果に特化したパフォーマンス」と「俳優の生の演技」とをスタイリッシュに融合させた,まったく新しいライブエンターテイメント”のことだそうだ。スタイリッシュな演出が魅力である「ペルソナ4」の世界観を,舞台で再現しようという試みなのだ。
公演スケジュールは以下のとおり。前売り券のほか,当日券も用意されている。
・3月15日(木) 19:00から
・3月16日(金) 14:00から/19:00から
・3月17日(土) 12:00から/17:00から
・3月18日(日) 12:00から/17:00から
・3月19日(月) 14:00から/19:00から
・3月20日(火・祝) 12:00から/17:00から
このうち,3月16日14:00から/19:00から,3月19日(月)14:00から/19:00からの各回では,公演後にキャストによるトークショーが行われる予定だ。また,このほかにもキャストによるお見送りや,メガネをかけている来場者全員にポストカードがプレゼントされるという「メガネデー」など,さまざまなスペシャル企画が用意されているらしいので,興味のある人は公式サイトを参照してほしい。
VISUALIVE『ペルソナ4』公式サイト→http://www.maql.co.jp/special/vlp4/
VISUALIVE『ペルソナ4』公式ブログ→http://vlp4.jugem.jp/
VISUALIVE『ペルソナ4』ツイッター→http://twitter.com/#!VISUALIVE_P4
舞台は,原作の一部をピックアップした物語になっており,具体的なゲーム内の時期としては7月,久慈川りせの加入直後から「ボイドクエスト」までのストーリーが描かれることになる。原作の一部とはいえ,オープニングで主要キャラクターやストーリーについての簡単な紹介も行われるため,原作を知らない人でも十分に楽しめるはずだ。
花村(左)と主人公 |
足立 |
巽 |
天城 |
堂島 |
里中 |
ちなみに今回の舞台では,「公演ごとに主人公の名前が変わる」という前代未聞の仕掛けも用意されている。主人公の名前は各公演の最初に“ある形”で発表されるのだが,これを意識しながら鑑賞すると舞台をより楽しめるはずだ。
ゲネプロの感想としては,視覚効果による演出の巧さもさることながら,“クマ”の再現度の高さが挙げられる。クマと久慈川りせについては,それぞれのオリジナルキャストである山口勝平さんと釘宮理恵さんが声をあてており,とくに着ぐるみで登場するクマは,動きのコミカルさも含めて非常に印象的だ。
ゲネプロの終了後,メインキャストである主人公役の馬場 徹さん,花村陽介役の前山剛久さん,里中千枝役の佃井皆美さん,天城雪子役の吉木りささんを囲んで,メディア合同の取材が行われた。各キャストによるコメントは以下のとおりだ。
馬場 徹さん(主人公役):
今回,毎回名前が変わるため――僕自身は大変じゃないんですけど,ほかの(キャストの)皆さんが大変な主人公役です。映像と合わせられるかどうか,初めてに近い状態でゲネプロをやってみたんですが,みんなで良いものを作ろうという一心で取り組みました。この作品が良いものになってほしいと思います。
前山剛久さん(花村陽介役):
今回僕は最年少なので,皆さんに食らいつこうと頑張っています。ゲネプロを終えた達成感とともに,今から本番なのでもう一度気合いを入れ直して頑張りたいと思います。
馬場 徹さん |
前山剛久さん |
佃井皆美さん |
吉木りささん |
佃井皆美さん(里中千枝役):
「ペルソナ4」という,すごくたくさんの方に愛されている作品ということもあるので,1か月近くの稽古の間,本当にみんな気合を入れて作り上げてきました。稽古の中で私達の絆もすごく高まった気がするので,それが「ペルソナ4」の中の良い要素となって,皆さんに感動していただけたらと思います。
吉木りささん(天城雪子役):
私はゲームやアニメが原作の舞台に出るのは初めてで――映像と戦う場面があったり,本当に「VISUALIVE」ならではの舞台でもあるので,不安もあります。それでも,アニメやゲームを超えられる,3次元ならではの迫力を皆様にお見せできたらと思っています。これから全公演を頑張ります!
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