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[TGS 2008#072]主人公御剣に異議あり? 「逆転検事」に逆転裁判2から狩魔 冥が登場
舞台版「逆転裁判」は,以前お伝えしたとおり,2009年2月5日(木)〜2月15日(日)に宝塚バウホール,2009年2月24日(火)〜3月2日(月)に日本青年館において上演される。また,主人公の成歩堂龍一ことPhoenix Wright役を演じる宙組男役の蘭寿とむさんからのビデオメッセージも上映された。
また,舞台版逆転裁判には,オリジナルの新キャラクターが登場することが,松川氏の口から明らかにされたので,ファンは上演の詳細が明らかにされる日を楽しみに待とう。
その途中,証人喚問という形でプロデューサーの江城元秀氏,ディレクターの山崎 剛氏,キャラクターデザイナーの岩元辰郎氏の三人が登場。逆転検事についての開発経緯などを話した。
プロデューサーの江城元秀氏 |
ディレクターの山崎 剛氏 |
キャラクターデザイナーの岩元辰郎氏 |
逆転検事は,逆転裁判シリーズの世界観を使って“違うもの”を作りたいという思いからスタートした作品で,当初はムービーで上映された「逆転刑事」という案もあったそうだ。逆転裁判は法廷で証人の発言などの矛盾にツッコムという“法廷バトル”だったが,今度は事件現場に舞台を移し,現場の矛盾にツッこむことがメインになるのが大きな違い。現場検証で得たさまざまな情報をつなぎ合わせて推理を完成させる“ロジックシステム”が本作のウリとなる。
次にキャラクターデザインの話に移り,新キャラクターの一条美雲は「かわいくて元気なドロボウ(和風)」というコンセプトだったとのこと。よく見ると,美雲の髪型はちょんまげっぽかったり,髪留めが刀の柄飾りっぽかったり,衣装が唐草模様だったりと,確かに“和”なイメージだ。また,ブーツも実はよく見ると足袋をモチーフにしたデザインになっている。
そして新情報として,逆転検事に登場する新キャラクターの存在が明らかにされた。シリーズ経験者なら「待ってました」といいたくなるであろうそのキャラは,「逆転裁判2」に登場した“狩魔 冥”。逆転検事版では新衣装で登場する。御剣とどのような絡みを見せるのか,楽しみなところだ。
逆転検事のTGS 2008最後のステージイベントは,10月12日の2:15PM〜2:45PMに開催される。特別法廷を見たい人は,カプコンブースを忘れずに訪れよう。
御剣の執務室をイメージした「逆転検事」試遊コーナー
体験プレイは15分が経過するか,現場に乱入してきた検事と推理をぶつけ合う“論戦”に入るところで終了となる。ちょっと物足りない気もするが,天才検事の御剣らしさが味わえる“ロジックの組み立て”も体験できる。ムービーでも明示されているので書いてしまうが,何よりの驚きは,体験版では冒頭で事件の犯人がいきなり判明することだ。ネタバレになるので詳細は割愛するが,気になる人はぜひ逆転検事コーナーを訪れてほしい。
「逆転検事」コーナーには,シリーズのファンには気になるオブジェが多数飾られている。過去の事件に関連した“検事・オブ・ザ・イヤー”の盾やトノサマンの人形などのオブジェは,ある意味捜査の障害となる“罠”かもしれない。
なお,会場で体験版をプレイした人には,特製手ぬぐいがプレゼントされる。タイホくんバージョン/美雲バージョンの2種類いずれかがもらえるのだが,なくなり次第配布終了となるので,ブースを訪れるならお早めに。
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逆転検事
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